新型「レクサス RX」やっぱり“ド派手”なスピンドルグリルを採用! [詳細解説・フルモデルチェンジ](1/3)

新型「レクサス RX」やっぱり“ド派手”なスピンドルグリルを採用! [詳細解説・フルモデルチェンジ]
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レクサス RXがフルモデルチェンジ!さらにインパクトを増したフロントフェイス

レクサスはトヨタが世界的に展開する高級車ブランド。北米では1989年に発足したが、日本の開業は2005年と遅かった。それでも今年で10周年を迎えている。

この記念すべき年にフルモデルチェンジを受けたのが「レクサス RX」だ。シティ派のLサイズSUVで、存在感の強いボディスタイル、広くて快適な居住空間、上質な運転感覚などを特徴としている。

レクサス RX200t
レクサス RX(3代目・マイナーチェンジ前)レクサス RX(3代目・マイナーチェンジ後)

先代RXは、ボディ全体が丸みのある形状だった。

フロントマスクが鋭角的なスピンドルグリルに変わったのはマイナーチェンジ後で、先代RXのデビュー時点では大人しい形状だった。その意味で新型RXは、ボディ全体がスピンドルグリルに象徴されるデザインになっている。

しかもグリルの鋭角な部分を高めに配置して、下側に位置する台形の開口部を大きく見せている。大地に踏ん張る雰囲気を強めた。ボディサイドやリアビューの処理も鋭角的だ。2014年7月に発売されたひとまわり小さな「レクサス NX」に似た印象を受ける。

全体的には少し繁雑で、ガンダム風というか子供っぽい印象も受けるが、デザインの良し悪しは見る人の感覚で異なる。今のレクサスはこの路線だ。

レクサスはプレミアムブランドとされ、欧州車ではメルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどがライバルになる。こういった車種と対抗しても埋もれず、なおかつ「外観がどのブランドにも似ていないこと」を求めると、どうしてもアクの強い方向に発展するのだろう。

ボディサイズは全長が4,890mm、全幅が1,895mm、全高は1,710mmになる。

先代RXに比べると120mm長く、10mmワイドで、20mm高い。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)も50mm伸びて2,790mmになった。

最小回転半径は先代型は5.7mだったが、新型では5.9mになる。日本の道路環境を考えると大柄で、サイドウィンドウの下端は高めだ。ボディ後端のピラー(柱)も太いので、視界には注意したい。購入する時には試乗車で縦列駐車などを試したい。

レクサス RX450hレクサス RX450hレクサス RX450hレクサス RX450hレクサス RX450h

レクサスらしく上質なインテリア、室内空間も僅かに拡大

レクサス RX450hレクサス RX450h

内装はレクサス車とあって上質に造り込んだ。インパネはBMWなどに似た水平基調のデザインだ。

空調システムが備わるインパネの中央から、ATレバーが配置されたセンタークラスターまで視覚的な連続性を持たせ、運転席の囲まれ感を強調している。

ステアリングホイールの上部には、フロントウィンドウにカーナビ関連の情報を表示するフルカラーヘッドアップディスプレイを装着。視認性の向上を図るとともに、デザイン面でもメーターとの一体感を持たせた。

室内空間はLサイズSUVらしく、居住性に優れている。ホイールベースの拡大によって、前後の乗員間隔はわずか18mmだが広がって980mmになった。軽自動車のワゴンRは1,000mmを確保するから広さ自体は驚くほどではないが、大人4名がゆったりと快適に乗車できる。

後席を倒せば十分な容量を持つ荷室になり、ワイドなボディだから荷室の幅も広い。

今はステーションワゴンのバリエーションが大幅に減ったが、レクサス RXであれば同様の使い方ができるだろう。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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