燃費「40km/L」の新型プリウス、TNGA採用で価格“据え置き”か(2/2)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：オートックワン編集部
アメリカではほぼ同価格で販売される次期プリウス・・・では日本は！？
気になるのが日本市場である。
次期型プリウスの詳細を紹介しているメディアによれば、現行モデルより20万円くらい高くなると言う。
私もそういったウワサを聞き、10％程度値上げすると書いた。現行プリウスの売れ筋グレード『S』の238万円が258万円程度になると言うこと。
これに10万円くらいになるだろう自動ブレーキを加え、10万円くらいのディーラーナビを付ければ諸費用込みで軽く300万円突破といったイメージだ。
考えてみれば現行プリウスが大ヒットを飛ばしたのは、「ホンダ インサイト」に対抗して割安な価格設定にしたからであり、高ければ売れなかっただろう。
最近のトヨタ車の値付けは、期待値より高め。ボディサイズを一回り大きくし、室内スペースも広くなった次期型プリウスもその方向性になると予想しておく。
そうなれば売れ行きも「普通に順調」レベルかと。
一方、値段据え置きという情報も流れている。割安感あれば大ヒットは間違いない。
私の予想は「ニッケル水素電池グレードで、自動ブレーキ付けなければ価格据え置き」「リチウム電池を使うグレードに自動ブレーキ付けたら20万円高」としておく。
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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