マイナーチェンジした「フィアット 500」「アバルト595 コンペティツィオーネ」を徹底比較試乗(5/5)
- 筆者: 嶋田 智之
- カメラマン:茂呂幸正
出力向上に伴い減速性能も強化
ターンを繰り返していると、強化されたストッピングパワーが素晴らしい効果を生んでいることがよく判る。
まず、制動距離が短くなった分だけ長くアクセルペダルを踏み続けることができ、スピードを稼げる。そして制動力が強いだけじゃなく踏力の調整もしやすいから、ブレーキングでフロントタイヤに載せる荷重の度合いも調整しやすい。
つまりこれまで以上に、アンダーステアを活かして膨らみながら立ち上がっていったり、それを殺してクルリと素速くターンすることのできる基本的な特性を、さらに活かしやすくなった。まさしく曲がるためのブレーキ、速く走るためのブレーキなのである。
それに加えてコニのFSDダンパーと強化スプリングがしっかりと路面を押さえつけてくれるから、コーナリングスピードはコロンとしたスタイルから想像するよりも遙かに速いのだ。
オープンモデル「595Cツーリズモ」の魅力も再発見
ただ、コンペティツィオーネが強くスポーツ方向にシフトしてそちら方面の魅力を増したおかげで、これまで気づかなかったツーリズモの--とりわけ屋根開きの595Cの--適度に抑制の効いたバランス感覚にも惹かれてしまい、ちょっと悩み込む人もいるんじゃないかと思う。まさしく僕がそう。
そうした味つけの幅作りの巧みさにまた、恐れ入りました、という気分だ。
[レポート:嶋田智之/Photo:茂呂幸正]
※「フィアット 500」「アバルト595 コンペティツィオーネ」をもっと詳しくチェック出来るフォトギャラリーはこちらから!
Abarth 595 Competizione[FF] 主要諸元
全長x全幅x全高:3655x1625x1500mm/ホイールベース:2300mm/車両重量:1120kg/乗車定員:4名/ステアリング位置:右(5速MT車は左ハンドル仕様も設定)/駆動方式:前輪駆動(FF)/エンジン種類:直列4気筒 DOHC 16V インタークーラー付ターボチャージャー ガソリンエンジン/総排気量:1368cc/最高出力:180ps(132kW)/5500rpm/最大トルク:23.5kg-m(230N・m)/2000rpm[※SPORTスイッチ使用時:25.5kg-m(250N・m)/3000rpm]/トランスミッション:5速マニュアルトランスミッションもしくは「アバルトコンペティツィオーネ」ATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション/タイヤサイズ:205/40R17/メーカー希望小売価格:3,531,600円(5速MT)/3,693,600円(アバルトコンペティツィオーネ)
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