ガソリン給油"88%がセルフを利用”|皆さんはガソリンを正しく扱えていますか?【みんなの声】

  • 筆者: MOTA編集部

給油するガソリンスタンドは「フルサービス/セルフ」どちらを選ぶ?

ガソリンスタンドには、店員さんが給油を行ってくれるフルサービスとユーザー自らで給油するセルフスタンドがあります。みなさんはフルサービス派とセルフサービス派、どちらを利用しますか?

そこで今回は「ガソリンスタンドでの給油はフルサービス派?セルフ派?」という質問で、MOTAのTwitterフォロワーの皆さんにアンケートを実施しました。

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この記事を作成しているときに、ガソリンを使った痛ましい事件が起こりました。悪意をもった人によって扱われたときに限らず、ガソリンは扱い方を一つ間違えれば大事故につながる危険物です。

ユーザーの多くが、ガソリンを扱うことになるのはセルフスタンドでの給油だと思われます。給油の際、事故が起こらぬよう、記事の後半で「セルフスタンドでのガソリンの扱い方」についてまとめております。

■ガソリンスタンドはセルフ派? フルサービス派? それぞれの意見まとめ

Q.ガソリンスタンドでの給油はフルサービス派? セルフ派?

■フルサービス:12%

■セルフサービス:88%

(投票数:649票)

それでは皆さんの意見を見てみましょう。

皆さんの声

セルフサービス派【88%】

・安いから。フルサービスのスタンドもほとんどなくなった。

・フルサービスだと閉まるのが早く、24時間営業のセルフを選ぶことが多い。

・フルサービスで給油口をガチャガチャやられるのがイヤだから。

・給油量の少ないバイク乗りには、セルフのほうが気兼ねなく入れやすい。

・いつもはセルフ派。フルサービスを利用した際に、せっかく油膜処理をしたフロントガラスを店員さんに水拭きされてしまった。

・コミュニケーションが苦手なので、喋らなくて済むセルフを利用する。

・他人に車を触られたくないから。

・フルサービスでは不要な営業をかけられることもあるから苦手。

・フルサービスはいつも混んでいるため、空いているセルフ派。

・満タン給油ならフルサービスでも良いけど、少ない金額ならセルフの方が気兼ねなく入れる。

フルサービス派【12%】

・セルフを利用するすべての人が、正しくガソリンを扱っているか信じられないため。

・セルフだから安いとは限らない。私が住む地域ではセルフより安いフルサービスのスタンドが存在している。

・窓を拭いてもらえるから。

どちらでも良い派

・フルでもセルフでもどちらでも構わない。入れたいときに近くにあったスタンドに行く。

調査を終えて

調査の結果、セルフスタンドで給油する人の割合は、回答者の9割弱という結果になりました。

フルサービスであれば、クルマの窓を拭いてもらえるなど、セルフサービスにはないメリットがあります。そのためフルサービス派が多いのではと予想していました。しかしアンケート結果は意外な結果に。

「フルサービスよりも安いところが多い」「気兼ねなく入れやすい」「営業時間が長い」などを理由に、セルフサービスを利用する人が多いようです。

また、なかには「他の人が正しくガソリンを扱えているか不安」という理由でフルサービスを選んでいる人もいました。皆さんは正しくガソリンを扱えていますか?

セルフスタンドでの給油時、ガソリンを正しく扱えていますか?

燃料の種類を間違えないように

ディーゼル車にレギュラーガソリンを入れてしまったり、軽自動車に軽油を入れてしまったり・・・なんて失敗してしまった人は周りにいませんか? ガソリンと軽油を入れ間違えるとエンジンは動かなくなり、大掛かりな修理が必要になります。

自分のクルマであっても、購入直後で慣れないうちは油種を間違えることも。またレンタカーで借りる際にも注意が必要です。最新のディーゼル車は静かなものが多く、ガソリンエンジン車との違いが分かりにくくなっています。間違えてディーゼル車に軽油以外を入れてしまう可能性もあります。乗り慣れていないクルマに乗る際は、油種に気をつけましょう。

給油する際には火元がないか確認を

ガソリンは低い温度でも気化します。気化し空気と混合すると引火しやすくなります。

給油の際は引火を防ぐため、火元が近くにないことを確認しましょう。たとえば、タバコの灰皿なども、中身を捨てる際には、火が確実に消化されていることを確認してから取り出しましょう。

また確実に静電気除去シートに触れてから給油を行いましょう。静電気が発生しやすい冬場などはバチッとすることが多く、引火の危険が高くなりますので、特に注意が必要です。

ガソリンをこぼしてしまったら?

大量のガソリンをこぼしてしまった場合、床にこぼれたものだけでなく、すでに気化したガソリンが周囲に漂っています。爆発のしやすい状況であり、注意が必要です。そのような場合は、インターホン等で店員にその旨を連絡しましょう。連絡後は、店員の指示に従いながら、身の安全を確保しましょう。

携行缶に給油をする場合は?

セルフスタンドで“お客さん”が給油してもよい車両は、ナンバーのついたクルマとバイクへの給油のみです。ナンバーのないレース専用車両や農業機械等への給油は禁止されています。携行缶などへの給油も、消防法で禁止されています。危険物乙4を持っている人でも“お客さん”は自ら携行缶にガソリンを入れる事は許可されていません。

またセルフスタンドでも、店員に給油してもらえば大丈夫とは限りません。行政指導や所轄消防署により、セルフスタンドの店員による携行缶への給油禁止を指導している都道府県も一部にあるようです。そのようなこともあり、携行缶に給油が必要な場合はフルサービスにて給油を依頼するほうが確実です。

セルフスタンドを利用する人が非常に多いですが、ガソリンは扱い方を間違えると大事故につながる危険物です。身近なものではありますが、注意して扱うように心がけましょう。

[筆者:MOTA編集部]

【毎週火曜日・土曜日は、クルマにまつわる質問を調査する連載「みんなの声」をお届け! 次回もお楽しみに】

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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