レヴォーグに2.4リッターターボの高性能版が追加!? 間もなく発表の新型WRX用エンジンを2022年にも搭載か

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スバルの主力ステーションワゴン「レヴォーグ」は2020年に登場したモデルで2代目。2リッターターボと1.6リッターターボの2タイプあった初代とは異なり、1.8リッターDIT直噴ターボエンジン1機種のみという設定だ。しかしスバリストの間からは、ハイパワー版の設定を熱望する声は大きい。次期WRXにも搭載されるという噂の2.4リッターターボ版は果たしてレヴォーグにも追加されるのだろうか。予想してみた。

目次[開く][閉じる]
  1. 2020年のデビュー時から噂されていたハイパワー版の存在
  2. SNS上では「営業マンが出ると言っていた」などと真偽不明なコメントも散見
  3. 8月19日発表の新型WRXにも搭載予定の2.4リッター直噴ターボ、レヴォーグへの搭載時期は1年後の2022年か!?

2020年のデビュー時から噂されていたハイパワー版の存在

2代目となる現行型スバル レヴォーグは、2019年秋の東京モーターショーでプロトタイプがデビュー。2020年8月より予約受注を開始し、10月に正式なフルモデルチェンジとなった。

2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーや、自動車アセスメント(JNCAP)による自動車安全性能2020ファイブスター大賞などを受賞するなど、新型レヴォーグの実力は既に高く評価されている。

そんな中で気になるのが、デビュー時より噂されていたハイパワー版の存在だ。

冒頭で記した通り、初代レヴォーグ(2014~2020)では、1.6リッターターボ(170ps/250Nm)と2.0リッターターボ(300ps/400Nm)の2タイプのエンジンが選択出来た。

それが新型レヴォーグでは1本化され、1.8リッター直噴ターボ(177ps/300Nm)のみの設定となった。もちろん1.8リッターターボ自体に力不足は感じられず、必要十分以上の性能を発揮する。とはいえ熱心なスバルファン(スバリスト)からすれば、先代2リッターターボ並みかそれ以上の高性能を求める声が大きいのも事実である。

SNS上では「営業マンが出ると言っていた」などと真偽不明なコメントも散見

SNS上では

「2.4ターボ出るなら欲しい」

「ホントに出るのかな」

「ディーラーに聞いたら出るらしいって」

と真偽も定かではないものも含め、多数のコメントが散見される。2.4リッターターボ版レヴォーグに対する期待の多さが実感出来るところだ。

販売現場では「新型1.8リッターターボで十分な性能を確保した」

ちょうど1年くらい前の2020年夏頃、新型レヴォーグの予約受注を取っていた時期にスバルの販売店へ伺った際『「高性能版は出ないのか」と購入検討者から聞かれることは多い』とセールススタッフも証言していたことを思い出す。

しかし当時は『1.8ターボで十分な性能を確保した。当面は追加予定もないと、予約を促しています』とそのスタッフは話していた。

しかし2021年8月現在、SNS上では『スバルの営業マンに2.4ターボが出そうだと聞いた』といった声をいくつか見ることが出来るから、その後に新たな情報が販売現場にも流れ始めているのかもしれない。

8月19日発表の新型WRXにも搭載予定の2.4リッター直噴ターボ、レヴォーグへの搭載時期は1年後の2022年か!?

既に海外では販売されている2.4リッターターボエンジン車

ところで先代では2リッターだった高性能版がなぜ2.4リッターなのか。

実はスバルでは既に北米向けのアウトバックやアセント(日本未発売の3列シートSUV)などに、新開発のFA24型2.4リッター直噴ターボエンジンを搭載している。この高性能エンジンを、次期WRX(スポーツセダン)やレヴォーグにも新搭載すると言われているからだ。

なお新型WRXは、2021年8月19日(木)より開催される北米・ニューヨークショー2021会場にてお披露目される予定。従来型はEJ20型2リッターターボの最終モデルで300psを超すパイパワーを発揮していただけに、それ以上の性能を出してくることだろう。

新型WRXと新型レヴォーグは、プラットフォームなどを共有する兄弟関係にある。それだけに、レヴォーグ2.4も追って追加されると考えたほうがむしろ自然に思えてくる。

多少出力特性を変えてくる可能性はあるかもしれないが、基本的には同等のものがレヴォーグにも積まれるはずだ。

スバルではこのあと新車ラッシュが続くため、レヴォーグの大改良はそのあとか

スバルは各モデルとも毎年の年次改良を実施するならわしがある。レヴォーグもまもなくデビューから1年が経過し、次の年次改良モデルで早くも2.4リッターターボが追加されるのだろうか。

MOTA編集部では、2021年中にも実施される見込みのB型※登場時は見送られ、1年先の2022年登場のC型レヴォーグ以降に追加されると予想する。

これは、2021年秋にようやく国内へ導入される新型アウトバック(こちらも2.4ターボ説と1.8ターボ説アリ)の登場が控え、さらに2022年には新型WRX導入も予定されている。そうした大きなイベントのあと、ようやくレヴォーグに順番が巡ってくるという見立てだがいかがだろうか。

という訳で、レヴォーグへの2.4リッターターボ搭載は1年後の2022年に実施されるマイナーチェンジ時と予想する。

※スバルの年次改良モデルには、年数を重ねることにC、Dと進んでいくアルファベットがつけられる

高性能版2.4リッターターボエンジンの性能などについては、8月19日の新型WRX発表時に明らかになるはずだ。300psを超える高性能に期待したい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:SUBARU]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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