トヨタ「my route（マイルート）」のサービス提供エリアを全国へ順次拡大

快適な移動体験の提供

今後の取り組みとして、my routeのユーザー拡大と利便性向上、バス・鉄道・タクシー・サイクルシェア・カーシェア・自動車などのモビリティサービスにとどまらず、旅行手配など「移動に関わる様々なサービス」を含めて連携。より多くのユーザーに快適な移動体験を提供することを目指す。

モビリティカンパニーへの変革

100年に1度といわれる大変革の時代に、トヨタはモビリティカンパニーへの変革を目指し、地域に根ざした新たなモビリティサービスの提供に取り組む。

my routeはその取り組みの一環であり、ユーザーが「移動したい」時に必要となる、あらゆる移動手段の検索、予約・決済サービスを提供することでよりシームレスな移動を実現させるサービス。さらに、地域のイベントスポット情報の提供などを通じて、移動したいと思うきっかけをつくり、ひいては街の活性化に貢献することを目指している。

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業界ニュース・自動車ニュース2020/1/7

my routeユーザー拡大に向けた取り組み

サービス提供エリアの拡大

2019年11月28日よりサービス提供を開始した福岡市と北九州市に加え、2020年春頃に横浜や水俣市、続いて宮崎市・日南市へ展開しサービス提供エリアを順次全国へ拡大する。

携帯キャリアと連携したユーザー拡大施策

より多くのスマートフォンユーザーがmy routeを利用できるよう、KDDIが提供するauスマートパス及びauスマートパスプレミアム利用者を対象として、2020年1月16日より「my route for au」の提供を開始。

my routeの機能に加え、「my route for au」のみの特典としてフリー乗車券を割引価格で販売する。

my routeの利便性向上

より多くのユーザーが快適に利用できるよう、トヨタのコネクティッドサービスやモビリティとの連携や多言語対応を進める。

具体的には、2019年11月よりToyota Walletに対応し電子決済の選択が可能になったほか、Toyota Shareに対応しトヨタのカーシェアサービスが利用できるようになった。

今後は、日本語と英語に加え2020年2月ごろをめどに、中国語（繁体字・簡体字）と韓国語に対応予定であることに加え、ユーザーの多様な移動ニーズに合わせ、トヨタのモビリティサービスと連携を拡充する。

「移動に関わる様々なサービス」との連携

モビリティサービスをはじめ、地域の観光情報や移動後の飲食や宿泊なども含めて、my route上で移動に関わるサービス提供を完結できるよう、様々な事業者との連携拡大に取り組む。

エリア内のモビリティサービスとの連携強化

これまでのJapan Taxi株式会社が提供するタクシー配車アプリ「Japan Taxi」ならびに今後北九州エリアで連携予定の第一交通産業株式会社が提供する「モタク」に加え、横浜エリアではディー・エヌ・エーが提供する「MOV」との連携。さらに、横浜エリアでは株式会社ドコモ・バイクシェアとサイクルシェアの予約・決算までをmy route内で簡潔できるよう連携強化を検討する。

提供エリア間を結ぶ長距離移動の対応

全日本空輸株式会社と宮崎市・日南市において航空券予約・決算の連携に向けた検討。また、京王電鉄バス株式会社が提供する高速バス予約サービス「ハイウェイバスドットコム」との連携も2020年春ごろに予定。

観光情報の強化

JTBが提供する観光データベース「るるぶDATA」と連携し、ユーザーにとってさらに魅力的な情報配信を目指す。さらに、長距離移動に伴う宿泊手配の対応として旅行手配サービス事業者との連携も進める。

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