新型シビックは内装こそ必見! シンプルなのにカッコ良くしかも上質なインパネデザインをチェック

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ホンダを代表するハッチバック車「シビック」の11代目となる新型モデルが、2021年9月3日より発売を開始した。水平基調かつ低重心なフォルムに刷新された外装デザインが早くも話題だが、注目したいのは内装だ。外装同様にシンプルながら、凝ったディテールにより質感も高い。そんな新型シビックの印象的なインテリアについて紹介しよう。

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  1. シンプルなのに凝っていて、しかも質感が高い! 見れば見るほど発見がある新型シビックの内装
  2. メーターは全面カラー液晶パネル化で多彩なメーターデザインが楽しめるぞ!
  3. MT車とCVT車で異なるシフト周りのデザイン! カップホルダーとシフトを並列にレイアウトした珍しいデザインだ

シンプルなのに凝っていて、しかも質感が高い! 見れば見るほど発見がある新型シビックの内装

新型シビックの内装は至ってシンプル。だからといって簡素という訳ではないのが面白い。面の角度や繊細な曲率の変化を研ぎ澄ませることで、質感を高めたのだという。

また前方の視界も良好。ピラー(柱)の位置は先代のシビックよりも50mm後退させ水平視野角を拡大。さらにボンネット左右の高さも先代比25mmダウンさせ、すっきりした外観にするとともに、運転席からの左右の視界を大幅に向上させている。

いっぽうで、凝ったディテールにも注目したい。インパネ中央から助手席側にまっすぐ繋がるハニカムパターン。これはパンチングメタルによるエアコン吹き出し口デザインがそのまま連続している。

吹き出し口の方向を調整するフィンは内蔵されていて、金属の調整棒(アウトレットノブ)で角度を合わせる仕掛け。思わず自慢したくなるような、カッコいい内装デザインだ。

メーターは全面カラー液晶パネル化で多彩なメーターデザインが楽しめるぞ!

新型シビックの上級グレード「EX」には、シビックで初となる全面液晶パネル、10.2インチのフルグラフィックメーターが採用された。

なじみやすい2眼レイアウトに加え、2眼のスピードメーターとタコメーターを非表示にしてしまうシンプルモードも選択可能。未来の自動運転時代を想わせる大胆なグラフィック表現に驚かされる。

メーターパネルのレイアウト変更は、ステアリング上のスイッチ操作で簡単に出来る。

MT車とCVT車で異なるシフト周りのデザイン! カップホルダーとシフトを並列にレイアウトした珍しいデザインだ

実はMT車とCVT車でシフト周りのデザインが異なっている。特に注目はCVT車だ。限られたスペースの中で、場所の奪い合いとなるドリンクホルダーのスペースだが、新型シビックではなんとシフトレバーと並列で配置させた。車幅の大きなSUVなどでは採用例もあるが、シビッククラスではなかなか見ないレイアウトだ。

このように、ディテールに至るまで凝ったデザインを採用した新型シビック。ディーラーに訪れた際には、このこだわりの内装にも注目して欲しい。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:佐藤 正巳・Honda]

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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