60プリウスをESBの無加工で取り付けられるボディパーツ「CLS-RM」シリーズでさらにスポーティに仕上げる!/ESB Vol.16

60プリウスの走行性能を落とすことなく、個性的なスポーティフォルムに仕立て上げるESBの「CLS-RM」シリーズ

ESB/CLS-RM

世界初の市販ハイブリッドカーとして、1997年に登場したトヨタ 初代プリウス。それから25年超の時を越えて誕生したのが、5代目となる60プリウスです。スポーツカーらしい低重心シルエットに、動力性能を高めたエンジン+モーターを搭載。ハイブリッドのスペシャルティカーとして、プリウスを新たな次元へと高めるモデルです。

そんな60プリウスの走行性能を落とすことなく、個性的なスポーティフォルムに仕立てたいならば、ESBがプロデュースするシリーズ「CLS-RM(シーエルエス・レーシングモディファイ)」は要チェックです。

CLS-RMから、次世代チンスポと呼ばれるフロントスポイラーに、純正サイドにフィットさせるサイドステップ、お尻を軽快に見せるリアアンダースポイラー、そして絞り込んで立ち上げるダックテールデザインのリアウイングの4点をラインアップ。すべて加工せずに取り付けられるボディパーツであることに加え、純正同等の地上高のため走行性能を落とさないことも大きな特徴です。

ここでは、60プリウス本来のスポーティな低重心フォルムにさらなる磨きをかける「CLS-RM」の60プリウスを検証します。

化け系カスタム「CLS-FOX」をはじめ、斬新な発想をカタチにするメーカー「ESB」

ESBといえば、シンプルかつレトロな雰囲気で知られる鉄チン製ホイール「TC-01」に加え、他にはない独自のセンスをカタチにするボディキットの開発で知られるメーカーです。

最近では、他車種をオマージュしてスタイリングをガラリと変える化け系カスタムシリーズ「CLS-FOX(シーエルエス・フォックス)」が大きな話題になったばかり。ランドローバー・ディフェンダーをモチーフにしたプロボックス&サクシードやN-BOXは、カスタムとは縁のなかった層まで取り込み、ESBの知名度を一気に高めています。

このほか、ジムニーをはじめ、山道から街中までをフルカバーするアゲ系シリーズ「CLS-UP(シーエルエス・アップ)」や、キャリー&エブリイバン、ハイエース、キャラバンというバンをローフォルムに仕立てる「CLS-VS(シーエルエス・バンシリーズ)」など、明確なコンセプトをもとに仕上げた個性的なシリーズをラインアップしています。

そんな気鋭のメーカー「ESB」の真骨頂ともいえるシリーズが「CLS-RM」なのです。

>>ESBのオフィシャルサイトこちら

スーパーカーのようなシルエットを持つ60プリウスに、ESBらしさを追求!

ESB/CLS-RM

CLS-RMは低車高のスポーツフォルムに仕上げるシリーズ。30プリウス以来、ラインアップしてこなかったプリウスを、なぜ手がけることになったのか、ESB代表の梶谷さんにうかがいました。

「60プリウスのフロントウインドウの寝方(角度)を見た瞬間、スーパーカーみたいだなと感じました。伸びやかなサイドや、絞り込んでいくCピラーなど、見ていくほどにそのシルエットに惚れ込みました」

60プリウスは、フロントウインドウとリアゲートを寝かせるという初代プリウスから繋がるデザインを継承しながら、先代50プリウスより40mm低くなった全高に、全長25mm、全幅20mm、ホイールベース50mmをそれぞれ拡大。まるでスーパーカーのような全高の低いシルエットを持っています。

「60プリウスのデザインを思案するなかで考えたのが、ESBらしさの追求でした。純正デザインを崩さずにスポーティに仕上げるならば、主にレーシングカーが空力性能を高めるために採用している薄い板状のフラップタイプになるのが一般的です。でも、そのような(定番のレーシングカーテイストを取り込む)ことをしても仕方がありません。ならば、これまで培ってきた手法を、60プリウスに溶け込ませ、クルマ好きなオトナが乗りたくなるようなカタチにできないか。言うなれば、旧車風のレトロデザインと最新デザインの融合ですね。そんなコンセプトで完成したのが、CLS-RMの60プリウスなんです」

地上高を下げず、フェイスバランスを整えるチンスポタイプのフロントスポイラー

ESB/CLS-RM

まずは、フロントスポイラー。両サイドを絞り込んだチンスポイラー(※以降チンスポ)により、先鋭的な顔立ちに仕上がっています。

※チンスポとは、フロントバンパーの下に取り付けることで、床下に空気を入れ込み、揚力の発生を抑えるスポイラーのこと。往時のレーシングマシンに使われていたアイテムで、旧車風スタイルで人気のメニューです。

「旧車風スタイルでは、先に形状ありきでバンパーに取り付けるのが一般的でしたが、今回は60プリウスが持っているラインや面を、チンスポのデザインにも取り込んで設計しました。それにより一体感のあるフェイスに仕上がりました」

ESB/CLS-RM

ヘッドライト間をつなぐ面とチンスポ正面の角度や、ヘッドライトガーニッシュの外側とチンスポの両サイドを絞り込みなど、60プリウスのフェイスデザインを巧みに取り込んでいるのが分かります。前方に約60mm伸びているものの、純正バンパーで一番低いタイヤハウス最前部にボトムを合わせいるため、車高は純正とさほど変わらない地上高になっているのもポイント。チンスポと両サイドのプレスラインにより、視覚バランスを整え、純正フェイスのクオリティを高めています。

純正パーツのように自然に組み込めるサイドステップ

ESB/CLS-RM

60プリウスのサイドパートは、フロントドアの途中から内側にくびれています。その部分をカバーしてボトムラインをフラットにしたのが、CLS-RMのサイドステップです。斜めに立ち上がるプレスラインと呼応した秀逸な仕上がりは必見です。

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「60プリウスらしさを残しながら、サイドステップをデザインするのに苦労しました。多くのブランドが板状のフラップタイプを取り付けると思うのですが、それでは地上高が下がってしまう。そこで純正パーツのように自然に組み込めるサイドステップを開発。純ベタ(エアロをつけずに低車高)仕様でも装着できるよう、純正ステップと同様の地上高を確保しています」

エッジを付けて尖らせたリアスポイラーが軽快な後ろ姿を作り出す!

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フロントウインドウを寝かせて、全高を低くしたスタイリングに対し、分厚く感じてしまうという声が多いのが、60プリウスのリアスタイルです。CLS-RMではリアアンダースポイラーを用意。テールレンズまわりや、ナンバーまわりのデザインを取り込みながら、メリハリのあるリアスタイルに仕上げています。

「純正バンパーは切れ上がった形状です。そこに丸い形状のディフューザーだと、ツルンとしたお尻になり、分厚さがさらに増して見えてしまう。そこで、あえてスポイラー上部にエッジをつけて尖らせることで、視覚的にメリハリが高め、薄くて軽快なリアスタイルに仕上げています」

ちょっぴりヤンチャなダックテールデザインを取り込んだリアウイング

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フロントにチンスポとくれば、リアウイングはダックテール!というのが、レトロなレーシングスタイルの人気メニューでした。そんなダックテールデザインのリアウイングを、CLS-RMでは60プリウスに用意しています。

「下品にならない程度に大きめなデザインにしました。フェンダーからのラインを取り込み、両サイドを引き締めて立ち上がる形状にしています。ハイマウントストップランプもそのまま使用できるため、ちょっぴりヤンチャな雰囲気を残しながら純正っぽい仕上がりになったと思います」

ロ−ダウン必須のワイドな鉄チン製ホイール「TC-01」

ESB/CLS-RM

もう一つ、CLSが用意する人気の鉄チン製ホイール「TC-01」も必見です。60プリウスの純正が19インチホイールのところを、あえて17インチへとインチダウン。205/45タイヤと合わせることで、さらなる低車高を手に入れています。

ポイントはそれだけじゃありません。「17×8.0J +20」というサイズを60プリウスで履くにはローダウンは必須ですが、ローダウンまでカスタムをしていくならば「TC-01」がおすすめです。

>>「CLS RM 60プリウス」の詳細はこちら

純正オプションに満足しないオトナの60プリウスオーナーに!

ESB/CLS-RM

「しっかり絞り込んでいるので、車高を下げなくても自然に見えますから、ノーマル車高やチョイサゲにも合うデザインになっています。純正オプションでは満足できない方。個性を出したいけど、下品にはしたくないという方。そんな方にオススメしたいボディキットです。30プリウスをカスタムしてきたオトナの方に、このスタイルを見て乗り換えたいと思っていただけたらうれしいですね」と梶谷社長。

「CLS-RM」の60プリウス・ボディキットは、純正デザインを損なわず、個性的なスポーツフォルムに仕立てたい方におすすめです。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしてみてください。

>>ESBのオフィシャルサイトこちら

CLS-RM 60 PRIUS 適合:60プリウス専用(全グレード対応)

商品名価格(税込)

フロントスポイラー

4万9500円

サイドステップ

4万4000円

リアアンダーアスポイラー

4万9500円

リアウイング

3万8500円

ホイール/CLS Wheels TC-01

2万2000円/1本

筆者   岡本 晃
元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - CLS

CLSはストリートな雰囲気たっぷりのスタイルを作り上げるカスタムパーツブランド。CLSがプロデュースするカスタムホイールTC01は、シンプルなデザインでどのようなスタイルにも似合う人気のアイテム。オーバーフェンダー対応サイズと車検対応サイズをラインアップする。オシャレな足元のドレスアップにぴったりのホイールだ。

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