2011年8月度販売ランキング/松下宏(2/2)
- 筆者:
11位~20位:軽自動車が中心の売れ行き
11位:ミラ(5,852)/12位:ラクティス(4,787)
13位:モコ(4,677)/14位:パッソ(4,633)
15位:パレット(4,414)/16位:ヴォクシー(4,322)
17位:ルークス(4,216)/18位:ライフ(4,162)
19位:マーチ(3,642)/20位:ノア(3,556)
11位から20位までのランクを見ると、軽自動車を中心にした売れ行きになっている。
軽自動車は11位の「ミラ」、13位の「モコ」、15位の「パレット」、17位の「ルークス」、18位の「ライフ」と半分の5車種がランクイン。コンパクトカーは12位の「ラクティス」、14位の「パッソ」、19位の「マーチ」の3車種。
3列シート車は16位の「ヴォクシー」と20位のノアの2車種。ノアが安定した売れ行きで順位を上げてきた。
21位~30位:プレマシーOEM「ラフェスタ」など日産車が安定してランクイン
21位:フリード(3,389)/22位:ノート(3,337)
23位:ウィッシュ(3,175)/24位:シエンタ(3,117)
25位:ジューク(2,505)/26位:ソリオ(2,414)
27位:キューブ(2,359)/28位:ラフェスタ(2,341)
29位:ティーダ(2,261)/30位:スイフト(2,179)
10位台の常連だった「フリード」は順位を落として21位になった。フリードは秋にもハイブリッド車の追加があるはずで、それ以降の売れ行きに注目したい。
21位から30位の車種には、ランク落ちしてきたフリードのほかにも話題性のある車種が目立つ。
一時的に絶版状態から復活した「シエンタ」はダイスの設定もあって24位に入っている。
「ソリオ」は30位のスイフトを上回る26位だった。テレビCMなどもソリオを中心に展開しており、スズキがソリオの販売に如何に力を入れているのかが分かる。
日産の「ラフェスタ」は28位に入っているが、マツダのプレマシーは登録乗用車の上位30位までに入らずランク入りできなかった。OEM元のクルマとしての意地を見せてラフェスタを上回ってほしいところだが、販売ネットワークの力の差が表れているのだろう。
ラフェスタのほかにも25位の「ジューク」、27位の「キューブ」、29位の「ティーダ」と、日産車は4車種がこのランクに入っていて、極端に良く売れるクルマはセレナ位だが、ほかの車種もそこそこ安定している。
31位~44位:マークXより売れているレクサス車
31位:CT200h(2,155)/32位:ヴァンガード(2,038)
33位:マークX(1,975)/34位:MRワゴン(1,923)
35位:サイ(1,917)/36位:ekワゴン(1,889)
37位:AZワゴン(1,822)/38位:ステップワゴン(1,802)
39位:アイシス(1,799)/40位:エブリイ(1,769)
41位:エクストレイル(1,708)/42位:インプレッサ(1,641)
43位:レガシィ(1,634)/44位:ステラ(1,633)
レクサス CT200hは31位だが、登録車の上位30位以内に入る唯一のレクサス車。販売店が力を入れているためだが、マークXなどよりも売れているのは大したものだ。
このほか、「ステップワゴン」が1,802台で38位にまでランクを落としたのも注目されるところ。ホンダは、売れているのがフィットだけといった状況で、全体にホンダが低迷している印象を受ける。
「エクストレイル」は41位で、32位の「ヴァンガード」に差をつけられている。またランキングの下位にインプレッサ、レガシィ、ステラのスバル車3車種が並んだ。
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