マイナーチェンジした「フィアット 500」「アバルト595 コンペティツィオーネ」を徹底比較試乗(1/5)
- 筆者: 嶋田 智之
- カメラマン:茂呂幸正
特設ジムカーナコースで元気な走りを試してみた
つい最近「フィアット 500(チンクエチェント)」と「アバルト 595 Competizione(コンペティツィオーネ)」にマイナーチェンジが加えられ、その2台を大磯ロングビーチの広大な駐車場に設営された本格的なジムカーナ・コースを使ったFCAの試乗会で、ちょっとばかり元気よく走らせることができた。
思い切ってアクセル全開しちゃおう
ジムカーナ・コースというのはオモシロイ。
長いストレートがあるわけじゃないから超高速域に踏み込めるわけではなく、使えるギアも3速、いや、元気よく走るにはせいぜい2速までだから、そういう意味では試せないこともあるにはあるけれど、とりあえずはスロットルを遠慮なく全開にすることができる。
コーナリングについても、自分の走行ラインの取り方次第で様々な種類のコーナーや走らせ方を試すことができる。もちろん計測タイムを縮めることを考えるならライン取りも走らせ方も決まってきちゃうのだけど、そこを重視しないでいられるならば、クルマの基本的な性格を知るためにはおあつらえ向きのコースとして機能してくれるからだ。
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