ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)

ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート/渡辺陽一郎
ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート ふたつの顔を持つ新型タント ダイハツ  新型「タント X ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート タントとタントカスタムが勢ぞろい ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート この角度から見ると四角いボディ形状がよく分かる ダイハツ  新型「タント X ダイハツ  新型「タント X ダイハツ  新型「タント X ダイハツ  新型「タント X ダイハツ  新型「タント X ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート ダイハツ  新型「タント X 画像ギャラリーはこちら

変わらないようで実は大きく変わった新型タントのディテール

ダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)]ダイハツ  新型「タントカスタム RS "SA"」[ボディカラー:ナイトシャドーパープルクリスタルメタリック(新色)]

「あまり変わり映えがしないなぁ」。ダイハツの新型軽自動車「タント」の外観写真を見て、変化が乏しいと感じた読者諸兄も多いのではなかろうか。私も同感です。

外観は「変わらない」というよりも「変えようがない」のだ。軽自動車だから、全長は3395mm、全幅は1475mmで拡大はできない。車内の広さで売れているタントである以上、全高も1750mmから低くはできない。ウインドーやボディパネルも可能な限り直立させないと、車内の広々感が削がれたり、外観で広さをアピールしにくくなる。となれば「変えようがない」。

それでも車内をさらに広く解放的にしようと、フロントウインドーの角度を先代型の49度から56度へ直立させた。開発者は「空力特性では不利だがチャレンジした」と言う。バンパーも空力対応で少しワイドになったように見える。

ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート

エアロパーツを備えた上級シリーズの「タントカスタム」は、メッキグリルの厚みを増した。先代型に比べて精悍さが削がれた半面、迫力は増している。ただし顔立ちがライバルの「ホンダ N BOXカスタム」に似てきたようにも思える。

遂に右側スライドドアを初採用

ダイハツ  新型「タント」 ピラーインドアダイハツ  新型「タント X "SA"」 「ミラクルオープンドア」+両側スライドドア

ボディの基本スタイルは同じでもドアの配置は変わった。先代型では右側の後席ドアはヒンジで支える一般的な横開き式だったが、新型タントは後部がスライド式。つまり左側と同じ形状になる。左側は先代型と同じくドアにピラー(ルーフを支える柱)をドア自体に埋め込んだタイプ。前後ともに開くと開口幅は1490mmに広がる。

いっぽう右側のピラーはホンダ N BOXや「スズキ スペーシア」と同様、ピラー内蔵型ではない。なので後席ドアの開口幅は595mmだ。N BOXの640mmには達しないが、スペーシアの580mmは上まわり、大人の乗り降りにも支障はない。

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ダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)] エクステリア・フロント正面ダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)] エクステリアダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)] エクステリア・サイドビューダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)] エクステリア・リアダイハツ  新型「タント X "SA"」[ボディカラー:ファイアークオーツレッドメタリック(新色)] エクステリア・リア正面
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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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