【元営業マンが解説】新車の値引きはいくらまで可能? 相場や交渉のコツも紹介
- 筆者: 文生伊(あおい)/松浦 広恭
新車を購入する際、どれくらい値引きが可能なのか確認してから値引き交渉に臨みたいですよね。
また「新車の値引き交渉はどのように行うのか」「事前準備として何が必要なのか」「どうやって値引き交渉を切り出すのか」ということも把握しておきたいはずです。
そこで本記事では、新車の値引き交渉をする際、頭に入れておきたい相場や交渉方法まで網羅的に解説します。
あわせて、営業経験のある筆者より、値引きの交渉のコツについても紹介していきます。
目次
新車の値引き相場とは?
新車の購入を検討している際、ディーラーでの値引きの相場が気になりますよね。
ディーラーはいくらでも値引きができるというわけではなく、ある程度の相場が決まっています。
そこでまずは新車の値引き相場や、その調べ方について詳しく解説していきます。
新車の値引きの相場は10%前後
一般的な新車の値引きの相場は10%前後です。
例えば、車両価格が300万円の場合、30万円前後の値引きが期待できるということになります。
価格の高い車ほど値引き額が大きい
ディーラーは一般的に車両価格の6~8割の価格で新車を仕入れていると言われており、その上で人件費などの経費と利益を確保しなければなりません。
そのため、車両価格の安い車は値引きが難しい一方で、車両価格の高い車を狙っているならば、大幅な値引きが期待できます。
需要やディーラーの状況によって値引きは異なる
新車の値引きの相場は常に同じとは限らず、需要やディーラーの売りたいタイミングによっても異なります。
ディーラーによって事情は異なるため一概には言えませんが、フルモデルチェンジした直後であれば0~5%前後、次のフルモデルチェンジの直前なら10~15%前後が目安です。
また、レクサスなどの高級ブランドの場合は、ブランドイメージを損なわないためにあえて新車の値引きをしないという戦略をとっているケースもあります。
新車の値引き相場の調べ方
一般的な新車の値引き相場は10%程度と言われていますが、実際にはメーカー・車種によって異なるため、個別に調べた方が確実です。
新車の値引き相場を最も正確に調べる方法は、複数のディーラーで同一車種の見積もりを取ることです。しかし、ディーラー巡りをするには手間と時間がかかります。手軽に相場感を知りたい場合は、ネットの情報サイト等で値引きの相場を調べる方が良いでしょう。
ディーラー訪問前に価格や値引き相場を頭に入れておくことができます。
値引き交渉次第では新車でも大幅な値引きが可能
ディーラーでの交渉次第では新車でも大幅な割引を受けることが可能です。
それは値段が高いために売れないという事態を避けたいのと、できるだけ高い車を売りたいと思っているからです。
ディーラーとしては値引き額をできるだけ抑えたいと思っていますが、ディーラーの営業担当者はある程度の値引き交渉があることを想定して商談に臨んでいます。
ここからは話術に自信がない人でも交渉ができるように「新車の値引き交渉のコツ」をご紹介します。
元営業マンが解説! 新車の値引き交渉の9つのコツ
新車の値引き交渉を有利に進めるために、押さえておきたいコツを9つ紹介します。
これらは初めて新車を買う人や、車に詳しくない人でも実践できることばかりです。一つずつ解説していきます。
値引き交渉のコツ1:決算セールやボーナス時期を狙う
新車の大幅な値引きを狙う上で絶対に外せないのは、ディーラーが販売に積極的な時期に交渉することです。
特に年度末の決算セールやボーナス時期が狙い時です。
一般的な国産メーカーの決算セールは2月~3月と8月~9月で、ボーナス時期は6月と12月です。
新車の値引き交渉に最適なタイミング
・2~3月や8~9月の決算期
・夏季や冬季のボーナス支給時期(6月、12月)
・新型車の登場が間近な旧型モデルの在庫処分期
上記のような、販売目標の達成や在庫一掃を最優先したいタイミングを狙うと、新車でも高い値引きに期待できる可能性があります。
これらの時期は、ディーラーが年間販売目標の達成に向けて一気に売上を伸ばそうとするタイミングです。そのため特別な値引きや金利の優遇など、通常よりもお得に新車が購入できるキャンペーンを開催します。
この時期を逃さずに値引き交渉することで、新車でも大幅値引きの可能性が高まります。
値引き交渉のコツ2:ディーラーの営業担当者には丁寧な態度で接する
ディーラーの営業担当者に対して「しつこい」「面倒くさい」と感じる人もいるかもしれませんが、営業担当者には丁寧な態度で接することが大切です。
なぜなら、営業担当者から「この人に買ってもらいたい」と思ってもらうことで、より値引きを頑張ってもらえる可能性が高まるからです。
逆に、高圧的な態度を取ってしまうと、「この人と付き合うと今後トラブルになる可能性がある」と判断されてしまうかもしれません。そうなると「ウチで買ってほしくない」と思われてしまい、値引きをしてくれなくなる可能性もあります。
また、車は「買ったら終わり」ではなく、車検やメンテナンスなどが必要です。ディーラーとは購入後も長い付き合いになることを頭に入れておくと良い取引に繋がります。
人としての礼儀を忘れないよう心がければ、双方が気持ちよく納得のいく新車の値引きを引き出せるでしょう。
親しみを込めて名前を呼びかける方法も、営業担当者との距離を縮めることができるので効果的です。
値引き交渉のコツ3:若手の営業に声をかける
新車値引き交渉の際、ベテランよりも若手の営業担当者に声をかけるという方法もあります。
売上台数が少ない若手であれば「実績を上げたい!」と意欲的な接客をしてくれます。また上司である店長も、なんとか若手に結果を出してもらおうと、ベテラン営業担当者の裁量以上の値引きを許可するかもしれません。
このように、若手の営業担当者の売りたい気持ちを高めるよう交渉を進めることで、精一杯の値引きを引き出せる可能性があるためおすすめです。
値引き交渉のコツ4:予算と値引きしてほしい額を素直に伝える
新車の値引き交渉の際には、設定している予算の背景と具体的な値引き額を示すことが重要です。
漠然と「値引きしてください」と伝えるだけだと、営業担当者もいくら値引きをすればよいのかわからず、最初から満額回答を引き出すことは難しいでしょう。
そこで、予算を伝えつつ、いくらまで下げてくれたら即決できるのかという目安を伝えることが重要です。
上限額を超えていなければ値引きに応じてくれる可能性もありますし、上限額を超えている場合にはいくらまでなら値引きが可能なのかという基準額を教えてもらえることもあります。
記事の冒頭にも書きましたが、新車の値引き額の目安は10%前後です。そのため新車価格から10%~15%を値引きをした額を予算として伝えてみるとよいでしょう。その金額を基準に交渉が始まります。
逆に20%以上の値引きを要求してしまうと、場合によっては「冷やかし」だと思われてしまい、営業担当者から真摯に対応されなくなる恐れもあります。
売り手、買い手にとって良心的な範囲での値引き交渉を心掛けると良い結果に繋がるでしょう。
値引き交渉のコツ5:オプションの追加を条件に値引きを検討してもらう
車両価格の値引き交渉が難しいと感じたら、オプションの追加を条件に値引きを検討してもらうことも有効な策です。
ただし、オプション追加を条件に値引きしてもらう際のポイントは「ディーラーオプション」から選ぶことが重要です。
工場で装着される「メーカーオプション」はディーラーの売上にあまり影響がないため、交渉の道具としてはあまり有効とは言えません。
一方で、ディーラーオプションはディーラー側の裁量があり、値引きがしやすいオプションになっています。
おすすめの一例は「メーカー純正のカーナビ」を「ディーラーオプションのナビ」に変更する方法。また撥水コーティングなど、価格の大部分を工賃が占めているオプションも調整がしやすく狙い目です。
値引き交渉のコツ6:車検を通すか、新車に乗り換えるかを悩んでいると伝える
「車検を通すか、新車に乗り換えるかを悩んでいる」と伝える方法も賢い作戦です。
車検はディーラーにとって、さほどの利益をもたらすものではありません。
より確実に利益を上げたいディーラーは、値引きをしてでも新車を販売する方を優先します。
「せっかく新車の購入を検討しているお客様を逃したくない」と営業担当者に思わせられれば、大幅な値引きが期待できるでしょう。
値引き交渉のコツ7:他のディーラーで見積もりを取得する
他のディーラーで新車の見積もりを取得することも大切なステップです。
同じメーカー・同じ車種を販売しているディーラーであっても、経営会社が異なる場合があります。経営会社が異なれば、値引きのルールも異なることがあり、比較することでより良い条件を引き出せる可能性もあります。
そのため、値引き交渉を考えている場合には、「メーカー・車種・グレード・オプション」を揃えた状態で、複数ディーラーで見積もりを取得することがおすすめです。
これらは即決を条件に交渉する場合にも有効で、営業担当者に「この見積もりより◯万円安ければ今日決めます」と伝えると値引きが直接交渉成立につながるため効果的です。
値引き交渉のコツ8:友人に取引のあるディーラーを紹介してもらう
友人に取引のあるディーラーを紹介してもらう方法も有効です。
なぜなら、ディーラーは初見・一見の客よりも、長く取引のある客を大切にするからです。新規客を紹介してくれた既存客の顔を立てるため、しっかりとした値引きに応じてくれます。
また、新規客が満足してくれれば、その客から新たな紹介のきっかけを得られる可能性もあります。紹介された客に対していい加減な対応をする営業担当者はほとんどいません。
営業をやっていると、一度や二度は「客が客を呼ぶ」という経験をしていることも多いので、一見のお客さんよりも大切にしてもらえるはずです。
値引き交渉のコツ9:あなたから買いたいと最後の一押し
他社と見積もりが同じだった場合など、交渉が行き詰まった場合は、最後の一押しをしつつ、値引きしたくなる客になることです。
頑張ってくれている営業担当者を立てて「あなたから買いたいんだけど、決め手がなくて困っている。もうひと頑張りお願いできないか?」と、最後の一押しをお願いしてみることをおすすめします。
ポイントは「買いたい気持ちは満々」「真剣に悩んでいるからこそのお願い」だということを相手に伝えることです。
これによって、客の積極的な態度を見れば、営業担当者も「もう一押しすれば売れる」と手ごたえを感じられるため、成約に向けて最後のひと頑張りをしてくれる可能性があるからです。
また、良くしてくれた営業担当者の名前を呼びかけて、「ここまでやってくれたから私は◯◯さんから買いたい」と伝える方法も効果的です。
コミュニケーションをしっかりと取れて、今後もお付き合いができそうだと思ってもらうことで、値引きしたくなる客となり、ディーラーの営業担当者も頑張ってくれるでしょう。
値引き交渉はコミュニケーションの成果なので、感情的に攻めることで活路が開けることもあります。
新車の値引き交渉をするタイミングや切り出し方は?
新車の値引き交渉のコツが分かってきたら、次は値引き交渉をするタイミングや、値引き交渉の切り出し方が気になりますよね。
値引き交渉を切り出すタイミングは、契約直前が最も効果的です。
なぜなら、営業担当者は契約を取りたいという気持ちが最も高まっているため、最後の最後まで交渉に応じようとするからです。
納車までに必要な合計金額が分かったタイミングで、以下のような値引き交渉の切り出し方をすると良いでしょう。
具体的な金額を提示する
「〇〇万円で納めてもらえませんか?」と、具体的な金額を提示することで、交渉がスムーズに進みやすいです。
他のディーラーの金額を伝える
「他のディーラーで見積もりを取ったのですが、〇〇万円だった。あなたから買いたいのでもう少し安くしてほしい」と、他のディーラーとの比較を出しつつ、あなたから買いたいということを営業担当者に伝えると、他ディーラーの見積もりよりも割引をしてくれる可能性があるでしょう。
オプションを追加する
「このオプションとこのオプションも付けたいのですが、それらを含めて〇〇万円でお願いできますか?」と、オプションを追加したり、複数のオプションを組み合わせることで、値引き交渉の余地を作ることができます。
先ほども記載しましたが、メーカーオプションよりもディーラーオプションのほうが割引されやすいため、交渉前に追加したいディーラーオプションを選定しておきましょう。
今日契約する意向を伝える
「今日契約したいのですが、〇〇万円まで値引きしていただけますか?」と、今日契約する意思を伝えることで、営業担当者の決断を促すことができます。
このように、契約内容がまとまってきて、あと一押しというタイミングで切り出すのがポイントです。また、営業担当者との関係性を築けてからのほうが、値引き交渉がしやすいという意味でも、終盤をおすすめします。
新車の値引き交渉しないメリットとデメリットとは
新車購入において、値引き交渉は一般的に行われます。
しかし、あえて「値引き交渉をしない」という選択をする人もいます。この選択には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
新車の値引き交渉をしないメリット
〇 メリット
・ディーラーとの良好な関係構築ができる
・時間もストレスもかからない
・オプションサービスが充実する可能性がある
ディーラーとの良好な関係構築
新車の値引き交渉を行わないことで、ディーラー側は顧客に対して好印象を持ちます。結果として、アフターサービスが充実したりする可能性が高まります。
時間もストレスもかからずスムーズ
新車の値引き交渉は、どうしても時間がかかってしまうものです。交渉に時間を費やすよりも、スムーズに契約を済ませたいと考える人もいるでしょう。
また、営業マンとのコミュニケーションや交渉が苦手という人とっても、心理的な負担を小さくすることができます。
オプションサービスが充実する可能性がある
新車の値引き交渉をしなくても、ディーラーによってはオプションサービスを充実させてくれることがあります。カーナビのグレードアップや、コーティングサービス、メンテナンスパック追加などが考えられます。
新車の値引き交渉をしないデメリット
× デメリット
・損をする可能性が高い
損をする可能性が高い
新車は、ある程度の値引きを前提に価格設定されていることが一般的です。値引き交渉をしないということは、その分損をする可能性があるということです。
値引き交渉をしないのもアリ
新車を購入する際は、必ずしも値引き交渉をしなければいけないわけではありません。
値引き交渉が苦手で、心理的な負担を避けたいという人や、時間がなくて交渉の準備ができなかった人などもいるはずです。
あるいは購入後のアフターサービスを重視したい人もいるでしょう。値引き交渉をしなければならないとい固定観念にとらわれず、自分の価値観やライフスタイルに合わせて、最適な購入方法を選ぶことが大切です。
交渉によって大きな値引きを狙うよりも、いま乗っている車を高く売る方向に注力すれば良いでしょう。
次に解説をしますが、ディーラーへ下取りに出すのではなく、中古車買取や一括査定などを利用し、できるだけ高く売ることを検討してみてください。
面倒な値引き交渉よりも手放す車を高く売るほうが楽
ここまで新車の値引きを有利に進めるコツについて解説してきましたが、「値引き交渉は面倒そう」「コミュニケーションが得意ではないので向いていない」と思っている方もいるでしょう。
特に複数のディーラーから見積もりを取得することや、友人に紹介を依頼することにハードルを感じる人も少なくないはずです。
そこでおすすめしたいのが、いま乗っている車をより高く買い取ってもらうというアプローチです。
購入費用を少しでも安くすることと、売りたい車を買い取ってもらうことは実質的に同じことです。そして手間のかかる値引き交渉をするよりも、楽でありながら効果が大きい可能性があるのでおすすめです。
ここからは車を高く売る方法について解説します。
下取りではなく中古車買取や一括査定を検討する
新車を購入する際、いま乗っている車を新車ディーラーへ下取りに出そうと考えている人がほとんどなのではないでしょうか。
しかし新車ディーラーへの下取りよりも中古車買取店の方が高く売れる可能性が高いです。
なぜなら新車ディーラーは中古車を売って利益を出す業態ではないから。さらに下取りでは競争が発生しないからです。
対して中古車買取店は、車を買い取らないと商売をすることができません。そしてディーラーや他社に客を取られたくもありません。
そのため中古車買取店では、商品を仕入れることを優先するため、ディーラーでの下取りよりも高額の査定がつきやすい傾向にあるのです。
中古車買取店の査定は複数の販売店をまわるか、一括査定を利用することで査定を受けることができます。
買取よりも一括査定のほうが高く売れる
買取は下取りよりも高く売れますが、一括査定のほうがさらに買取価格が高くなる可能性があります。
なぜなら、一括査定では複数の業者が競い合う環境であるため、高い査定額を提示しないと競合他社に負けてしまうからです。
逆に個別査定だと中古車買取店が少しでも利益を上げるため、低い査定額を提示し、そこから少しずつ査定額を上げるという方法が一般的。新車ディーラーとの値引き交渉と同等の交渉が必要になってしまいます。
そのため交渉をできるだけ行いたくないという人こそ、一括査定がおすすめです。
そして一括査定は複数のサービスが存在しますが、手間がかからず高く売れる「MOTA車買取」がおすすめです。
新車の値引き交渉時の注意点
新車は交渉次第で10%程度の値引きが期待できますが、いくつかの注意点があります。
一つずつ解説します。
新車では値引きができない車種もある
ほとんどの車種で新車の値引きは可能ですが、中には値引きができない車種もあります。
例えばレクサスなどのハイブランド車(高級車・輸入車)はブランドイメージを保つため、メーカーとして値引きに応じない方針となっていることもあります。
ディーラーによっては、ディーラーオプションやメンテナンスパッケージなどをつけることで、実質的な割引を提案してくれる場合がありますが、大きな値引きは期待できないでしょう。
また、国産の大衆車でもニューモデルやフルモデルチェンジ直後は新車の値引きをしないケースも多いです。
少しでも値引きを引き出したい場合は、交渉のタイミングを販売開始から遅らせて挑むことをおすすめします。
ただし、納車のタイミングが遅れてしまう可能性がある点には注意が必要です。
下取り額の割り増しで勘違いしない
新車購入の際に、いま乗っている車を下取りに出す人は、下取り額の割り増しで勘違いしないように注意が必要です。
ディーラーがよく使う交渉術の一つに「下取り額での調整」があります。
本当はもっと車両価格の値引きが可能にもかかわらず、下取り額を割り増しに表示して「お得」に見せているのです。
まずは「下取りなし」の見積もりを作ってもらい、具体的な値引き額の確認をおすすめします。
新車の値引きに関するよくある質問
新車の値引き交渉による悪影響はある?
新車の値引き交渉による悪影響は基本的にありません。
ただし、高圧的な態度で強引に値引きを迫ると、営業担当者の心証が悪くなり、交渉に応じてもらえなくなるリスクがあります。
新車の値引きには限界があるため、その車種の値引き相場に達したら、それ以上しつこい値引き交渉は行わないようにしましょう。
ディーラーで下取りは迷惑? 中古車買取店で売ったほうがいい?
ディーラーは下取りを迷惑とは考えておらず、新車を売りやすくするための「交渉の道具の1つ」と捉えています。
しかし、下取りはディーラーにとっては儲けにしづらいため、積極的に行うことでもありません。
いま乗っている車は中古車買取店で売ったほうが高く売れるため、下取りよりも買取の方が、ディーラーとユーザーの双方にとってお得でしょう。
他社メーカーのライバル車種の見積もりは値下げに有効?
値下げに有効に働くケースと働かないケースがあります。
有効に働くケースは、そのディーラーで可能な値下げ額まで到達していない時です。
一方で、すでに限界の値下げに達しているならば、ライバルの見積もりと比較させても、それ以上の値下げはあまり期待できません。
それよりも、いま乗っている車を一括査定に出し、少しでも高額で売りながら、新車へと乗り換えることを検討してみると良いでしょう。
まとめ
新車の値引きの相場や交渉のコツについて紹介してきました。
平均的な値引き相場は10%前後ですが、交渉のタイミングやコツを押さえることによって更なる値引きも期待できます。
値引きの交渉が面倒と感じるならば、いま乗っている車をMOTA車買取などの一括査定を利用しながら、高く売る方法がおすすめです。
一括査定を利用すれば、時間的にも精神的にも低い負担で、乗りたい車にお得に乗り換えられるので、ぜひお試しください。
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
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一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。