VW、4年ぶりにゴルフをモデルチェンジ…最新デジタルインターフェースを採用

フォルクスワーゲン 新型ゴルフ(ハイライン)

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフ/ゴルフヴァリアント/ゴルフオールトラックを約4年ぶりに刷新し、5月29日から販売する。

ゴルフは、1974年(日本発売開始は1975年)に初代が発売されて以降、40年以上にわたり3300万台以上が生産されている世界的なベストセラーカー。日本にも累計約85万台以上が輸入・販売され、日本でもっとも親しまれている輸入車である。

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直感的な操作を可能にする先進のデジタルインターフェースを採用

フォルクスワーゲン 新型ゴルフ
フォルクスワーゲン 新型ゴルフフォルクスワーゲン 新型ゴルフ

新型ゴルフ/ゴルフヴァリアント/ゴルフオールトラックは、新しい12.3インチ大型ディスプレイのデジタルメータークラスター”Active Info Display”(アクティブインフォディスプレイ)を初採用した。グラフィック表示になったこのメーターは、ドライバーの好みに応じて数種類のモードから選択できる。

ナビゲーションモードは、Volkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro(ディスカバープロ)”と連動してマップをより大きく映し出すことで、先進性ある優れた視認性を実現した。

また、Volkswagen純正インフォテイメントシステムもスクリーンが大きくなり、視認性が向上。ラジオシステムの“Composition Media(コンポジションメディア)”は、6.5インチから8インチに拡大し、ナビゲーションシステムの“Discover Pro”も8インチから9.2インチへとサイズアップした。サイズの拡大だけでなく、全面フラットなタッチスクリーンへと進化したことで、使い勝手も向上している。

さらに、ナビゲーションシステムの“Discover Pro”には、フォルクスワーゲン初採用となるジェスチャーコントロール機能を搭載。コンパクトクラス初となるこの機能は、スクリーンをタッチすることなく、スクリーンの前で手を左右に動かすだけで、ホームメニューの切り替えやラジオの選局などができる。

また、同乗者がラジオや各メディアの操作、ナビゲーションの目的地検索ができるスマートフォン向けアプリケ―ション“Volkswagen Media Control(フォルクスワーゲン メディア コントロール)”も新型ゴルフの発売日である5月29日から各ストアより配信する。これにより、2016年から強化している各種オンラインサービス“Volkswagen Car-Net”と合わせて、インフォテイメントシステムとスマートフォンとの連携がより一層高まり、さらに利便性が向上した。

自動運転を見据えた運転支援システムと先進安全技術

ゴルフはこれまでも先進運転支援システムを標準化してきたが、今回はコンパクトシリーズに初めて渋滞時追従支援システム“Traffic Assist(トラフィックアシスト)”を設定した。レーンキープアシストシステム“Lane Assist(レーンアシスト)”と“アダプティブクルーズコントロール(ACC)”をベースにしたこの渋滞時追従支援システムTraffic Assistによって、前後および横方向のクルマの動きを制御できるようになり、システムは限界内で自動的にステアリング操作と加速とブレーキングを行う。(ただし現時点ではあくまでもドライバーがステアリングホイールを握った状態で実行されるもので、いつでも修正可能という前提条件が必要になる)

これによりドライバーの疲労を軽減し、これまで以上に快適な運転環境を提供できるだけでなく、渋滞時などの追突事故抑止効果も期待されるなど、ドライバーと乗員のすべてに高い安全性を提供できるようになった。さらに、全車標準装備となるプリクラッシュブレーキシステム“Front Assist(フロントアシスト)”には、新たに歩行者検知機能を追加したことで、一段と安全性を高めた。

先進性を視覚的に表現した新しいエクステリアデザイン

フォルクスワーゲン 新型ゴルフオールトラック
フォルクスワーゲン 新型ゴルフRヴァリアント

バンパー(前後)のデザインを刷新し、フェンダーの奥まで切れ込んだ新形状のヘッドライトを採用することで、スポーティでシャープな印象を与えている。新たに採用したLEDヘッドライトは、自然光に近い光がより明るく夜道を照らしてくれる。

リアも全車LEDテールランプを採用したことで後続車両からの視認性を高め、安全性も増した。さらに、LEDテールランプには、ウインカーが流れるように光るダイナミックターンインジケーターをフォルクスワーゲンとして初採用している。

スポーツモデルのパフォーマンスを向上

フォルクスワーゲン 新型ゴルフGTI
フォルクスワーゲン 新型ゴルフR

優れた動力性能をさらに楽しめるよう、スポーツモデルのエンジン出力を向上させた。

ゴルフGTIは230PS(+10PS)、ゴルフRは310PS(+30PS)へと、それぞれパワーアップ。さらに新開発の湿式7速DSGをゴルフRに採用するなど、フォルクスワーゲンの走りの楽しさを伝えるモデルとしての魅力がさらに増した。

※カッコ内は従来値

価格(消費税込)

ゴルフTSI トレンドライン/1.2L + 7DSG/249万9000円

ゴルフTSI コンフォートライン/1.2L + 7DSG/279万9000円

ゴルフTSI ハイライン/1.4L + 7DSG/325万9000円

ゴルフGTI(M/T)/2.0L + 6M/T/389万9000円

ゴルフGTI(DSG)/2.0L + 6DSG/399万9000円

ゴルフR(M/T)/2.0L + 6M/T/549万9000円

ゴルフR(DSG)/2.0L + 7DSG/559万9000円

ゴルフヴァリアント TSI コンフォートライン/1.2L + 7DSG/293万9000円

ゴルフヴァリアント TSI ハイライン/1.4L + 7DSG/339万9000円

ゴルフヴァリアント TSI R-Line/1.4L + 7DSG/359万9000円

ゴルフR ヴァリアント/2.0L + 7DSG/569万9000円

ゴルフオールトラック TSI 4MOTION/1.8L + 6DSG/359万9000円

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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