車の水垢落としにおすすめのアイテム12選! 自分で落とす裏技や業者に頼む場合の料金も解説

  • 筆者: MOTA編集部
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愛車の白い筋や黒ずみ…厄介な水垢に悩んでいませんか? 水垢を放置するとボディの塗装を傷めてしまうこともあります。

この記事では、水垢の原因から自分でできる簡単な落とし方、効果的な予防策、おすすめクリーナーまで徹底解説。頑固な水垢もスッキリ解決し、大切な車の輝きを取り戻しましょう!

目次[開く][閉じる]
  1. 水垢の原因と種類
  2. 車の水垢を自分で簡単に落とす方法
  3. 頑固な水垢に! 車の水垢落とし専用クリーナーの選び方
  4. 車の水垢落としにおすすめのアイテム 一覧
  5. おすすめ水垢落としアイテム12選
  6. 【ボディカラー別】水垢を落とす方法
  7. 水垢落としをディーラーやガソリンスタンド、専門業者に頼むと料金はいくらかかる?
  8. 車に水垢がつくのを防ぐ方法
  9. まとめ

水垢の原因と種類

雨の日の後に車を見ると、なんとなく車がうす汚く感じることがあります。ボディの白い車などは汚れが全体的についていて、グレーのように見えることも。

実は、この汚れの原因こそが“水垢”と呼ばれているものです。

水垢はどうして車のボディに付着してしまうのでしょうか。また、水垢はどう対策すればよいのでしょうか。

一言で水垢といっても、その原因や性質によって種類が異なり、落とし方も変わってきます。放置すると見た目が悪いだけでなく、塗装面にダメージを与え、サビの原因になることもあります。

水性の水垢

水性の水垢は、大気中のホコリやチリがボディに堆積し、雨水と一緒に流れ落ちる際に発生します。

ボディに付着した雨水が乾いた後に、ホコリやチリが白い筋のように残ったものです。比較的初期段階であれば、水洗いやカーシャンプーで落としやすいのが特徴です。

油性の水垢

油性の水垢は、車に使われているグリスやオイル、劣化したワックスやコーティング剤、道路のアスファルトなどが雨水と共に流れ出し、ボディに付着したものです。

黒っぽい筋状の汚れとして現れることが多く、水性の水垢よりも頑固で落としにくい傾向があります。

ガラスに付着するウロコ状の水垢とは?

車の窓ガラスに付着する、まるで魚のウロコのような白い斑点状の水垢。これは「イオンデポジット」や「ウォータースポット」とも呼ばれます。

水道水や雨水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が、水分だけ蒸発した後に結晶となってガラス表面に固着したものです。

お風呂場の鏡が白くなるのと同じ現象で、一度固着してしまうとスポンジでこすった程度ではなかなか落ちません。放置すると視界を妨げ、安全運転にも影響するため、早めの除去が重要です。

こまめに洗車していても水垢は発生する

水垢はこまめに洗車すればある程度防げますが、残念ながらゼロにはできません。

雨の中を走行すると、余程すぐに拭き取らない限り水垢になります。放置してしまうと汚れが落としにくくなるだけでなく、コーティングを施している車両では効果が薄れ、ボディの塗装が剥げる原因にもなります。

水垢を発見したら、なるべく早めに対処するようにしましょう。

車の水垢を自分で簡単に落とす方法

ここでは、発生して間もない水垢を落とすための正しい洗車の方法と、家庭にあるもので水垢を簡単に落とす裏技をご紹介します。

初期の水垢は洗車で落とせる

水性の水垢、油性の水垢にかかわらず、発生して間もないものは簡単に取り除くことができます。水性の水垢であれば、水洗いでも簡単に落とすことができます。

同様に油性の水垢も、ついたばかりであれば洗車で簡単に落とすことができます。

どちらのタイプの水垢でも、カーシャンプーで簡単に落とせるので、こまめに洗車をしていればそれほど気にする必要はありません。

正しい洗車のポイント

1. ボディ全体にたっぷりの水をかけ、砂やホコリを洗い流す

2. バケツでカーシャンプーをよく泡立てる

3. 柔らかいスポンジやムートンクロスに泡を取り、ボディを優しく撫でるように洗う(力を入れてゴシゴシこすらない)

4. シャンプー成分が残らないよう、たっぷりの水で上から下へ洗い流す

5. 吸水性の高いマイクロファイバークロスなどで、水滴が乾く前に素早く拭き上げる

【裏技1】油性の水垢に! 台所用洗剤を使った車の水垢落とし

しつこい油性の水垢には、家庭にある「台所用洗剤」が役立つことがあります。主成分が油汚れを強力に分解するためです。

使い方

1. バケツに水を張り、台所用洗剤を少量(10倍程度に薄めるのが目安)入れてよく泡立てる

2. カーシャンプーと同様に、スポンジで優しく洗車する

注意点

台所用洗剤を洗車に使用する際は、泡切れが悪いため洗剤成分が残りやすく、これが新たな水垢の発生や、ゴム・樹脂パーツの劣化、さらにはワックスやコーティングを剥がしてしまう可能性があります。

そのため、すすぎは通常以上に念入りに行い、特に隙間部分は注意深く洗浄し、使用前には目立たない箇所で試すことをおすすめします。

【裏技2】油性の水垢に! 重曹を使った車の水垢落とし

ご家庭の掃除でおなじみの「重曹」も、油性の水垢落としに活用できます。弱アルカリ性の性質が油汚れを分解し、粒子が非常に細かいため塗装面をキズつけにくいのが特徴です。

使い方

1. ボディ全体の水洗いやシャンプー洗いを済ませる

2. 水で濡らしたスポンジやマイクロファイバークロスに重曹の粉末を少量つけ、水垢が気になる箇所をピンポイントで優しくこすり洗いする

3. 作業後は、重曹の粉が残らないように水でよくすすぎ、乾いた清潔なクロスで水分を拭き取る

重曹を使用するメリットとしては、台所用洗剤よりもすすぎが比較的楽である点が挙げられます。

コーティングへの影響も比較的少ないとされていますが、万全を期すためには、念のため使用前に目立たない場所で試してから本格的に使用することをおすすめします。

重曹は100円ショップやドラッグストアなどで手軽に入手できるため、応急処置としても便利です。

【裏技3】ガラスのウロコ状水垢に!お酢を使った落とし方

車の窓ガラスに固着した頑固なウロコ状の水垢(イオンデポジット)には、「お酢」が有効な場合があります。

酸性であるお酢が、アルカリ性の水垢(カルシウムやミネラル分)を中和し、柔らかくして落としやすくします。

使い方

1. キッチンペーパーなどにお酢を含ませ、湿布のように水垢が気になる部分へ貼り付ける

2. 乾燥を防ぐために、その上からラップをかける

3. 数分から十数分程度置いた後、キッチンペーパーを剥がし、濡らしたクロスなどで水垢をこすり落とす

4. お酢の成分がガラス表面に残らないよう、たっぷりの水でしっかりと洗い流す

注意点

お酢は酸性が強く、車の塗装やゴム・樹脂パーツを傷めるため、ボディへの付着は絶対に避けてください。万が一付着した場合は、直ちに大量の水で洗い流す必要があります。

また、外気導入口付近にかかると車内に臭いが充満する恐れがあるため注意し、作業後は必ず水で成分を完全に除去してください。

頑固な水垢に! 車の水垢落とし専用クリーナーの選び方

裏技を試しても落ちない頑固な水垢や、より確実にきれいにしたい場合は、やはり専用の水垢クリーナーを使うのがおすすめです。

市販されている水垢クリーナーは多種多様です。愛車の水垢を効果的に落とし、かつ車を傷めないためには、いくつかのポイントを確認して選ぶ必要があります。

ボディカラーに合わせて選ぶ

淡色車用(ホワイトやシルバーなど)のクリーナーは、研磨剤(コンパウンド)を含むものが多く、比較的洗浄力が高い傾向にあります。

一方、濃色車用(ブラックやネイビーなど)は、キズが目立ちやすいため、ノーコンパウンドタイプや超微粒子のコンパウンドが配合されたものを選ぶのが一般的です。

全塗装色対応の製品もありますが、洗浄力は製品によって異なります。

研磨剤(コンパウンド)の有無で選ぶ

コンパウンド入りのクリーナーは、頑固な水垢の除去やごく浅い洗車キズの改善に効果的ですが、使い方を誤ると塗装面を削りすぎてしまったり、新たなキズを付けてしまったりする可能性があります。

特に濃色車やメタリック塗装車への使用は慎重さが求められます。ノーコンパウンドタイプのクリーナーは、塗装に優しく、コーティング施工車にも安心して使用できるものが多いです。これらは主に化学的な力で汚れを分解・除去します。

クリーナーの液性で選ぶ

中性のクリーナーは、塗装やコーティング被膜への影響が最も少なく安心ですが、洗浄力はアルカリ性や酸性のものに比べて比較的マイルドな傾向があります。

アルカリ性のクリーナーは、油性の水垢や古いワックス汚れに効果的です。

酸性のクリーナーは、水性の水垢や、特にガラスに付着したイオンデポジット(ウロコ状の水垢)の除去に適していますが、ボディへの使用は製品の指示をよく確認する必要があります。

アルカリ性や酸性の製品は洗浄力が高い反面、ゴム部品やメッキパーツなどに影響を与える場合があるため、使用方法や注意書きを十分に確認し、保護手袋を着用するなどの対策も考慮しましょう。

クリーナーの形状で選ぶ

最後に、クリーナーの形状も使い勝手に関わります。

液体タイプやスプレータイプは、広範囲に塗布しやすく、作業性に優れています。

一方、シャンプータイプは、通常の洗車と同時に水垢除去ができる手軽さが魅力。シートタイプは、部分的な汚れを落としたい場合や、水を使わずに手軽にケアしたい場合に便利です。

いずれのクリーナーを使用する場合でも、使用前には必ず、製品本体の注意書きをよく読み、まずは目立たない場所で試してから本格的に使用するようにしましょう。

車の水垢落としにおすすめのアイテム 一覧

この記事でご紹介する、水垢落としにおすすめのアイテムを一覧でまとめました。

次の項目ではおすすめの商品の特徴やスペックをご紹介します。

商品名画像商品URL

フクピカ 水アカ&雨ジミ クレンジングシート 8枚入り

フクピカ 水アカ&雨ジミ クレンジングシート 8枚入り

コーティング専門店のコート前のクリーナー I-04

コーティング専門店のコート前のクリーナー I-04

強力水垢取りクリーナー(白・シルバー淡色車専用)

強力水垢取りクリーナー(白・シルバー淡色車専用)

水アカとり撥水WAXシャンプー

水アカとり撥水WAXシャンプー

本当によく落ちる水アカシャンプー ダーク&メタリック車用

本当によく落ちる水アカシャンプー ダーク&メタリック車用

NEW水アカ一発! メタリック車用液体

NEW水アカ一発! メタリック車用液体

爆白ONE 300ml 小分け 水垢落とし剤

爆白ONE 300ml 小分け 水垢落とし剤

ゼロクリーナー S-92

ゼロクリーナー S-92

ボディクリーナー コートもできるクリーナー 液体 シルバー&ダーク車用

ボディクリーナー コートもできるクリーナー 液体 シルバー&ダーク車用

クイックワックス 水アカ取りワックス W202

クイックワックス 水アカ取りワックス W202

バリアスコート

バリアスコート

ゼロフィニッシュ S-125

ゼロフィニッシュ S-125

おすすめ水垢落としアイテム12選

ここでは、おすすめの水垢落としアイテムをご紹介します。

ソフト99 フクピカ 水アカ&雨ジミ クレンジングシート

ソフト99 フクピカ 水アカ&雨ジミ クレンジングシートは、車のボディについた水アカや雨のシミといった気になる汚れを、拭くだけで簡単に落とせる便利なアイテムです。

シートに含まれた特別な洗浄成分と、汚れをしっかりかき取るシートのダブル効果で、淡い色の車につい水垢も、濃い色の車にできやすい雨のシミも、見違えるようにキレイになります。

使い方はとても手軽で、まるでウェットティッシュのように1枚取り出して、汚れた部分をサッと拭くだけ。ゴシゴシこする必要はありません。

シートが汚れを内部にしっかり抱き込んでくれるので、拭くときに汚れで車をキズつけてしまう心配も少ないのがうれしいポイントです。

洗車がちょっと苦手と感じている方や、もっと手軽に愛車をキレイにしたいと思っている方にぴったり。かさばらないので、ダッシュボードやドアポケットに一枚常備しておけば、気になった時にすぐ使えて便利ですよ。

ソフト99 フクピカ 水アカ&雨ジミ クレンジングシート

容量

8枚入り

キーパー コーティング専門店のコート前のクリーナー I-04

「キーパーコーティング」で知られるコーティング専門店のキーパーが、コーティングの前処理用として提供しているクリーナーです。

古いワックスやコーティングもスッキリ落とせる特殊な洗剤と超微粒子のパウダーにより、頑固な水垢もしっかり落とせます。簡単で手間がなく、面倒なふき取り作業もいらないため、使い勝手の良い商品です。

全塗装色に対応しており、特にウロコ状の水垢が簡単に取れると好評です。

キーパー コーティング専門店のコート前のクリーナー I-04

容量

300ml

カーピカル 強力水垢取りクリーナー(白・シルバー淡色車専用)

カーピカルの業務用水垢取りクリーナーは、白やシルバーといった淡色車に特有の頑固な水垢や雨ジミを、塗装を傷めにくいノーコンパウンド処方で効果的に除去する専用クリーナーです。

プロの現場でも使用される品質でありながら、塗布して拭き取るだけの簡単な作業で、諦めていた汚れを落とし、愛車本来のクリアな輝きを取り戻すことができます。

内容量は500ml、1L、2L、4Lの4種類が用意されています。

カーピカル 強力水垢取りクリーナー(白・シルバー淡色車専用)

容量

500ml

プロスタッフ 水アカとり撥水WAXシャンプー

プロスタッフ 水アカとり撥水WAXシャンプーは、カーシャンプーとして使うだけで水垢を落とすとともに撥水効果も発揮してくれるアイテムです。

水垢取りに高い効果を発揮する独自の洗浄剤が、水垢の原因となる汚れを包み込んで分解。

さらに新配合の高撥水レジンがボディ表面を撥水被膜で保護し、水弾きの効果は約1ヶ月と、1回のシャンプーで長持ちします。

なお、すべてのボディカラーに対応するため、塗装色を気にせず使うことができますよ。

プロスタッフ 水アカとり撥水WAXシャンプー

容量

2000ml

カーメイト 本当によく落ちる水アカシャンプー ダーク&メタリック車用

カーメイト 本当によく落ちる水アカシャンプーは、力を入れて強くこすることなく、簡単に水垢が落とせるカーシャンプーです。

その秘密は、化学分解と超微粒子による洗浄力。

一般的なシャンプーのような泡立ちはなく、スポンジに内用液を含ませてボディに塗り広げて2~3分待つことで、水垢やピッチタール、鳥フンなどの汚れを化学的に分解します。それを軽くこすりとるだけで、汚れはすっきり!

ただし、コーティング剤やワックスも一緒に落ちますので、シャンプー後に再び施工することもお忘れなく!

カーメイト 本当によく落ちる水アカシャンプー ダーク&メタリック車用

容量

750ml

RINREI(リンレイ) ボディクリーナー NEW水アカ一発! メタリック車用液体

リンレイ NEW水アカ一発!は、塗装を傷めることなく、シャンプーだけでは落ちない水垢やピッチ汚れを除去してくれるボディクリーナーです。

水垢や他の汚れとともに、ボディ表面の劣化してしまった塗装膜を除去することで、塗装本来の輝きが戻ってきます。また同時にツヤと防水のワックス効果も発揮して、ボディ表面をあらためて保護。

なお、本品はシルバー、パールホワイト、ブラック、ブルー、レッド系のボディカラーに対応していますが、ホワイトや淡色専用品もあります。

RINREI(リンレイ) NEW水アカ一発! メタリック車用液体

容量

530ml

キーパー技研 爆白ONE 300ml 小分け 水垢落とし剤

キーパー技研 爆白ONEは、水垢だけでなく古くなったコーティング剤も落とせるクリーナーです。

油分によく効くアルカリ性の化学成分と、超微粒子パウダーによる物理的な除去力によって水垢汚れをすっきり除去。

強力な効果がありますが、塗装を傷めることなく施工できます。ただし、ゴム手袋をして衣服に付かないよう作業するのがおすすめ。また、様々なコーティングの下地処理としても使えます。

本来は3Lのプロ用商品ですが、本品は300mlと使いやすいコンパクトサイズです。

キーパー技研 爆白ONE 300ml 小分け 水垢落とし剤

容量

300ml

シュアラスター ゼロクリーナー S-92

シュアラスター ゼロクリーナーは、水垢やフロントガラスの軽い油膜などをすっきり落としてくれるボディクリーナーです。

シャンプー洗車では落とせなかったガンコな水垢も、泡の力で汚れを浮かせて除去します。気になる場所にサッとスプレーし、クロスで拭き上げましょう。

また本品はノーコンパウンドで研磨成分を含んでいないため、コーティング施工車にも使えるのが嬉しいポイント。また全ボディカラーに対応で、安心して使うことができます。

シュアラスター ゼロクリーナー S-92

容量

370ml

ソフト99 ボディクリーナー コートもできるクリーナー 液体 シルバー&ダーク車用

ソフト99 コートもできるクリーナーは、水垢落としと120日という防水効果を発揮するボディクリーナーです。

ボディ表面の水垢はもちろん微細なキズに入り込んだ細かな水垢まで、大小2種類の洗浄パウダーが隅々までキレイにし、再び付くのを防ぎます。

またフッ素配合により、水弾き効果が120日も続く耐久コーティングで日常のお手入れもラクになります。

なお、本品はシルバー&ダーク車用ですが、ホワイト&ホワイトパール車用もあります。お使いの際は適応ボディカラーに注意して選びましょう。

ソフト99 ボディクリーナー コートもできるクリーナー 液体 シルバー&ダーク車用

容量

230ml

ワコーズ クイックワックス 水アカ取りワックス W202

ワコーズ 水アカ取りワックスは、ガンコな水垢やタール汚れを除去する全ボディカラー対応のワックスです。

コンパウンド入りのワックスで、超微粒子α・セラミックを配合。塗装面に付着した汚れを取り除いてボディにツヤを蘇らせます。

また、半液体状で垂れにくく、施工がしやすいのが特徴。拭き上げの際に粉が出ることもなく、スポンジパフでのポリッシャーも使用可能で、ラクに作業ができます。

ワコーズ クイックワックス 水アカ取りワックス W202

容量

680ml

ワコーズ バリアスコート

ワコーズブランドから販売されているカーケア商品が、バリアスコートです。

バリアスコートは、高密度ガラス系ポリマーとオリジナルポリマーレジンによって、車にガラスのような輝きをあたえます。

車への施工も、洗車後の拭き上げ前にボディにスプレーして拭きあげるか、水を拭き取ったあとにマイクロファイバータオルにスプレーして塗り広げるだけと簡単です。

研磨剤を含まない商品ですが、汚れを落とすクリーナーの役割も果たすので、付着したばかりの水垢なら簡単に落とせるのも嬉しい点です。

ワコーズ バリアスコート

容量

300ml

シュアラスター ゼロフィニッシュ S-125

シュアラスターのゼロフィニッシュは、スプレーして拭くだけで簡単に施工できる車用の撥水コーティング剤です。反応性特殊ポリマーがコーティング被膜を形成し、撥水効果により汚れが付着しにくくなります。

全塗装色に対応していることと、ボディはもちろんホイールや樹脂パーツ、マフラーなどの金属にも幅広く使用できる点が魅力的です。ただし、ウィンドウとミラー部には使用できません。

シュアラスター ゼロフィニッシュ S-125

容量

300ml

【ボディカラー別】水垢を落とす方法

白い車で目立つ「黒い水垢」の落とし方

白い車は清潔感がある一方、古いワックスや油分、グリスなどが原因の油性黒い水垢や筋状の汚れが目立ちやすいです。

これらの除去にはアルカリ性や淡色車用コンパウンド入りクリーナーが効果的ですが、台所用洗剤などを使用する際はすすぎ残しやゴム部品への影響に注意が必要です。

ワックス配合シャンプーが新たな油性汚れの原因となることや、コーティング車は中性製品を選ぶべき点も留意し、落ちにくい汚れは無理にこすらず専用クリーナーか専門家に相談しましょう。

黒い車で目立つ「白い水垢(イオンデポジット)」の落とし方

黒や濃色の車では、水道水や雨水中のミネラル分が乾燥してできる白いウロコ状の水垢(イオンデポジット)が目立ちやすいです。

軽度なものは酸性クリーナー、固着したものは専用除去剤やコンパウンドで対応できますが、特に濃色車はキズが目立ちやすいため、コンパウンドを使用する際は力を加減し慎重に作業する必要があります。

自身での除去が難しい場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。

水垢落としをディーラーやガソリンスタンド、専門業者に頼むと料金はいくらかかる?

「自分でやる時間がない」「道具を揃えるのが面倒」「頑固すぎて手に負えない」「失敗して車をキズつけたくない」……そんな場合は、プロに水垢落としを依頼するのも一つの選択肢です。

ディーラーやガソリンスタンドの手洗い洗車、コーティング業者にお願いすると、水垢を落とした上、水垢がつきにくくなるコーティングもしてくれます。

プロならではの専用の道具と経験豊富な技術者が対応してくれるので、自分でやって失敗するかもしれないと不安であれば、プロにお任せするということも検討してみてはいかがでしょう。

料金は車のサイズや汚れの度合い、依頼する店舗によって異なりますが、一般的な目安をご紹介します。多くの場合、水垢落とし単体のメニューとして提供されるのではなく、手洗い洗車やコーティングの工程の一環として含まれることが多いです。

水垢落としをディーラーに依頼する場合の料金相場

ディーラーの場合、水垢落とし単体というよりも、手洗い洗車のメニューとして水垢除去も含まれている場合が多いようです。

料金は車両の大きさやディーラーによって異なりますが、相場で2,000円~6,000円です。

目安料金:2,000円~6,000円

※料金は原則、車両の大きさに比例します。

※料金は国産車ディーラーの場合です。

※これに加え工賃、外部業者への外注の仲介手数料が発生し、より高額になる場合もあります。

水垢落としをガソリンスタンドで依頼する場合の料金相場

ガソリンスタンドの多くは、Keeperなどの外部業者のコーティング剤を使用しています。

この場合は水垢落としだけでなく、汚れが固着しにくくなるコーティングもセットになっている場合が多いので、ディーラーで受けられるサービスよりも金額が若干上がります。

目安料金:5,000円~15,000円

※料金は原則、車両の大きさに比例します。

水垢落としを専門のコーティング業者に依頼する場合の料金相場

ガソリンスタンド同様、水垢落とし単体のメニューを設けている業者はあまり多くなく、多くはコーティングの下処理としてのボディ洗浄、水垢落としを実施しています。

単体で依頼する場合は目安の金額程度になり、これにメインの売り物であるコーティングを加えると、より金額が高くなります。

その分専門業者ならではの高いクオリティが担保されています。

目安料金:7,000円~15,000円

※料金は原則、車両の大きさに比例します。

自分でじっくり時間をかけて愛車の手入れをすることもカーライフの大きな醍醐味の一つですが、時間的な制約や手間、そして求める仕上がりのレベルなどを考慮して、時にはプロの技術に頼ることも賢明な選択と言えるでしょう。

車に水垢がつくのを防ぐ方法

水垢を落とすのも大切ですが、そもそも水垢を付きにくくすることが、愛車をきれいに保つ秘訣です。ここではそんな予防策を3つご紹介します。

車は屋内で保管する

可能であれば、雨や夜露が直接車体に当たらない屋根付きのガレージや地下駐車場に車を保管するのが最も理想的です。これにより、車が雨に濡れる機会を大幅に減らすことができ、結果として水垢の発生を大きく抑えることができます。

カーポートでもある程度の効果は期待できますが、風向きによっては雨が吹き込んでしまうため、完全な対策とは言えません。

もし屋外に駐車せざるを得ない場合は、ボディカバーをかけることで水垢の付着防止につながります。

こまめにメンテナンスをする

車の水垢は、ボディに付着した汚れとそれを含む水分が主な原因です。

予防の基本はこまめな洗車で汚れを固着させないことですが、それ以上に重要なのは洗車後の素早い拭き上げです。

水滴が自然乾燥して新たな水垢(イオンデポジット等)になる前に、吸水性の高いクロスで迅速かつ完全に水分を拭き取ることが非常に大切です。

水垢防止コーティング剤を使う

ボディにワックスやコーティング剤を施工することも、水垢の付着を防止するために非常に効果的な方法です。

コーティングによって形成された保護被膜が塗装面を覆うことで、汚れが付着しにくくなり、たとえ付着したとしても簡単に洗い流せるようになります。

特に撥水効果の高いコーティング剤であれば、ボディ表面で水滴が球状になりやすく、風圧などで流れ落ちやすくなるため、水滴がボディに留まりにくくなり、水垢の発生リスクを低減できます。

まとめ

車の水垢は見た目と塗装に悪影響を与えるため、早期の対処が大切です。水垢の種類を見極め、原因に合った方法で除去しましょう。

しかし、最も重要なのは予防です。ご自身の車の状態やライフスタイルに最も合った水垢対策を見つけ、大切な愛車の美しい輝きを長く保ち続けてくださいね。

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