新型シボレー コルベットが米国デビュー! 初の右ハンドル&ミドシップエンジン搭載

コルベットに初の右ハンドルモデルが登場

GMが展開するシボレーは2019年7月18日に、同社を代表するスーパーカー「新型コルベット・スティングレイ」を米国で発表した。今回始めて右ハンドルも追加され、日本市場にも導入予定だ。

スティングレイの名前が復活!

新型コルベットは、7年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、このモデルで8代目となる。さらに1976年まで使用していたサブネーム「スティングレイ」の名称が復活するなど、ファンにとってはたまらない内容だ。

コルベット初のミドシップエンジン搭載

一番のトピックは、今までフロントに積んでいたエンジンをミドシップ(車体中央)に搭載したということだ。これはシボレー、そしてコルベットとしても初のチャレンジである。

史上最強スペックで登場!

気になるスペックは直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。ドライサンプオイル潤滑システムや気筒休止システムを採用した。さらに、パフォーマンスエグゾースト装着車の場合、最大出力は495hp/6450rpm、最大トルクは65kgm/5150rpmを発揮する。このエンジンと組み合わせるトランスミッションは8速のデュアルクラッチで、車両総重量は1530kgとかなり軽量だ。0-96km/h加速は3秒を切り、コルベットのエントリーモデルとしては史上もっとも早いという。

フロントはブレンボ製ブレーキが標準

ベースモデルはフロントのみブレンボ製ブレーキとなる。Z51パフォーマンスパッケージを選べば、前後ともにブレンボ製となるうえ、大型ローターが装備される。タイヤはミシュラン パイロットスポーツでサイズはフロントが245/35ZR19、リヤが305/30ZR20となる。

新型コルベットのデザインモチーフは戦闘機だ!

新型コルベットのデザインは戦闘機の「F22」や「F35」をモチーフとしている。ボディサイズは全長×全幅×全高=4630×1934×1234mmでホイールベースは2722mmだ。

コルベットとして初めて薄型LEDヘッドライトを採用したほか、テールランプには流行りのアニメーションターンシグナルランプを搭載している。

さらにボディサイドには、エンジン冷却とエアロダイナミクス性能を高める大型のエアインテークが装備される。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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