【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」「GRVII」 プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ(3/4)

【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」「GRVII」 プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ
【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」(セダン・コンパクトカー向け)「GRVII」(ミニバン専用) プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

特設コースと公道、ふたつのステージで徹底評価

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今回は神奈川県・大磯プリンスホテルの特設コースでの従来品との比較試乗と、周辺道路での新製品の試乗の2つのステージが用意されていた。ちなみに海沿いを走る自動車専用道路「西湘バイパス」は、他の道路に比べると路面がザラザラしている上に、継ぎ目や段差も多い路面環境だ。つまり、静粛性や快適性をウリにするタイヤにとっては厳しいステージ…とも言えるかもしれない。

最初に特設コースでの比較試乗。ここには連続する突起での快適性とパイロンスラローム(40~60km/h)、レーンチェンジ(60~80km/h)などを体感できるコースだ。試乗車両には、高級セダン代表として「トヨタ クラウン アスリート」(215/55R17)で従来品(GR-XT)→GR-XIの比較。コンパクトカー代表としては「ホンダ フィットハイブリッド」(185/60R15)が用意された。このサイズは従来品に適合商品がないので、同社のベーシックタイヤ(NEXTRY)→GR-XIの順で試乗を行なった。

その差はスラロームやレーンチェンジに表れる

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まずはクラウンでコースイン。段差の乗り越え時に少しアタリがまろやかになったかな? と思うくらいで、静粛性や快適性に関しては従来品と大きな差は感じられない。それは悪い意味ではなく従来品でも満足いく性能…という意味だ。

「おっ、違うぞ!!」と感じたのは、スラロームとレーンチェンジの時だ。レグノ GR-XTでは操作に対する応答性に若干のタイムラグがあるので、パイロンスラロームなどではクルマの動きを予測しながら早め早めの操作をする必要があったが、GR-XIではクラウン特有の“軽めの操舵力”、“心地よいダルさ”をちゃんと残しながら、操作に対して車体の向きが素直に変わってくれるので、セオリー通りの操作をしてあげればいい。また、スラロームやレーンチェンジ後の横Gの収束も速いので、車体のふらつきが少ないことも確認できた。

そういう意味では、GR-XTはスポーティな味付けのクラウン アスリートでも「クラウン ロイヤル」の乗り心地を実現したタイヤだと思うが、GR-XIは“アスリートの走りのまま”という枕詞が付くタイヤだと感じた。

レグノにしたら、足回りまでしなやかになった!?

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続いてフィットハイブリッドに乗り替える。クラウン同様にハイブリッドだが、コスト的な面も含めて静粛性はもちろん音/振動にとってもハードルが高い。

まずNEXTRYを履いてスタート。音/振動は「フィットだったらこれくらいかな」と思ってレグノ GR-XIに乗り替ると…「あれっ、同じフィットだよな…」というくらい違う。まるで「インサイトがインサイトエクスクルーシブになった」くらいの違いである。段差の乗り越えはNEXTRYでは1つ目の段差はまだいいのだが、2つ目3つ目となるとショックを吸収できずに逆に増幅してしまったのに対して、GR-XIでは「ドン」から「トン」という段差を乗り超えるショックが和らいでいるのにシッカリと吸収してくれる。まるでしなやかないい足回りに変えたかのような乗り味だ。

エコタイヤでは満足できない・・・コダワリ派のアナタにオススメ

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スラローム時のハンドリングもレベルアップ。NEXTRYではヤスリで擦ったようなザラザラとしたインフォメーションで、グリップも並レベルだが、レグノ GR-XIは必要な情報以外はシャットダウンした上に、オンザレールなハンドリングを実現している。実は以前、GR-9000(GR-XTの更に前のモデル)を実家にある「VW ポロ」(185/55R14)に履かせたことがあるのだが、その時は「静かだけどコンパクトカーに履かせるとバネ下が重たい印象」だった。これに対しフィットxGR-XIの組み合わせは「静かでも軽快なハンドリング」なのが印象的だった。

今まではエコタイヤよりも上のクラスを選ぶといきなりポテンザになってしまっていたが、これからはレグノを積極的に選びたくなる。ここまで走りが変わるなら、より走りの優れたデミオ/スイフトなどにも履かせてみたい。

[公道走行での印象は!?・・・次ページへ続く]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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