フォルクスワーゲン、機能強化した各種モデルを発売
フォルクスワーゲングループジャパンは、フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムの「コンポジションメディア」とナビゲーション機能付の「ディスカバープロ」両機種の機能強化をはじめ、一部モデルの装備・機能をさらに充実させたモデルを7月20日より発売する。
今回、機能装備等の充実を図ったモデルは、ザ・ビートル/ゴルフ/ゴルフヴァリアント/ゴルフオールトラック/ゴルフトゥーラン/ティグアン/パサート/パサートヴァリアントの8モデルの全29グレード。一部のモデルやグレードには既に搭載済みの機能もあるが、先進機能を一斉に装備する。
機能強化の最大のハイライトは、純正インフォテイメントシステムの大幅改良で、2機種のフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムは、画面が大きくなり、視認性を大幅に向上させた。ラジオシステムのコンポジションメディアは6.5インチから8インチに、ナビゲーション機能付のディスカバープロも8インチから9.2インチになった。
さらにディスカバープロは、スイッチ類が無くなって、全面フラットになったタッチスクリーンへと進化したことで、使い勝手も向上している。また、新型ゴルフでフォルクスワーゲン初採用となったジェスチャーコントロール機能を搭載し、画面にタッチすることなく、手を画面の前で左右に動かすだけで、ホームメニューの切り替えやラジオの選局などが可能になる。加えて住所検索入力も都道府県市区町村など順番に入力できることで、今までよりも容易に検索できるようになった。またフォルクスワーゲンが提供する各種コネクティッドサービスもより一層充実した。
プラグインハイブリッド車の予約充電やエアコンの遠隔操作などに加え、新たに遠隔から目的地を検索・送信できるスマートフォン向け専用アプリケーションのフォルクスワーゲンカーネットを8月上旬より配信している。これにより昨年から強化しているモバイルオンラインサービスのコンテンツがさらに充実し、利便性が増している。
さらに、機能が拡張した先進技術の採用や仕様変更により、一部モデルの魅力を安全性と共に高めた。具体的には、ザ・ビートル/ゴルフ/ゴルフヴァリアント/ゴルフオールトラック/ゴルフトゥーラン/ティグアン/パサート/パサートヴァリアントに装備するパークディスタンスコントロール機能が拡張して安全性がより向上した。
ゴルフトゥーランの標準モデルに初採用のパークディスタンスコントロールは、障害物などを検知して警告音などで知らせるシステムで、駐停車時などにとても便利な機能である。今回の機能拡張では、各モデルに前進後退時衝突軽減ブレーキ機能が追加された。クルマが障害物に近づいて、衝突する恐れがある場合、自動的にブレーキを作動させて障害物との衝突を回避または被害を軽減させる。
その他、ザ・ビートルBase/Designでは、死角にあるクルマなどの存在をドライバーに知らせるブラインドスポットディテクションや出庫時の車両後方の安全確認をサポートするリアトラフィックアラートを標準装備した。これらの安全装備の拡充等に関しては、これまでVGJが積極的に取り組んできたフォルクスワーゲンの総合安全コンセプトフォルクスワーゲンオールイン・セーフティの普及の一環として行っているものである。
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