ダイハツ 新型 タント・タントカスタム 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)
公開日:
最終更新日:
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
変わらないようで実は大きく変わった新型タントのディテール
「あまり変わり映えがしないなぁ」。ダイハツの新型軽自動車「タント」の外観写真を見て、変化が乏しいと感じた読者諸兄も多いのではなかろうか。私も同感です。
外観は「変わらない」というよりも「変えようがない」のだ。軽自動車だから、全長は3395mm、全幅は1475mmで拡大はできない。車内の広さで売れているタントである以上、全高も1750mmから低くはできない。ウインドーやボディパネルも可能な限り直立させないと、車内の広々感が削がれたり、外観で広さをアピールしにくくなる。となれば「変えようがない」。
それでも車内をさらに広く解放的にしようと、フロントウインドーの角度を先代型の49度から56度へ直立させた。開発者は「空力特性では不利だがチャレンジした」と言う。バンパーも空力対応で少しワイドになったように見える。
この記事にコメントする