無限 N-ONE 試乗レポート/岡本幸一郎(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
N-ONE用パーツの売れ行きは上々。マフラーは増産も
ホンダが新たに展開している軽自動車の「Nシリーズ」の販売が好調だ。
中でも第3弾のN-ONEは、ワゴンRやムーヴといったライバルとは一味違って、軽自動車としては異例なほどデザインやクオリティ感、走行性能などを際立たせた意欲作である。
そのN-ONEに対して、無限では発売直後からエアロパーツや各種機能パーツをラインアップしていたが、車両の発売から半年あまり、いよいよ「スポーツサスペンション」が追加された。走りを訴求しているモデルであるだけに、待ちこがれていたN-ONEオーナーも少なくないことだろう。
スポーツサスペンションの話に移る前に、まず既存の商品ラインアップをおさらいしよう。エクステリアおよびインテリア関連のほか、マフラー、ホイール、小物類などひととおり揃えられており、点数にするとかなりの数になる。
そしてリアでは、なんといってもセンター出しの「デュアルエキゾーストシステム」の2つ並んだテールパイプが目を引く。これは文句なしにカッコイイ。実際、「あまりの人気に増産体制を採った」と無限の広報担当氏は述べる(執筆時点)。見上げるとスポーティな形状のウイングスポイラーも付いている。
インテリアは、室内だけでなくラゲッジ用まで用意した無限オリジナルのフロアマットが装着されている。
写真のブラック×レッドのほか、ブラック×グレーも選べる。フットペダルはレーシーなタイプ。インテリアカバー、ルームミラーカバー、スカッフプレート、エンジンスタータースイッチなども無限オリジナルだ。ダッシュのセンターには、ターボ車らしくブースト計がドライバー側にオフセットして設置されている。ピークモードだけでなく、あとで走行時のデータを楽しむこともできるリプレイモードも備えている。
エンジンルーム内は、直接的に性能を高めるパーツこそないが、高圧に耐えるラジエターキャップなど、エンジンの潜在能力を引き出し、効率を高めるいくつかのアイテムが装着されている。
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