トヨタ新型「プリウス」早くも納期待ち無しで販売苦戦か?HV車が普通になり特別感薄れる(1/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
海外のハイブリッド車販売に大きな変化
海外でのハイブリッド車の売れ行きが変化してきた。今まで一番売れていたのは言うまでもなくアメリカだけれど、プリウスの台数を調べてみたら18万5千台と前年比10%も落ちた(2年連続ダウン)。新型プリウスの販売も伸び悩んでおり、すでに苦戦必至と言われ始めたほど。
アメリカのプリウスには日本で言う「アクア」と「プリウスα」も含むため、3車種合わせた台数で言えば日本の半分しか売れていないのだった。 アジアでも厳しい状況。タイは昨年9月に生産と販売を停止。中国は昨年発売した「カローラ/レビンハイブリッド」の売れ行きにイマイチ元気ない。
しかし、意外にもヨーロッパ市場が伸び始めている。「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」と「オーリス ハイブリッド」は、前年比で1.5倍くらい売れていると言うから驚く。
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