日産自動車 ゼロエミッション事業本部 日本事業部 主担 有光 大 インタビュー(1/5)
- 筆者： 御堀 直嗣
- カメラマン：佐藤靖彦
電気自動車のもう一つの課題とは・・・
日産自動車は、リーフ発売を前に、電気自動車普及のためのあらゆる方策を模索していた。
電気自動車でもっとも懸念される“一充電走行距離を200kmまで到達させる”という、自動車メーカーとして当たり前の車両開発にとどまらず、ゼロエミッションサポートプログラムといって、販売店での充電サービスや、長距離ドライブに対応するためのレンタカー優遇サービス、緊急時費用補償などを実施。さらに自動車メーカー自らが急速充電器を開発・販売するなど、社会基盤（インフラストラクチャー）整備にも乗り出した。
そのインフラ整備の最前線で責任ある立場にある有光大に、現実と向き合う日々を聞く。
有光 大 プロフィール
1962年：9月3日生まれ
1985年：3月 早稲田大学社会科学部卒業
1985年：4月 日産自動車入社 部品事業部配属
1997年：北米勤務（カリフォルニアでEVに出会う）
2002年：商品企画
2008年：EV発売準備に関するプロジェクト参画
2009年：EVインフラ戦略チーム発足
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1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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