シアワセ家族を目指すなら、電気自動車を買いなさい|奥サマを口説く3つのポイント【ペーパードライバー女子、11年ぶりの挑戦 Vol.1】

  • 筆者: おおしま りえ
  • カメラマン:おおしま りえ・和田 清志・オートックワン編集部

“恋愛ジャーナリスト”が日産 リーフの一泊ドライブで実感

環境に優しいと言われる電気自動車。

クルマ好きなら誰しも一度は「どんなもんなんだ?」と関心を寄せたことがあると思います。

ガソリンではなく完全電気で走るクルマは、一般的な自動車とはいろいろ勝手が違います。

でも声を大にしてお伝えしたい! これはファミリーカーとして買うべきクルマであると。

いや、別にファミリーカーである必要はありませんが、筆者は先日、東京~三重県伊勢の間を一泊かけてドライブに出かけ、電気自動車である日産リーフの良さを実感いたしました。

リーフには、とにかく女性が安心できる要素が思っている以上に詰まっていたのです。今回はぜひ奥サマを説得するための電気自動車の良さを3つ、示したいと思います。

説得ポイントその1:感動モノ! 戸惑いを覚えるほどの静けさ

友人と合流し、とりあえず出発進行!

リーフのTVをつけて朝のニュース番組を音だけ流しながら、快適なドライブへと繰り出します。

と、ここで気になることが。

「なんかテレビの音、大きくない?」

ふと気になり耳を澄ませると、確かに妙に会話を遮るテレビの音量が。しかしボリュームを小さくしても、思いの外クリアな音が入ってくる感覚は変わりません。「なんでだろう?」と確認すると、それはテレビの音量が大きいのではなく、リーフが静かすぎるため。会話の声よりも、テレビやタイヤの音がより耳に入ってくるようになっていたのです。

電気自動車にはバッテリーとモーターのみが搭載されているので、エンジン音は存在しません。そのため、時速何キロでも常に静か。ハイブリッド車もEVモードで走行すれば同じように静かではありますが、100%電気自動車は時速何キロで走行していても音が気になることはありません。

小さいお子さんと同乗したり、ドライブ中は常に会話を楽しみたいという女性と一緒の時などは、電気自動車は最適なチョイスといえるのです。

説得ポイントその2:充電毎にちゃんと休憩⇒結果的にロングドライブは疲れにくい

今回乗車した2代目リーフは、航続可能距離が400km(JC08モード)。とはいえ、それなりのペースで高速道路を走ってみたところ、実際の走行距離は約200km弱でした。東京~伊勢間であれば、3回の給電が必要です。急速充電器(30分)を使い毎回70~80%ほどを充電して進みます。

つまり、充電中はどんなに急いでいても、30分はその場から動くことはできません。朝出発した我々は、朝ごはんついでに充電。カフェタイムに充電。お昼時間に充電と、普段だったらトイレ休憩とちょっと伸びをしてすぐ出発するところを、毎回30分以上しっかり休んで、道中を進めていくことになりました。

最初のうちは「やっぱり充電時間は長いねえ」なんてボヤいていたものですが、これがだんだんと効果を発揮していきます。

それは静岡を抜けたあたりでのこと。「なんか今日は疲れてないかも!」と、お互い不思議な感覚を覚え始めたのです。ドライバーに関しては、高速道路での半自動運転機能(プロパイロット)が搭載されており、通常の自動車よりも負担はかかっていません。

しかし、助手席に座る人も、いつもより眠気や疲れを感じていないと話すのはなぜなのか。

理由を探ると、それは充電タイムで発生するしっかりとした休憩が、疲労回復に大きく役立っていたのです。

定期的な30分休憩はお茶をしたり、時間が長いので個別で休憩を取ったり、食事をしたりと、わりと自由な時間としてお互い満喫していました。そのおかげで、長距離移動のストレスだけでなく、狭い空間で他人といることによるストレスも、かなり半減されていたのかもしれません。

とはいえ、土日祝日は他の電気自動車・プラグインハイブリッド車との充電器争いをくぐり抜け、目的地に進まなくてはいけません。今回の走行中も、同じ名古屋・伊勢方面に向かうと思われる灰色のリーフと毎回タイミングが丸かぶり。我々が給電スポットに行くと、向こうが給電しているというシーンに3回くらい出くわしました。

「伊勢まで一緒だったらナンパするね!」なんて冗談を言ったりもしましたが、サービスエリアでの充電待ち問題は、少し販売台数が伸びたら深刻な問題になりそうです。

説得ポイントその3:家庭に優しい充電コスト、わずか月2,000円!!!

リーフを奥サマに是非進めて欲しい最大の理由は、その圧倒的な充電コストの安さにあります。

リーフには燃料代定額プラン「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)『使いホーダイプラン』」があり、毎月どれだけ乗って、どれだけ充電しても(全国約5,860基以上の急速充電器に限る)、なんと2,000円というお得なプランが存在します。

今回、何度も気軽に充電して安心感を得ていましたが、これは定額だからこそ為せる技。契約している急速充電器は、各サービスエリアや全国のイオンなどに設置されているので、観光地でも、市街地でも、探せば容易に見つけることができます。

毎月ガソリン代でヒーヒー言っているご家庭ほど、いち早くリーフに乗り換えることは、コストパフォーマンス的に良い選択と言えるのです。

充電タイミングを逃したドキドキで“吊り橋効果”も!?

今回実験としておこなった、日産リーフで行く伊勢充電スポットの旅。正直行くまでは地方には充電スポットがないかも…と不安に思っていましたが、大体のイオンには急速充電器がある(設置されているかは各店舗によりますので、ご確認ください)ということも分かり、安心して旅路を楽しむことができました。

今回は主に高速道路内のサービスエリアでの充電がほとんどだったため、「次のサービスエリアの充電スポットが今使用中だから、その次で充電しよう!」と「高速充電なび」というアプリを見ながら話し合って場所を決めていました。

でも、充電器が空いてないから次にしようと、先へ先へと進むと、「あと20%しかないけど、次のSAまでだいぶあるよ」なんてヒヤヒヤした旅路になることも…。

充電時間が必須ではありますが、ゆったりした旅だからこその快適さが、電気自動車には詰まっています。

環境にも優しい、運転手にも同乗者にも優しい電気自動車。ぜひあなたも、今年は検討してみませんか?

[筆者:おおしま りえ/撮影:オートックワン編集部]

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おおしま りえ
筆者おおしま りえ

<恋愛ジャーナリスト・イラストレーター>10代より大手ゲーム制作会社や水商売、プロ雀士など多くの業種業界を渡り歩き、のべ1万人の男性を接客。コミュニケーション術や心理学を学び、本人も気づかない本音を見抜く力を身につけ、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。 大学時代はジムカーナを楽しむクルマ女子でもある。現在潜入ルポやエッセイ執筆などを大手メディアにて執筆中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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