ポルシェ、「マカン」発売に先立ち、オンラインキャンペーン開始
ポルシェは、コンパクトSUVモデル「マカン」で新たな市場セグメントに参入するべく通常とは異なるアプローチの導入キャンペーンも展開していくと発表した。
マカンの来春の世界発売に先立ち、革新的かつ包括的なオンラインプラットフォームを中心に、さまざまなソーシャルメディアチャネルを使い、興味を持ったユーザー同士が交流することが可能なキャンペーンを展開する。
マカンのマイクロサイトは、車両情報とユーザーによって作られるソーシャルメディアのコンテンツが組み合わさり、興味を持ったユーザーのインターフェースの役割を果たす。ここではFacebook、Google+などのアカウント経由でログインし、マカンに関連する個人ネットワークのメンバーの活動をフォローし、この最新のポルシェに関する考えをそれぞれ作りだすことが可能となる。
このオンラインキャンペーンは、複数の段階に分けて実施。現在は毎週2回、ユーザーにマカンに関する背景情報およびテクニカルな詳細が配信され、同時に5段階で構成されるダイレクトマーケティングキャンペーンも実施している。
オンラインキャンペーンは、ポルシェセンターのマカンコーナーでも行われる。ここでは、購入検討者が2014年4月のドイツでの発売前に、バーチャルでありながら驚くほど現実的な体験を提供する「拡張リアリティアプリ」を使って、マカンについてさらに知ることが可能。バイスプレジデントのDr.ケル・グルーナー氏は、「マカンを市場に導入するに当たって、私達はデジタル世代と定義される新たなターゲットグループに到達したいと考えています。これが、ブランド体験をバーチャル世界にも広げる私達の目標となっている主な理由です。」と語った。
また、マーケティングおよびコミュニケーション担当ダイレクターのロベルト・アデー氏はこう語った「私達にとって、あらゆる端末を通して一貫してエモーションをかき立てるユーザー体験を提供することが、統一されたブランドのプレゼンスをデジタル世界で達成するためのカギとなります。」とコメントした。
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