マイナーチェンジした「フィアット 500」「アバルト595 コンペティツィオーネ」を徹底比較試乗(3/5)
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- 筆者: 嶋田 智之
- カメラマン:茂呂幸正
「結構スポーツできちゃうじゃん」ジムカーナコースで再発見
試乗をしたのは0.9リッター2気筒ターボの「TwinAir(ツインエア)」と5速AMTのデュアロジックの組み合わせ。
まずエンジンはツインエア特有の楽しさをキープしながらサウンドや振動がマイルドになったように思えるし、デュアロジックの変速も素早さとスムーズさを増しているように感じられる。体感パワーと体感トルクはそのままだけど、発進直後から湧き出す太めのトルクは、パイロンを回り込むようなところ--つまりはタイトコーナーだ--からの立ち上がり加速で望外の力強さを見せてくれるし、スラローム区間でのトルクのツキも悪くなく、結構スポーツできちゃうエンジンなんだな、ということが判る。速いぞ! っていう感じではないのだけど。
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