欧州の人気ワゴンにスバル新型レヴォーグはどこまで対抗できるのか? ゴルフヴァリアントと比較してみた(1/2)

  • 筆者: MOTA編集部
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2020年秋にフルモデルチェンジを実施するスバルの「新型レヴォーグ」と、同じく欧州で人気のCセグメントワゴン フォルクスワーゲンの「ゴルフヴァリアント」を比較。

スポーティな走りと高い積載性を求めるユーザーの多いワゴンモデルにおいて、重要となる「荷室」「パワートレイン」をまずは比較。さらに注目の「インテリア」「安全性能」もそれぞれ紹介していこう。

目次[開く][閉じる]
  1. ボディサイズ・荷室の広さ
  2. パワートレイン
  3. インテリア
  4. 安全性能

ボディサイズ・荷室の広さ

新型レヴォーグ

新型レヴォーグのボディサイズは全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm。全長と全幅も日本の道路・駐車場において大きすぎることもなく、都心に多い1550mm以下の立体駐車場にも入庫することができるサイズだ。

新型レヴォーグの荷室容量は561リットル。荷室奥行きは1070mm、荷室の最大幅は1602mm。キャンプ道具など大きな荷物でもセカンドシートを倒さずに収納できる。また買い物袋などが転がらないよう、吊り下げるフックも4か所に用意されている。さらに左右には小物が収まるトレーポケットもあり、転がりやすい荷物を置いておくことが可能だ。

また後席は4:2:4の分割可倒式シートであり、中央のみ倒し長い荷物を載せながら、後席に2名が座ることもできる。

電動で開くテールゲートには、ハンズフリーオープン機能が備わる。スバルのエンブレムに身体を近づけると自動で開く仕組み。荷物で手がふさがっていたり、手が汚れている際などには非常に便利な機能だ。ちなみに開閉時間はわずか4.7秒(スバル調べ)と、他社製品に比べスピーディ。

ゴルフヴァリアント

ゴルフヴァリアントのボディサイズは全長4575mm×全幅1800mm×全高1485mm(TSI R-Lineのみ全長4580mm、全高1475mm)だ。こちらもCセグメントで新型レヴォーグとほとんど変わらない大きさのため、日本でも使いやすいサイズだ。

ゴルフヴァリアントの荷室容量は605リットル。新型レヴォーグよりも40リッターほど大きく、後席シートを立てたままでも多くの荷物を積み込むことができる。またラゲージルーム側面にあるレバーで後席の背もたれを倒せば、1620リットルもの広大なフラットスペースが出現。広いリヤハッチ開口部や低めに設定されたフロアによってスムーズな荷物の積み降ろしも可能。

背もたれは6:4に分割して倒すことができる。また後席のセンターアームレストを倒してラゲージルームとキャビンを直結させれば、レヴォーグと同様に長い荷物も容易に積み込むことができる。

パワートレイン

新型レヴォーグ

新型レヴォーグの新エンジンは、1795cc水平対向4気筒直噴ターボ。

パワーは直線的な伸び方を見せ、5200rpm以上でピークパワーを発し続ける。トルクの方は走りはじめてすぐの1000rpmから高いトルクを発揮し、1600-3600rpmで最大トルクとなる。そこから先はパワーが担うため、どの回転域でもパワフルに走ることができる楽しいエンジンだ。

ゴルフヴァリアント

ゴルフヴァリアントには2種類のエンジンが搭載。2.0リットルのターボチャージャー付きのディーゼルエンジンは、最大トルク340Nmを発揮し、低回転から力強い余裕の走りを実現。

小型で高効率のターボチャージャーを搭載した1.4リットルのエンジンは、1500rpmという低回転域から250Nmの最大トルクを発生。小さな排気量からは考えられないほど、力強い加速と鋭いアクセルレスポンスで軽快な走りを楽しめる。

2つのクラッチを持ち、切れ目のない滑らかな加速を実現する新世代のトランスミッション「DSG」を搭載。オートマチックトランスミッションと同様の簡単な操作で0.03~0.04秒というレーシングドライバー並みのシフトチェンジを実現し、走りを楽しむことができる。

スバル/レヴォーグ
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新車価格:
310.2万円576.4万円
中古価格:
79.8万円690.1万円
フォルクスワーゲン/ゴルフヴァリアント
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新車価格:
357.3万円704.8万円
中古価格:
21.8万円728万円
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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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