【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」「GRVII」 プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ(1/4)
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- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:島村栄二
ミニバン専用仕様に加え、コンパクトカー向けレグノも登場
レグノは1981年に登場し、「走る/曲がる/止まる」というタイヤの基本性能に加えて「静か」、「乗り心地」という性能がプラスされ、「レグノを履くとより静かで快適になる」と高級車を中心に支持されてきた。ただ、誤解して欲しくないのは、レグノが単に静粛性/快適性に特化させたタイヤではないと言うことだ。実はレグノの「GR-●●」という商品名のGRには、「グレートバランス・レグノ」という意味が込められているのである。
タイヤは大きく分けると、「直進安定性」、「快適性能」、「静粛性能」、「低燃費性能」、「耐摩耗性能」、「ウエット性能」、「ドライ性能」があるが、この7つの性能を高次元で調和させることが、1981年に登場したGR-01から変わらないレグノ不変の“設計思想”である。ただ、他のタイヤに比べ「快適性能」と「静粛性能」がズバ抜けて優れ、ユーザー満足度が高いことから、結果的にレグノ神話が生まれたのだ。
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