車が高く売れる時期やタイミングはいつ? 高く売るコツや買取業者の選び方もご紹介

  • 筆者: MOTA編集部
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車を手放すときは、なるべく高く売却したいと思うもの。実は、時期やタイミングによってどれだけお得に車を売却できるかが変わってきます。

本記事では、車が高く売れる時期や売却のベストタイミングをご紹介します。車を高く売るためのポイントや買取業者の選び方のコツも解説していますので、高額査定を狙う方はぜひ参考にしてみてください。

目次[開く][閉じる]
  1. 車が高く売れる時期は「1~3月」と「9月」
  2. 車を高く売るのにベストなタイミング
  3. 車を高く売るための7つのコツ
  4. 車を高く買い取ってくれる業者の選び方
  5. 複数業者の比較なら一括査定がおすすめ

車が高く売れる時期は「1~3月」と「9月」

車を手放すのであれば、「なるべく高く売れるタイミングで売却したい」と考えるものです。車が高く売れやすい月はいつなのか、理由も合わせて確認していきましょう。

もっとも良い時期は1~3月

結論から述べると、車を高く売るのに最適な時期は1~3月です。理由は、車の売買が活発になるからです。

1~3月は、就職や転職、引っ越しなどで車を新しく購入しようとする人が増えます。また、それに合わせて多くの買取店が決算月を3月に設定しており、1台でも多く車を売買しようとスパートをかけるのです。

とはいえ、車を売るのには時間がかかるもの。3月になってから動き出したようでは、3月中に売れない可能性もあります。できれば1~2月のうちから動き始めたほうが賢明です。

次に良い時期は9月

次に良い時期は9月です。

夏のボーナスを車の購入に充てようと考えている方が多いため、業者はそのタイミングに合わせて在庫を確保しようと買取に力を入れます。また、ディーラーや買取業者など半期決算が9月に集中しているのも大きな理由です。

1月まで待てない方は、9月を狙うとよいでしょう。売るタイミングを逃さないためにも、7月後半から8月にかけて動き始めるのがおすすめです。

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車を高く売るのにベストなタイミング

車を売るときは、月だけでなく車検や自動車税の課税、モデルチェンジといったタイミングにも注目しましょう。

売るタイミングによっては、抑えられたはずの余計な支出が発生してしまい、結果的に損をしてしまう場合もあります。車の売りどきを見極めて、なるべくお得に売却しましょう。

車検更新の前

車を売るタイミングは、車検更新の前がベストです。

車検を通してから売却すると、確かに査定金額は多少上がりますが、車検費用をカバーするほどは期待できません。実際、車検費用と上乗せされた査定金額を比べてみても、車検費用の方が高い場合がほとんどです。

また、車検依頼の手配をしなくてよいので手間がかからないのもメリットです。車検のタイミングで売却しようとするのであれば、車検が切れる1か月以上前から動き始めましょう。

自動車税の課税対象になる前

自動車税の課税対象前も、車を売るのに適したタイミングです。

自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している場合に発生する税金です。軽自動車は一律10,800円、普通乗用車は最低25,000円から、新規登録年月日や総排気量で金額が変動します。

自動車税の残存期間分が査定金額に含まれることもありますが、買取業者によります。査定額に含まれない可能性や、1~3月が高く売れる時期だということを考えれば、自動車税の課税対象となる前に売却した方が損をせずにすむでしょう。

モデルチェンジがおこなわれる前

モデルチェンジが実施されて車のモデルが古くなると、市場価値が大きく下落します。とくに、エコカーの場合は燃費性能に大きな差が生じる場合があるため、なるべくモデルチェンジ前の売却がおすすめです。

なお、フルモデルチェンジは4~6年のスパンでおこなわれる傾向にあります。売却したい車のモデルチェンジはいつおこなわれたのかを把握し、次のモデルチェンジまでの年数を逆算してみましょう。

走行距離が節目を迎える前

走行距離にも注目しましょう。一般的に、走行距離が10万キロを越えると車の劣化が危惧されて市場価値が大きく下落します。

また、自動車業界では「1万キロ=1年」が目安となっているため、10年という年数の節目にも注目してみてください。

いずれにしても、走行距離や年数は数字が増えるほど車の価値は下落するものです。売却すると決めたら、なるべく早く動き始めましょう。

タイミングで迷ったら1~3月に売ればOK

自動車税課税対象前の時期が重なるタイミングのため、車を売るのにもっとも適した月は1~3月です。「結局いつ車を売ればよいのかわからない」と悩んでいる方は、1~3月に照準を合わせて動き出しましょう。

車を高く売るための7つのコツ

続いては、車を高く売るためのコツをご紹介します。事前準備が査定額に大きく影響する場合もあるため、必ず確認しておきましょう。

車を高く売るためのコツ

  • 内外装をキレイに掃除する
  • 消臭剤でできるだけニオイを消す
  • 大きな傷やヘコみは触らない
  • 純正のパーツを揃える
  • 関連書類を揃えておく
  • 売却車の買取相場を調べておく
  • 業者や査定士と誠実なやりとりをおこなう
  • 内外装をキレイに掃除する

    車の査定前には、一度キレイに掃除をしておきましょう。丁寧に使われていたという良い印象を与えられるだけでなく、隅々までチェックすることで細かな傷や劣化に気付ける可能性があります。

    少しの工夫で査定額が変化する場合もあるので、最終チェックも兼ねて内外装ともキレイに掃除することをおすすめします。

    消臭剤でできるだけニオイを消す

    掃除と一緒におこなっておきたいのが、消臭です。

    中古車を購入するときに車内のニオイを気にする方は多いため、査定額に大きな影響をあたえることも少なくありません。車内のニオイが気になるときは、できるだけ丁寧に掃除をおこない、消臭剤を駆使してニオイを取り除きましょう。

    このとき、ニオイをごまかそうと芳香剤を使用するのはNGです。タバコやペットのニオイと芳香剤のニオイが混ざってしまうだけでなく、強すぎる芳香剤の香りも査定額に影響する場合があるためです。

    掃除・消臭剤・換気を基本にニオイを取り除きましょう。

    大きな傷やヘコみは触らない

    ボディに傷やヘコみがあるときは、なるべくキレイにした方が良いと考えられがちです。そのため、修理に出して査定額をアップさせようと考える方もいるでしょう。

    確かに傷やヘコみはないにこしたことはありませんが、修理にかかった費用がそのまま査定額に反映されるとは限りません。

    小さな傷であれば市販の研磨剤でキレイにできる場合もありますが、大きな傷やヘコみには不用意に触らない方が安心です。

    純正のパーツを揃える

    基本的には、社外品より純正パーツや純正のオプションが好まれる傾向にあります。特に、本革シート、サンルーフ、自動スライドドアなどの後付けできないようなオプションはプラス査定が期待できます。

    注意したいのが、カーナビです。純正よりも高機能なカーナビをつけている場合でも、買取のときは純正のカーナビが好まれる傾向にあります。カーナビに価値がつかなさそうなときは取り外して次の車で使用するのも良いですが、自身で外すときは傷をつけないよう十分に注意しましょう。

    関連書類を揃えておく

    車に関連する書類も揃えておきましょう。例えば、取扱説明書やメンテナンスノート(保証書や整備記録簿)などです。メンテナンスノートは、車のメンテナンスがきちんとおこなわれてきた証明になるため、査定額にも影響します。

    万が一、メンテナンスノートを紛失してしまった場合は、ディーラーに問い合わせてみましょう。データが残っていれば、再発行してくれる場合があります。

    売却車の買取相場を調べておく

    あらかじめ売却車の買取相場も調べておき、おおよその売却相場を把握しておくことも大切です。買取相場を知っておくことで、査定金額が妥当なものか判断しやすくなります。

    買取相場は、中古車販売店やメーカーの下取りシミュレーションサイトなどで調べることが可能です。より具体的な金額が知りたい方は、複数の業者に査定をお願いできる一括査定サイトを利用するのも良いでしょう。

    業者や査定士と誠実なやりとりをおこなう

    業者や査定士に査定をお願いしたら、本気で売ろうとする姿勢と誠実な対応をこころがけましょう。売りたいという姿勢がみえないと、「価格の比較をしているだけなのでは」と思われてしまい、上限の買取価格を提示してくれない可能性があります。

    また、もしも「まったく条件が同じ車」を横柄な人と誠実な人が持ち込んできた場合、買取業者は横柄な人よりも誠実なやりとりをおこなってくれる人を優先して買取したいと思うものです。

    査定を依頼するときは、車を売りたいという真摯な姿勢を忘れないようにしましょう。

    車を高く買い取ってくれる業者の選び方

    車を少しでも高く売るための最後のポイントは、車を高く買い取ってくれる買取業者を選ぶことです。ここでは、どのような業者に売却したら良いのかを見極める、業者選びのポイントを3つご紹介します。

    買取業者の選び方

  • 口コミの多い大手買取業者
  • 広い販路をもっている
  • 査定額の内訳を丁寧に説明してくれる
  • それぞれについて説明していきます。

    大手買取業者が安心

    基本的には、大手の買取業者を選ぶと安心です。買取業者を選ぶ際、口コミを参考にする方は多いはず。大手は実績や取扱件数が多いぶん口コミや評判が多く出回っており、情報収集が容易です。

    また、情報が出回りやすいため、不正や不誠実な対応をしないよう気を配っているところが多いのも特徴です。安心感を求める方は、大手買取業者を選ぶとよいでしょう。

    広い販路をもっている

    広い販路をもっている買取業者は、車を高値で買い取ってくれる可能性が期待できます。例えば、海外への販路をもっている買取業者の場合、海外で人気がある車であれば、型落ちしていても相場よりも良い査定額を提示してくれる場合があるのです。

    高額査定を狙うなら、ネット販売、オークション、海外輸出など、多彩な販路をもっている買取業者を選びましょう。

    査定額の内訳を丁寧に説明してくれる

    コミュニケーションの取り方にも注目しましょう。担当者が丁寧な対応をしてくれる業者は信頼できます。ただし、対応が良くても、査定額まで良いとは限りません。

    十分な知識をもっているかどうかも重要なポイントです。きちんとオプションの価値を理解してくれているか、査定額の内訳について詳細な説明をしてくれるかなど、査定の「中身」もチェックしましょう。

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    複数業者の比較なら一括査定がおすすめ

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    査定士の対応や査定額を比較でき、より良い条件の買取業者に売却することが可能です。

    少しでも高額な査定を狙いたい方や、良い買取業者を見つけたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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    MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

    樺田 卓也 (MOTA編集長)
    監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

    自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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