トヨタ 新型コンパクトSUV「ライズ」を発売|ダイハツ製ミニRAV4が登場

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トヨタは、5ナンバーサイズの新型コンパクトSUV「ライズ」を2019年11月5日より発売する。価格は167万9000円~228万2200円(消費税込み)。

新型ライズは、ダイハツがトヨタ・ダイハツ両ブランドの商品展開を見据え、新世代に向けたクルマづくり「DNGA」をコンパクトカーに取り入れた初の商品となる。

目次[開く][閉じる]
  1. トヨタがダイハツの新プラットフォームを採用した新型車を発売
  2. 5ナンバーサイズながら、SUVらしい力強いデザイン
  3. たっぷり入る荷室と多彩な収納スペース
  4. 新プラットフォームによる高い基本性能
  5. 充実した安全・快適機能
  6. 主なグレードのスペック
  7. 各グレードの価格

>>カラーラインナップも豊富! トヨタ 新型ライズの内外装を画像で見る(48枚)

トヨタがダイハツの新プラットフォームを採用した新型車を発売

新型ライズは、「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」といったユーザーの声に応える、全長4m以下の5ナンバーサイズコンパクトSUVである。開発コンセプトは「アクティブ・ユースフル・コンパクト」で、週末のレジャーでも普段使いでも使いやすいモデルとなっている。

また新型ライズは、ダイハツの「DNGA(Daihatsu New Grobal Architecture)」を採用。プラットフォームやパワートレインユニットなど全てにおいて新たに開発し、走りや上質感、安全・安心などあらゆる面で高いレベルを目指した。

なお2019年11月12日から、トヨタの愛車サブスクリプション(定額)サービス「KINTO ONE」のラインナップに加わり、月額3万9820円(税込み)で使用可能となる。

5ナンバーサイズながら、SUVらしい力強いデザイン

コンセプトは「力強く! 新しい! アクティブスタイル」

新型ライズは全長3995mm、全幅1695mmのコンパクトなボディサイズに、迫力ある大径17インチタイヤと張り出したフェンダーでSUVらしい力強さと踏ん張り感を表現した。

フロントビューは角ばったバンパーコーナー形状や台形ロアグリルにより、力強さとワイド感を表現。薄型LEDヘッドランプや右左折時に車両内側から外側へ流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプの採用により、先進性を演出している。

またボディカラーは、アクティブ感を強調する新規開発色「ターコイズブルーマイカメタリック」を含む全8色を設定。さらに、ターコイズブルーマイカメタリックを含む3色とブラックマイカメタリックノルーフを組み合わせたツートーン仕様を設定し、幅広いカラーバリエーションを展開している。

運転に集中できる内装

運転席からの視界の良さに配慮したインストルメントパネルに加え、運転席側に向けて配置された操作パネル類、左手を伸ばした自然な位置に配置したシフトレバーなど、運転に集中できるドライバーズ空間を実現した。

フロントシートは、座面サイドサポート部の角度を高く設定したほか、背面部とサイドパットの硬度に差をつけホールド性を向上させた新形状シートを採用。随所にメッキ加飾や赤のアクセントカラーを配置することで、上質感と遊び心を演出した。

またLEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイをシームレスに表示し、フルスクリーンのような先進性を表現。「先進」「ワクワク」「シンプル」「アナログ」の4つのパターンからユーザーの好みに合った表示を選ぶことができる。

たっぷり入る荷室と多彩な収納スペース

可動式デッキボードで使い方いろいろ

新型ライズの荷室は、コンパクトなボディの中に荷室幅1000mm、荷室高865mm、荷室長755mmと十分なゆとりを確保し、可動式デッキボードにより利便性を向上。デッキボード下段時にはコンパクトSUVトップレベルの荷室容量369Lを実現した。

デッキボード上段時では、後席シートを前倒しにすることでフラットかつ奥行きのある空間となり、長尺物の収納も可能。さらにデッキボードを取り外すと観葉植物など背丈の高い荷物も収納できるなど、様々なニーズに対応している。

また室内空間は、前後シート間を900mm確保し、後席にゆとりのある空間を確保するとともに、室内のいたるところに便利な収納スペースを配置し、利便性の高い室内空間を実現した。

新プラットフォームによる高い基本性能

高剛性ボディ

骨格形状の最適化や軽量かつ強度の高い高張力鋼板を適材適所に使用することで、高いボディ剛性を確保し、車高を感じさせない安定した車両挙動を実現した。

サスペンション

フロントにはマクファーソンストラット式サスペンション、リアにはトーションビーム式サスペンションを採用。部品形状の最適化や軽量化、取付位置、角度などをゼロベースから見直し新たに開発。路面からの突き上げや振動に対して早い収まりとフラットな乗り心地、ロールを抑えた安定した走りを実現した。

パワートレイン

1.0L 1KR-VETターボエンジンにトヨタ初採用となるスプリットギアを組み込んだD-CTVを組み合わせ、走る楽しさと低燃費を両立。1.5Lクラス相当のトルクを低速から幅広い回転域で発揮し、力強い加速を実現。

燃費では、2WD車でWLTCモード18.6km/L、4WD車では17.4km/Lを実現した。

またD-CTVでは、従来のベルト駆動CVTにスプリットギアを組み込むことで、高速域では「ベルト+ギア」駆動となり、伝達効率が向上。変速比幅を広げることで低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費で静かな走りを実現した。

さらに4WD車には、発進時やタイヤスリップしやすい路面の走行時に、車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分するダイナミックトルクコントロール4WDを採用した。

充実した安全・快適機能

進化したスマートアシスト

前方車両の追従走行を支援する「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」、駐車時に音声案内やモニターガイドとステアリング操作でユーザーをサポートする「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」などの運転支援システムを装備。

また歩行者や車両を検知対象とした「衝突警報機能および衝突回避支援ブレーキ機能」に加え、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する「ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)」を設定した。

ディスプレイオーディオ

スマートフォンと連携する9インチディスプレイオーディオを採用。SmartDeviceLinkとApple CarPlayに対応したアプリをディスプレイ上で操作することが可能となった。

主なグレードのスペック

トヨタ 新型ライズ

車種名

ライズ

グレード名

G

全長×全幅×全高

3995mm×1695mm×1620mm

ホイールベース

2525mm

駆動方式

FF/4WD

車両重量

970kg(FF)/1040kg(4WD)

乗車定員

5名

エンジン種類

直列3気筒インタークーラー付ターボ

総排気量

996cc

エンジン最高出力

72kW(98PS)/6000rpm

エンジン最大トルク

140Nm(14.3kg・m)/2400~4000rpm

トランスミッション

CVT(D-CVT)

使用燃料

無鉛レギュラーガソリン

燃料消費率(JC08モード燃費)

23.4km/L(FF)、21.2km/L(4WD)

燃料消費率(WLTCモード燃費)

18.6km/L(FF)、17.4km/L(4WD)

燃料消費率(WLTC:市街地/郊外/高速道路モード)

14.4、20.2、20.1km/L(FF)

13.3、18.8、19.0km/L(4WD)

タイヤサイズ

195/60R17

各グレードの価格

■X:167万9000円(2WD)、191万8800円(4WD)

■X ”S":174万5000円(2WD)、198万4800円(4WD)

■G:189万5000円(2WD)、213万3700円(4WD)

■Z:206万円(2WD)、228万2200円(4WD)

※価格はいずれも消費税込み

トヨタ/ライズ
トヨタ ライズカタログを見る
新車価格:
170.7万円232.8万円
中古価格:
136.7万円339万円
ダイハツ/ロッキー
ダイハツ ロッキーカタログを見る
新車価格:
166.7万円234.7万円
中古価格:
76万円283.6万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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