ミニ・ジョン・クーパー・ワークス試乗レポート ~スポーツモデル初心者から上級者まで虜にするマルチプレーヤーな走り~/今井優杏(3/4)
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最終更新日:
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:阿部昌也
それぞれが少しずつ正当進化した『MINI史上最強エンジン』
そのトグルスイッチを押し下げると、エンジンがガウン!と目を覚ます。低く、勇ましく、お腹の底に響くサウンドは、もう走る前から普通のミニじゃない。
新開発の4気筒2リッターターボエンジンは最高出力231psを5200~6000rpmで生むという正統派レーシングスペック。最高車速は246km/h、0-100km/h加速は6.1秒と、可愛い外観にそぐわずそのままサーキットに持ち込んだっていいくらいの立派なプロフィールである。しかもこのターボ、最大ブースト圧は2.2バール(クーパーSで1.9bar.)。よって冷却系なども順当に強化されている。最大トルク、最高出力、最高車速、そして燃費性能までもが先代よりもそれぞれが少しずつ正当進化している。題して『MINI史上最強エンジン』。
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