マツダ 新型デミオディーゼル(MT)を本気(マジ)で購入検討しているライターによる新型デミオ 解説 -後編-/永田恵一(1/2)
- 筆者: 永田 恵一
新型デミオディーゼルで期待の「燃費」は果たして!?
※当記事は、前回の新型デミオ解説の「後編」となります。最初から閲覧したい方は「マツダ 新型デミオディーゼル(MT)を本気(マジ)で購入検討しているライターによる新型デミオ 解説 -前編-」をご覧ください。
ディーゼルターボ/6速MTの燃費は「30km/L」に到達する可能性も
ディーゼルターボの燃費に関しては、視点を変えた予想をしたいと思います。
実はデミオはガソリンタンクの容量がディーゼルターボの6速MTで「35リッター」、その他は「44リッター」なのです。44リッターと聞くと一見コンパクトカーにしては大きいかなと感じますが、その後に6速MTの35リッターを聞いてしまうと「小さい!」と感じることでしょう。
というのも、JC08モードの計測はシャシーダイナモ上で車重に応じた負荷を掛けて図りますが、負荷の境目の1つに普通のガソリンエンジンではないコンパクトカーの車重になりそうな「1,080kg」というのがあります。
最近では、レヴォーグの1.6リッターターボが航続距離1,000kmを謳っているように、航続距離1,000kmというのは燃費の良さの1つの証しでもあります。そこから推測して新型デミオのディーゼルターボも航続距離1,000km(計算上としても)を目指すとすると、JC08モード燃費は6速MTが「30km/L」、6速ATがMTと負荷が変わることも考慮して「26km/L」台なのではないかと予想します。
ちなみに、新型デミオのディーゼルターボ(6速AT)の車重は「1,130kg」ということで、6速MTの「1,080kg」と50kgもの差があります。50kgの差として思い浮かぶ要素としては、トランスミッションで20~30kg、ガソリン9リッターで約10kgまではすぐに浮かびますが、「残りの10~20kgは何なんだろう」と考えますが、現在の少ない情報では答えが出ない状況です。
購入を本気で考えている筆者としては、「ボンネット裏に代表される遮音材などではなければいいけど」と切実に思ってしまいますが・・・。
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