三菱ふそう、中型トラック「ファイター」に4気筒エンジン搭載モデルを追加

三菱ふそうトラック・バスは、中型トラック「ファイター」に新型4気筒エンジン「4V20」型搭載モデルを追加設定し、2018年8月より販売を開始した。価格(消費税込)は、6MT、GVW8t、カーゴシャシ、ショートキャブ、リーフサス仕様が729万5400円となる。

中型トラックのファイター 4気筒エンジン搭載モデルは、平成28年排出ガス規制に適合するとともに、平成27年度重量車燃費基準+5%を達成。6気筒エンジン(6M60型)搭載車に対し、最大約300kg重量を軽減したことで、車両総重量クラストップの積載量を確保した。

特に一般道主体の走行形態においては、優れた燃費性能と高積載で高い輸送効率を実現している。

準中型免許対応(車両総重量7.5t)車についても、仮眠やリクライニングが可能となるフルキャブ、大型トラック同等のボデー幅が搭載可能な広幅キャブも設定した。

また、精密機械や生鮮食品の輸送に適したエアサス仕様車を設定し、ビジネスをサポートする。

ふそう中型トラックは、1964年に国内で初めての本格4トンキャブオーバータイプ「T620」型を発売以来、常に市場動向及びユーザーのニーズに応えるべく改良を重ねてきた。

三菱ふそうは、現行のゆとりのある6気筒エンジンに加え、高い経済性を確保した4気筒エンジン車両をラインナップに追加することで、幅広いビジネスシーンに合わせたトラックを提供する。

■中型トラック「ファイター」4気筒エンジン搭載モデルの特長

・平成28年排出ガス規制に適合

・平成27年度重量車燃費基準+5%達成

・6気筒エンジン(6M60型)搭載車に対し、最大約300kgの重量軽減

・クラストップの積載量を確保(車両総重量8t)

・準中型免許車両対応(車両総重量7.5t)車で、フルキャブ、広幅キャブ、エアサス仕様を提供

・発進性を高める「ふそうローンチアシスト」を標準搭載(発進時にエンジン回転数をアップして発進をサポート。発進後は通常回転に戻る)。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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