車の査定で損しないために! 査定で見るところとマイナス評価になるポイントを解説
- 筆者: けーやん
愛車が今の状態で高く査定してもらえるか気になりますよね。
車を高く売るためには、査定士が見るところを知って、車の状態を整えることが大切です。
この記事では、車査定で査定士がチェックするポイントや、査定額を下げる原因、査定額をアップする簡単な方法をご紹介します。
車の査定で見るところはココ! マイナス評価になるポイントは?
車の査定で見られるところはJAAI(日本自動車査定協会)で決まっています。
そのため、事前に評価がマイナスになるポイントを押さえて対策しておけば、高額査定を引き出せる可能性は高まります。
査定評価の比重が高い7つの査定項目は以下の通りです。
それぞれ確認していきましょう。
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[査定項目1]年式・走行距離・車種・グレード・ボディカラー
車の査定評価は、年式、走行距離、車種、グレード、ボディカラーの5つの項目がメインです。
一般的に年式が新しく、走行距離が短いほど高い評価を受けます。
車種に関してはSUVやハイブリッド車のように、市場で人気のあるモデルは需要が高く、査定額が高くなりやすいです。
また、ボディカラーは黒や白、特にパールホワイトが人気色となっており、査定がプラスに働く傾向があります。
これら査定の基本的なチェックポイントを把握しておけば次の車を購入するタイミングで売却価格までイメージすることができるため、頭に入れておくと良いですね。
[査定項目2]外装の状態
外装がキレイな状態の車は査定額がアップする可能性が高いです。
逆に、ボディに大きな傷やヘコみがあったり、サビ、腐食が見られたりすれば、マイナス評価となってしまいます。
そのため、査定を依頼する前には外装をしっかりとチェックし、傷やヘコミの状態を把握しておくことが大切です。
また、ボディの小キズが気になるようなら自分で修復しておけばマイナス査定を避けることができるので、できる人は修復しておきましょう。
ただし、上手く修復できない場合にはむしろマイナス査定となる可能性もあります。傷が大きい場合や、修復に慣れていない場合は手を出さないほうが無難でしょう。
[査定項目3]内装の清潔さ
内装の清潔さも車の査定には重要なポイントです。
特にシートなどのひどい汚れやニオイは大きなマイナス査定となります。
マイナス評価につながる例は以下の通りです。
マイナス評価につながる状態例
・内装や天井にタバコのヤニ汚れやニオイがある
・シートにペットの毛やニオイが染みついている
・ダッシュボードが破損している
喫煙習慣がある人やペットを車に乗せている場合は、査定前に徹底的に清掃をし、可能な限り汚れとニオイを取り除くことが大切です。
内装の清潔さは査定士の印象も良くなり、より高い査定に繋がります。
[査定項目4]エンジンの状態とメンテナンス記録の有無
エンジンの状態は車の機能や安全性に直結するため、重要な査定ポイントです。
たとえば、エンジンに異音がなくスムーズに動作する車は日頃から丁寧に扱われていると判断され、査定に良い評価を与えます。
状態が良い車は、たいてい定期的にエンジンオイルやバッテリーの交換を行い、メンテナンスの記録を残しています。
エンジンの状態を良好に保つためにメンテナンスをし、記録をしっかりと残しておくことは査定時の評価にもつながります。
このように、日頃からこまめなメンテナンスを意識しておけば、査定で良い評価が得られるでしょう。
[査定項目5]修復歴・事故歴の有無
査定額に最も影響を与えるのは修復歴や事故歴です。
なぜなら、事故でフレームやその他の骨格部分の修理をした車は、走行性能や安全性に影響を及ぼす可能性があるからです。
たとえば、大きな事故でフレームが歪んだ車は修理で100%の強度には戻りません。
そのため、修復歴のある車の査定額は20~50万円程度の減額となるでしょう。
過去に事故を起こしたことのある車は特に注意が必要です。
自分の車に修復歴があるかどうかがわからないという人は、メンテナンスノート(メンテナンス記録をまとめた冊子)で確認できます。
事故歴や修復歴がある場合には、査定額が大きく下がる可能性が高いことを頭に入れた上で査定に出すようにしましょう。
[査定項目6]タイヤの溝の減り具合
車の査定において、タイヤの溝の減り具合も査定額に大きく影響します。
なぜならタイヤ交換の費用は数万円かかるので、交換が必要になればその数万円分、査定額が下がってしまうからです。
具体的な査定基準は次の3段階に分かれています。
タイヤの減り具合の段階
・スリップサイン(1.6mm未満)
・中程度の溝(1.6mm以上5mm未満)
・良好な溝(5mm以上)
タイヤの溝がスリップサインに到達していると車検に通らない、または違法になるためマイナス査定となります。
「では新しくタイヤを交換したほうがいいのでは?」と思うかもしれませんが、タイヤ交換の費用と査定額の減少を比べると、一般的にタイヤ交換の費用のほうが高くつくためおすすめできません。
長く乗るつもりがないならタイヤ交換をせずに査定に出してしまうと良いでしょう。
[査定項目7]オプション品の有無・カスタム度合い
車の査定基準では、オプション品の有無や社外品を取り付けているなどのカスタム度合いで買取額が変わります。
オプション品とは大きく分けて下記の3つに分かれており、純正品からかけ離れていけばいくほど査定の評価が低くなります。
1.メーカーオプション
2.ディーラーオプション
3.社外品
メーカーオプションはサンルーフやレザーシート、高級オーディオなどです。
これらは車の製造ラインでしか取り付けることができないため希少価値が高く、プラスの査定になります。
ディーラーオプションはフロアマットやアルミホイールなどの、ディーラーで取り付け可能なオプションパーツです。
一方、社外品になると自分の好きなようにカスタマイズができる反面、メーカーオプションに比べて希少価値が低く、プラス評価になりにくいです。
車の価値は、取り付けるオプション品の種類によっても、査定額が左右されるということを覚えておきましょう。
車の査定額を上げるコツ
車の査定で重要なポイントがわかったら、次は査定額を上げる方法を知りたくなるでしょう。
査定額を上げるためには、以下のような対策が効果的です。
それぞれ解説します。
[コツ1]車のクリーニングと小キズを修復する
車のボディをクリーニングし、小キズを修復しておくとプラスの査定額が期待できます。
なぜなら車の外観がキレイに維持されていると、再販時に高く売れる可能性が上がるからです。
車の美観を保つには定期的な洗車やワックスがけを行うことが重要です。
ボディに関しては1cm以上の傷があるとマイナス査定の対象となりますが、浅い傷ならコンパウンドを使用すれば修復できます。
ただし専門業者に依頼して直すような深い傷は、査定額アップよりも修理費用が上回るため、傷は直さず査定に依頼しましょう。
小キズの修復や車のクリーニングは手軽に行える方法なのでおすすめです。
普段から車の外観をキレイに維持しておけば、査定額アップに影響するため、日々の手入れを定期的に実施できる人は対応しておくと良いでしょう。
[コツ2]純正パーツを元通りにする
長年車に乗っているとオーディオやホイール、エアロなどを社外品に交換する人も少なくありません。
しかし、先にも述べたように、社外品のままよりも純正パーツに戻した方が買取額が高くなる可能性があります。
社外品は一部の愛好家には人気があるものの、一般的には純正パーツほどの価値はないため、簡単に戻せるのであれば元通りにしておきましょう。
なお、費用をかけてまで純正パーツに戻すのはコストに見合わないため、もとに戻すために費用や手間が発生する場合は、そのまま査定に出してしまって問題ありません。
純正パーツを自宅に保管しているようであれば一緒に査定に出すようにしましょう。
また、純正パーツは査定評価が高いので、次の車の購入時やオプションを付ける際にも役立つので、覚えておくことをおすすめします。
[コツ3]内装の汚れやニオイを除去する
車の内装の清潔さは車の査定額に大きく影響を与えます。
なぜなら内装のクリーニングには手間がかかり、人が直接触れるという観点から次の購入者も重視しやすい箇所だからです。
特にタバコのヤニ汚れやニオイ、ペットの毛やニオイが残っていると大きな減額となります。
喫煙者やペットを飼っている人は、査定前には徹底的に汚れとニオイの除去に努めましょう。
ご自身がペットを飼っていたり、喫煙者であったりすると、ニオイに気付きにくい可能性があります。清掃後には非喫煙者やペットを飼っていない友人にニオイをチェックしてもらうと確実です。
また、専門のクリーニング業者への依頼はコストが見合わないことが多いので、できる限りご自身での清掃をおすすめします。
[コツ4]必要書類を準備しておく
車の査定において必要な書類を漏れなく提供できることは、査定額を高める上で重要なことです。
車検証やリサイクル券、納税証明書に加え、以下3つの書類が揃っていると査定額にプラスの影響を与えます。
プラス評価となる書類
・メンテナンスノート
・メーカー保証書
・取扱説明書
メンテナンスノートにはエンジンオイルやブレーキパッドなどの消耗品の交換履歴や、定期的なメンテナンスの記録が含まれています。
そのため、このメンテナンスノートがあると車の状態が良好である証明となり、結果的にプラス査定につながることが多いのです。
これらの書類はなくさないように、車のグローブボックス(助手席足元の収納)から極力持ちださないようにしましょう。
[コツ5]複数の査定業者に見積もりを依頼する
車の査定額を少しでも高くしたいなら、複数の業者に見積もりを依頼することが一番効果的です。
なぜなら1社のみの査定では提案された査定額が適切かどうかを判断するのが難しいからです。
業者の提示価格が妥当かどうかの判断がつかないため、査定額を横並びに比較しなければ安く買い叩かれてしまうかもしれません。
さらに、同じ車でも業者ごとに得意な車種や評価するポイントが異なるため、高額査定が出る場合もあれば、思ったよりも値がつかないこともあります。
そのため、複数の業者の見積もりを取得して、比較することが高額査定を勝ち取るためには必要なのです。
査定業者の選び方
それでは、どの買取業者に査定してもらったら良いのでしょうか。
近所に買取業者が複数あるなら良いですが、住んでいる場所によっては自宅から遠い複数の店舗を回らなければ比較ができないという可能性もあります。
時間も移動費用もかかることを考えると面倒だと思う人も少なくないでしょう。
そこで、ここからはおすすめの査定業者の選び方について解説していきます。
店舗訪問は強引な契約を迫られるリスクがある
店舗を直接訪れて査定を依頼する査定方法は、営業担当と直接会話するため、見積もり比較をしないで欲しいと懇願されたり、即決を迫られてしまうリスクがあります。
他と比較したくないということは、自社が最高額でないと暗に伝えているようなものです。
中には契約するまで店から出してもらえないなどのトラブルが過去に報告されています。
もし強引な契約を迫られたくない場合や、断るのが苦手な方は、訪問ではなく別の査定方法を検討することをおすすめします。
一括査定を使えば複数業者から見積もりが取れる
複数の業者の見積もりを取得する最もカンタンな方法は、一括査定サービスを使うことです。
なぜなら一括査定サービスはネットで簡単に依頼ができ、出張査定にも対応してもらえるからです。
そのため、直接店舗に足を運ぶ時間を大幅に短縮することが可能です。
ただし、一見魅力的な一括査定サービスにもデメリットがあります。
それは申し込み直後に大量の営業電話がかかってきてしまうことです。
顧客を獲得したい買取業者は他社よりも早くあなたにコンタクトを取りたいため、一秒でも早く電話をし、機会損失を防ぐ必要があります。
なぜなら最初の買取業者で買取が完了してしまう可能性もあるからです。
そのため、通常の一括査定の仕組みでは、この問題を解消するのは非常に難しいのが現状です。
「それじゃどうすればいいの?」
と思った方におすすめの買取査定サービスがあります。
一括査定サービス「MOTA車買取」の特徴やメリットとは?
「MOTA車買取」では一括査定のデメリットである「大量の営業電話」も店舗訪問のデメリットである「強引な営業」を回避することができます。
なぜなら、査定申込をしたからといってすぐに連絡先が業者に伝えられることがないからです。
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その3社は複数社が入札した結果上位査定額を提示しているので、高額で買い取ってもらえる可能性を格段に高めることができます。
あとは残った3社に一斉に査定に来てもらえば、その場で最も高い査定額が出せる業者が決まるので、強引な営業を仕掛けることも難しくなるでしょう。
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よくある質問
車の査定だけをしたい時はどうしたら良いですか?
一般的にどこのお店でも車の査定のみでも受付しています。
その場合、買取店に「売却は検討段階であり査定のみ」であることを伝えておくとスムーズに見てもらえるでしょう。
また、先に紹介したMOTA車買取でも、実際の査定を行わずに概算だけの査定見積もり依頼が可能です。
その概算の査定額に納得いかなければ、出張査定を断ることで査定だけで終えることができます。
“やっぱりやめた”が可能! 車両引き渡し翌日までキャンセル無料の「MOTA車買取」とは?
MOTA車買取であれば、査定額に納得できなかった場合でもキャンセルできます。
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車を売るか迷っている方や車の買取価格が知りたい方は、お気軽にMOTA車買取で査定をしてみてはいかがでしょう?
車の査定にはどのくらいの時間がかかりますか?
車の査定にかかる時間は一般的に30分〜1時間程度です。
査定の作業自体は30分程度ですが、その後の提示額の説明や価格交渉などを含めると合計1時間ほどになります。
スムーズに査定を行うのであれば、車内やトランクのものを減らしておくと、荷物を避ける手間が省けるため、査定時間が短縮することができます。
車の売却が完了するまでの期間はどのくらいですか?
車の査定申し込みから売却完了まで、一般的には3〜7日間です。
必要書類が揃っており、買取額の交渉が済んでいれば、業者によっては即日で完了することもあります。
ただし、住所を何回も変更していたり、車の所有者名義が本人でなかったりする場合は、必要な書類の取得に時間がかかる可能性もあるため、この限りではありません。
まとめ
これまで車の査定で見るところは主にどこなのか、マイナスポイントを減らして査定額を上げるためにできるコツをご紹介してきました。
車の査定は車種や年式、走行距離、グレード、ボディカラーなどの車の基本的な情報を基準に内装や外装の状態や事故歴・修復歴などの情報を考慮して算出されます。
外装や内装のマイナスポイントを減らし、評価を上げるためにできることは以下のような対応があります。
・車のクリーニングと小キズを修復する
・純正パーツを元通りにする
・内装の汚れやニオイを除去する
・必要書類を漏れなく用意する
・複数の査定業者に見積を依頼する
油脂類を定期的に交換していたり、メンテナンスノートに記録をしておけば信頼度が高まり、査定額アップにつなげることができるでしょう。
また、査定を受ける上で複数業者の比較も査定額アップに向けた重要なポイントです。
おすすめは新時代の一括査定サービス「MOTA車買取」。
店舗訪問とこれまでの一括査定サービスの弱点を解消し、手間をかけずに複数の業者の見積を比較することができます。
自分でできる対策と複数社の見積比較で最高の査定結果を勝ち取りましょう。
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