トヨタ 新型ヴィッツ 新車発表会速報
- 筆者:
新型ヴィッツのCMは、大沢たかおさん、生田斗真さんが出演しますよ!
ホンダフィットハイブリッドのデビューを後追いするかのように、ついにトヨタヴィッツもフルモデルチェンジでお目見えだ。
5年ぶりの新型となるトヨタヴィッツは、今度はもちろん誰もが期待する燃費に徹底注力して登場。その期待値はなんとリッター26.5㎞(F SMART STOPパッケージ)。
リッター30㎞のフィットハイブリッドと、リッター26.5㎞の新型ヴィッツ。ヴィッツはNAエンジンにも関わらず、この数字は実にお見事。エンジンは1.0(69ps/92N・m)、1.3(95ps/12.3N・m)、1.5(109ps/14.1N・m)リッターという3つのバリエーションを用意。
中でも、冒頭で記したF SMART STOPパッケージは、新開発のアイドリングストップ機能を搭載しており、実は一番の注目グレードとなる。あの日産マーチのリッター26㎞をも超えるこの低燃費数値は、ヴィッツが後発ということもあるが、ここはトヨタの執念に軍配が挙がったという感じだろうか。
さてそんな新型ヴィッツの燃費以外の特徴をご紹介すると、まずボディサイズは3885×1695×1500mm(1530)。実は先代より10cmも全長が長くなっているのだ。
これはコンパクトカーだからといって室内空間に妥協しないという、いわば現状で満足しないトヨタ思想的なものが組み込まれており、その結果、室内長をプラス35mmの延長拡大を実施したことによるものだ。そして最小回転半径も4.5mと、先代の5mを上回って小回り性能も向上。ますます運転しやすいことこの上ない仕上がりだ。
ユーティリティ面では、ラゲッジの奥行きを145mm拡大したのと、デッキボードの高さを2段階に調整できるアジャスタブルデッキボードを採用し、積載容量にゆとりを与えた。買い物や、モノを頻繁に運ぶユーザーにとっては、ボディは小さく低燃費なのにたくさん運べるとして、「二兎追う者は一兎も獲ず」を覆す、なんともうれしい仕様となっている。
また女性が重宝するアイテムとして、フロントガラスに、紫外線を約99%カットするスーパーUVカットガラスを世界初採用した。これは日焼け防止対策の手袋と同等の効果を発揮するとされ、美容にも配慮したナイスな装備が施されている。これは注目だ。
新型ヴィッツは「F」、「U」、をはじめ、スポーツテイストの「RS」、そして新たに女性を意識した「Jewela」という4つのグレードを用意し、 新たなユーザーを招き入れたいとした意気込みも充分だ。
ますますヒートアップするコンパクトカー戦争。今後、この市場が混戦激化することはもはや避けられそうにはない。
ちなみにCMは、大沢たかおさん、生田斗真さんが出演しますよ!こちらもチェック!
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