新型「レクサス RX」やっぱり“ド派手”なスピンドルグリルを採用! [詳細解説・フルモデルチェンジ](3/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
もはや、海外ブランドと真っ向から比較される立ち位置にある「レクサス RX」
2リッター直列4気筒ターボを搭載した「RX200t」、3.5リッターV型6気筒ハイブリッドを搭載する「RX450h」ともに、標準仕様、充実装備の「バージョンL」、スポーティな「Fスポーツ」をそろえる。駆動方式は前輪駆動の2WDと4WDだが、Fスポーツについては4WDのみ。
SDナビゲーションシステムなどの基本装備は全車が標準装着しており、バージョンLにはセミアニリンの本革シート、パノラミックビューモニターなどが標準装着される。
Fスポーツにはホールド性を高めた専用シートなどが備わり、車両重量の重いRX450hのFスポーツには、電動アクティブスタビライザーが付く。
タイヤサイズは標準仕様は18インチ(235/65R18)で、バージョンLとFスポーツには20インチ(235/55R20)が装着される。
価格はRX200tの2WD/標準仕様が「495万円」、4WD/Fスポーツは「605万円」。RX450hの2WD/標準仕様は「602万5000円」で、4WD/Fスポーツは「742万5000円」だ。
ちなみに先代RXの価格は、3.5リッターV型6気筒を搭載したRX350の2WD/標準仕様が「490万6286円」だったから、新型RXの200t・2WD/標準仕様とほぼ同額だ。
先代RXでは緊急自動ブレーキを作動できる衝突回避の支援機能がオプション設定だったが、新型RXでは基本的なプリクラッシュセーフティシステムなどは標準装着される。
3.5リッターV型6気筒を2リッター直列4気筒ターボに置き換えたコストダウンは、安全装備などで埋め合わせられる。また先代RX450hの4WD/Fスポーツは、電動アクティブスタビライザーを装着して「695万3143円」であった。新型は「742万5000円」だ。安全装備が標準化されたとはいえ、価格上昇は小さくない。
ちなみに740万円前後の価格帯には、メルセデス・ベンツ ML、BMW X4、アウディ SQ5、レンジローバー ディスカバリーなどが用意されている。RX450hはこれらの車種と比較して選ぶのも良いだろう。
また、RX200tの500万円前後の価格は「レンジローバー イヴォーク」「メルセデス・ベンツ GLA250・4マチック」「アウディ Q3」などに近い。レクサス RXは、海外ブランドと真っ向から比較される領域に踏み込んでいる。まさにそこをねらって、さまざまな機能に磨きをかけた。
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