ミニ デザインワークショップ「ミニデザイン@ホーム」イベントレポート/竹岡圭(1/2)

ミニ デザインワークショップ「ミニデザイン@ホーム」イベントレポート/竹岡圭
ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 ミニ 次期モデル「F56」 自動車評論家の竹岡圭さん 自動車評論家の竹岡圭さん 自動車評論家の竹岡圭さん 画像ギャラリーはこちら

3チームが混ざり合って仕事をしているというのが特徴

自動車評論家の竹岡圭さん自動車評論家の竹岡圭さん

いよいよ3代目ミニが登場する!(らしい)。

そろそろかな~と予想はしていたのですが、どうも噂によると、2013年中に、ミニは3代目へとフルモデルチェンジするらしいんです。BMW MINIになってから、初代R50、2代目R56と2台のハッチバックを愛車として乗り継いできた私としては、これはもうどうしても気になるんですよね。それに大ヒットモデルの後に、また大ヒットモデルを作るのって本当に難しいと思うんですが、ミニブランドのモデルはすべて好調な売れ行きを見せています。この秘密を一度伺ってみたいと思っていたんです。

そんな折、ミニのデザインワークショップ「ミニデザイン@ホーム」が、ミュンヘンのBMW開発センター内にあるミニのデザインスタジオで開かれるということで、一路ミュンヘンまで飛んできちゃいました。

訪れたのはビルの屋上。その屋上は開閉可能な屋根がついており、まるで小さな有明コロシアムのような感じ。その屋上にあるドアを開けると、そこはドーンと広がったオープンスペース。最近では仕切りのない職場が流行っていますが、このスタジオもまさにそう。2フロアほどをデザインスタジオが占めているのですが、上の階も完全なオープンスペースになっていました。

この広いスペースをエクステリア、インテリア、カラーマテリアルの3つのチームが使っているのですが、この3チームが部門別に島になるのではなく、混ざり合って仕事をしているというのが特徴のひとつなんです。つまりディスカッションがしょっちゅう行われているということなんですよね。

最新を突っ走るミニが、人の手でアナログに作られている!?

ミニ 次期モデル「F56」
ミニ 次期モデル「F56」ミニ 次期モデル「F56」

さて、これらチームがまず最初に行うのはスケッチではなく、ミニのインスピレーションを集めてボードに貼り出し、どういう方向にするのかをディスカッションすることだそう。「真面目さと遊び心をちょうどよく」というのが、デザインチームのコンセプトだそうですが、ビックリしたのは結構アナログな方式が取られていること。

インスピレーションに貼り出すのも紙ならば、最初にスケッチを行うのも紙。クルマのプロポーションを決めるのは紙テープを使ったテープドローイングと、アナログ式手作業が本当に多いんですよ。もちろんそこから先は大型タブレットを使ったりするそうですが、あの最新を突っ走るミニが、こうやって人の手でアナログに作られているというのが面白かったです。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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