【2023年最新】車用電動ポリッシャーおすすめ人気10選! 初心者でも使いやすい選び方や使い方、使用するメリットもご紹介
- 筆者: MOTA編集部
この記事では電動ポリッシャーの必要性やメリット、商品の選び方、使い方、注意点を詳しく解説します。
車用電動ポリッシャーの必要性とメリット
車用電動ポリッシャーとは、車のボディを研磨することで、ボディ表面についた汚れを落とすことができる電動工具です。
ボディのくすみの原因を探ると、車用電動ポリッシャーの必要性がみえてきます。また、クルマの素人だからこそ、車用電動ポリッシャーの導入は有効です。
まずは、車用電動ポリッシャーでボディの輝きが取り戻せる理由や、電動ポリッシャーを使わずに手作業を行う場合の問題点などを詳しく解説します。
ボディがくすんで見える理由は塗装表面のキズ
新車購入から年月が経過すると、次第にボディの輝きは失われていきます。
日常的に洗車をしていても、水アカや黒い粒粒の落ちにくい汚れであるピッチタールの付着、細かなキズを完全に防ぐことはできません。塗装表面にキズがついて、塗装の平滑性が損なわれてしまうと、光が乱反射してボディがくすんで見えてしまいます。
クルマのボディがくすむ原因の多くは、塗装表面の問題です。つまり、塗装表面の状態を滑らかに整えることで、新車時同様のツヤを取り戻すことができます。
車用電動ポリッシャーで塗装表面を滑らかに整える
車用電動ポリッシャーは、モーターでバフを回転させてボディ表面を磨きあげる電動工具です。バフに研磨剤をつけて、ボディ表面についた汚れを磨き落とします。
また、細かなキズを消すには、周辺の塗装をキズの深さまで削り取ってしまうしかありません。車用電動ポリッシャーであれば、塗装を磨き上げて小キズを消すこともできます。
車用電動ポリッシャーのメリット
車用電動ポリッシャーのメリットは、モーターの円運動によって短時間で簡単に塗装表面を磨きあげられることです。
ボディを磨く作業は、スポンジで擦るなど手作業でもできます。しかし、手作業で磨くのは時間と労力がかかるうえ、磨きムラにもなりやすいのでおすすめしません。
車用電動ポリッシャーであれば、広い面積でも無理なく磨けます。
また、力を均一にかけやすいのでムラがでにくいのも大きなメリットです。表面研磨に慣れていない人でも、車用電動ポリッシャーであれば手作業に比べてきれいな仕上がりが期待できます。
車用電動ポリッシャーの選び方
車用電動ポリッシャーは、多くのメーカーからたくさんのモデルが発売されています。初めて購入する際は、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も少なくありません。
そこで、車用電動ポリッシャーを選ぶポイントを5つの観点でご紹介します。
3種類の回転方式から選ぶ
車用電動ポリッシャーの回転方式には、ダブルアクション方式、シングルアクション方式、ギアアクション方式の3種類があります。それぞれに特徴が異なるので、技術力や目的にあったものを選びましょう。
ダブルアクション方式
初心者におすすめなのが、ダブルアクション方式です。バフ全体を回転させるのと同時に、回転軸自体も回転します。回転が一箇所に集中しないので、ムラなく仕上げやすいのが特徴です。一方で、広い範囲を少しずつ磨くことになるので研磨力は低く、施工に時間がかかる点がデメリットです。
シングルアクション方式
シングルアクションは、1つの回転軸でバフが回転します。1箇所を集中して磨く際に適していますが、油断すると磨きすぎる点に注意が必要です。
ギアアクション方式
ギアアクション方式は、シングルアクションの研磨力とダブルアクションの均一な仕上がりを両立した方式。ただし、機構が複雑で価格が高額になりがちなため、どちらかというとプロ用の機材です。
また、どの方式を選ぶ場合も、変速機能がついたものをおすすめします。ボディの状況に応じて研磨力を変えるには、変速機能が欠かせません。
電源方式で選ぶ
車用電動ポリッシャーの電源方式には、2種類あります。バッテリーで駆動するものと電源コードをつないで使用するものです。
バッテリー駆動
バッテリー駆動の車用電動ポリッシャーなら、集合駐車場など電源のない場所でも手軽に利用できます。また、電源コードが邪魔にならないので作業性が良いのもメリットです。
一方で、使用時間に限りがあるほか、電源コードをつなぐものに比べてパワーが低い場合もあります。車用電動ポリッシャーのパワーが低いと、圧力をかけた際に十分回転しなくなることもあるので注意しましょう。
電源コード使用
電源コードをつなぐものであれば、時間を気にせず使用できます。バフがけは時間のかかる作業なので、使い続けられる点は大きなメリットです。
ただし、電源コードでボディをキズつけないよう、作業時は十分注意しましょう。
安定性と操作性に影響する重量で選ぶ
車用電動ポリッシャーは重量も大事な選定ポイントです。軽量なモデルであれば作業時の負担は軽減されますが、ブレやすくなるので安定感に欠けます。
一方で、本体が重いと安定しやすいものの、腕力によっては操作性が悪くなります。
最適な重量は車用電動ポリッシャーのパワーや作業者の腕力にもよりますが、初心者なら1.5〜2kg前後のものがおすすめです。
付属品の種類から選ぶ
初心者が車用電動ポリッシャーを購入する際は、付属品の有無や種類も確認しましょう。
本来は目的に応じたバフを別途購入するべきではありますが、最初から商品に含まれていればすぐに使用できます。
可能なら静粛性も確認する
すべてのモデルで動作音の大きさが明記されているわけではありませんが、できるだけ静粛性の高いモデルを選びましょう。車用電動ポリッシャーのモーターは強力なため、それなりに大きな動作音がします。
住宅地や集合住宅の駐車場などでは、動作音が大きいと周囲への迷惑にもなりかねません。
ただし、どのモデルを選んでもまったく動作音のしないものはないので、ほかの機能性から選んだうえで、可能であれば静粛性も確認するといったスタンスで十分です。
車用電動ポリッシャーの使い方と注意点
車用電動ポリッシャーの使い方を、注意点も含めて解説します。使い方自体は難しいものではありませんが、誤った使い方をするとボディをキズつけてしまうこともあるので注意しましょう。
1.適切なバフを選んで装着する
ポリッシャーに使用するバフには、用途に応じてさまざまな種類があります。スポンジ素材のもの、起毛のもの、起毛でも目の荒いものから細かいものまであるので正しいバフを選びましょう。
目の荒いバフを使用すると、ボディ表面を削りすぎてしまうこともあるので、特に慎重に選ばなければなりません。
また、粒子の大きさの違うコンパウンドを使用する場合は、同じバフを使用しないようにします。同じバフで異なる粒子のコンパウンドを使用すると、研磨されすぎる恐れがあるので注意しましょう。
2.液剤が周囲に飛び散らないように電源オン
バフをボディに密着させて、車用電動ポリッシャーの電源を入れます。始動時はポリッシャーが思わぬ方向に動くこともあるので、しっかりとハンドルを握っておくことが重要です。
また、液剤をバフに塗って使用する際、遠心力でバフにつけた液剤が周囲に飛び散ることがあるので十分注意しましょう。万が一不要な場所に飛び散った場合は、できるだけ早く拭き取ります。
特に注意したいのは、車用電動ポリッシャーの電源を入れるタイミングです。すぐに電源を入れてしまうと液剤がバフに十分染み込んでいないことが多いため、液垂れして飛び散ってしまいます。
これを防ぐにはボディにバフをしっかりと当てて、回転数が調整できる車用電動ポリッシャーの場合はできるだけ低速で始動しましょう。
回転数が調整できない場合は、バフに染み込まず浮いている液剤を布などで軽く拭いてから回転させると飛び散りにくくなります。
3.塗装表面を削りすぎない
車用電動ポリッシャーを回転させたあとは、キズの状態をみながらまんべんなくボディ上を動かしていきます。車用電動ポリッシャーでバフがけをする際は、広い面積を一度に磨くのではなく、範囲を限定して様子をみながらかけていくのがコツです。
車用電動ポリッシャーは回転の力で効率よく磨きあげられる反面、磨き過ぎには十分注意を払いましょう。手で磨く感覚で電動ポリッシャーを使用すると、思った以上にボディ表面が削れてしまうこともあります。
最初のうちは、細かく拭き上げながら慎重に作業を進めてください。
【2023年最新】MOTA編集部が選ぶ特徴別車用電動ポリッシャーおすすめ10選
車用電動ポリッシャーは、回転方式や電源、重量などさまざまな観点で選ぶ必要があります。
そこで、MOTA編集部がおすすめする電動ポリッシャーを、特徴別に10点ご紹介。あなたにぴったりな車用電動ポリッシャーをぜひ見つけてください。
その1:付属品も充実していて初心者におすすめのAUTIWOZ 充電式ポリッシャー 150mm
- 充電式ポリッシャー 150mm
- AUTIWOZ
AUTIWOZ 充電式ポリッシャー 150mmは、初心者に最適なダブルアクションのうえ、付属品が充実していてすぐに使える車用電動ポリッシャーです。
6段変速機能もついているので、低速から高速まで調整しながら研磨できるのも嬉しいポイント。ただし、充電式なので使用時間に限度がある点には注意しましょう。
その2:安価なのにパワフルなRakutool ポリッシャー
- ポリッシャー
- Rakutool
Rakutool ポリッシャーは、700Wのハイパワーモーターを搭載している車用電動ポリッシャーです。電源コード方式なので、長時間パワフルな磨き作業ができます。
コスパにもすぐれたモデルで、3千円〜5千円台で購入可能です。ただし、電源のない場所で使用する場合は、適切な延長コードの準備などが必要です。
その3:本格的なダブルアクション方式なのに安価なプロスタッフ シャインポリッシュ P-59
- シャインポリッシュ P-59
- プロスタッフ
プロスタッフ シャインポリッシュ P-59は、ダブルアクション方式を採用しているにも関わらず、コスパにすぐれた車用電動ポリッシャーです。
バフを装着するパッドは本体に固定されていて、使い方がシンプルなので初心者でも簡単に扱えます。ただし、変速機能がないので、場所によって磨き方を変えることはできません。
その4:軽量コンパクトで使いやすいNIRVIK 電動ポリッシャー 125mm
- 電動ポリッシャー 125mm
- NIRVIK
NIRVIK 電動ポリッシャー 125mmは、バッテリー式で軽量コンパクトながら本格的なダブルアクション方式を採用しているうえ、8段変速も備えているので作業に慣れていない初心者でも自在に磨けます。
付属品が豊富で、バフを別途購入する必要はありません。
また、バッテリーも2個付属しているので、作業時間が長くなっても安心です。ただし、バフの直径が125mmとやや小さいので、広い面積を磨く場合には手間がかかります。
その5:細かい部分の磨き作業には片手で使えるZOTA ポリッシャー 75mm
- ポリッシャー 75mm
- ZOTA
ZOTA ポリッシャー 75mmは、片手で握れる形状で細かな箇所の磨き作業に適した車用電動ポリッシャーです。小型ながら6段変速を備えているので、研磨箇所に応じた細かい調整も容易にできます。
ただし、片手での作業はある程度慣れが必要なため、初心者だとコントロールが難しい面もあるかもしれません。
その6:初心者におすすめの機能性を備えたEARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A
- 電動ポリッシャー EP-300A
- EARTH MAN
EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300Aは、初心者でも磨きすぎないダブルアクションと無段階変速機能を備えているうえ、お手頃価格に設定されています。
さらに、握りやすい形状になっているので、初めてバフがけをする方に特におすすめしたいモデルです。ただし、「パワー不足」という口コミがわずかにあったので、作業に慣れている方にとってはやや物足りないかもしれません。
その7:直径の違うバフが使えるBATOCA 充電式ポリッシャー S1
- 充電式ポリッシャー S1
- BATOCA
BATOCA 充電式ポリッシャー S1の特徴は、100/125/150mmの3種のバフを使い分けられる点です。3種類の直径に対応したアタッチメントとバフがひと通り付属しているので、届いたその日から使用できます。
さらに、握り込みやすい形状のうえ、6段変速も備えているのであらゆる用途に対応できる点も大きなメリットです。ただし、バッテリーが2つ付属するとはいえ充電式なので、時間に余裕をもって作業しましょう。
その8:安心のメーカー品Bosch Professional(ボッシュ)吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AE
- 吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AE
- Bosch Professional(ボッシュ)
Bosch Professional(ボッシュ)吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AEは、プロ御用達の電動工具メーカーとして定評のあるBosch製の車用電動ポリッシャーです。最大で毎分12,000回転という強力な研磨力を発揮します。
また、集じん機能も備えているので、クルマを磨く以外の用途で室内で使用する場合も安心です。ただし、付属品はないので、バフを別途購入する必要があります。
その9:広範囲をパワフルに磨けるマキタ(Makita) 電子ポリッシャ PV7001C
- 電子ポリッシャ PV7001C
- マキタ(Makita)
マキタ(Makita) 電子ポリッシャ PV7001Cは、高い信頼性と最大1,000Wの出力を誇るハイパワーモーターが特徴の車用電動ポリッシャーです。国産電動工具メーカーとして抜群の信頼性を誇るマキタだけにやや高額ですが、回転軸の精度や本体の堅牢性は高いので安心して作業できます。
ただし、切削能力の高いシングルアクションのため、初心者の場合は削りすぎないように注意深く作業をすすめましょう。
その10:専用バッグもついてオールマイティに活躍するSPTA 6段変速 充電式ポリッシャー
- 6段変速 充電式ポリッシャー
- SPTA
SPTA 6段変速 充電式ポリッシャーは、2種類の直径を使い分けられるうえ、専用バックまで含めて必要なものがすべてセットになった車用電動ポリッシャーです。スポンジパッドとマイクロファイバーバフは、それぞれ125mmと150mmの2種類のサイズが3個ずつ付属しています。
さらに、バッテリーは2個、エプロンやグローブ、タオルまでセットになっているのでこの商品1つで研磨作業が始められます。
また、クルマのシガーソケットから電源を取れるケーブルも付属するので、作業中に万が一バッテリー切れになっても安心です。ただし、羊毛バフは付属しないため、用途によっては別途準備しましょう。
メーカー名 | SPTA |
商品名 | 6段変速 充電式ポリッシャー |
回転方式 | シングルアクション方式 |
変速機能 | 6段変速 |
電源方式 | バッテリー式 |
重量 | 2.97kg |
付属品(研磨パッド関連のみ記載) | フォームパッド マイクロファイバーパッド |
Amazon販売価格(2023年9月8日時点) | 13,999円 |
今回紹介した10商品はコチラ
商品名 | 回転方式 | 電源方式 | Amazonリンク | 楽天リンク |
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AUTIWOZ 充電式ポリッシャー 150mm | ダブルアクション | バッテリー | 8,999円 | 10,859円 |
Rakutool ポリッシャー | 不明 | 電源コード | 3,960円 | 5,963円 |
プロスタッフ シャインポリッシュ P-59 | ダブルアクション | 電源コード | 4,580円 | 5,135円 |
NIRVIK 電動ポリッシャー 125mm | ダブルアクション | バッテリー | 8,797円 | 6,920円 |
ZOTA ポリッシャー 75mm | ダブルアクション | バッテリー | 7,760円 | 9,235円 |
EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A | ダブルアクション | 電源コード | 3,709円 | 5,063円 |
BATOCA 充電式ポリッシャー S1 | ダブルアクション | バッテリー | 16,377円 | 20,703円 |
Bosch Professional(ボッシュ)吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AE | ダブルアクション | 電源コード | 14,044円 | 12,353円 |
マキタ(Makita) 電子ポリッシャ PV7001C | シングルアクション | 電源コード | 25,068円 | 26,255円 |
SPTA 6段変速 充電式ポリッシャー | シングルアクション | バッテリー | 13,999円 | ー |
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