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試乗レポート 2012/4/4 18:51

トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)

関連: トヨタ プリウスPHV Text: 渡辺 陽一郎 Photo: オートックワン編集部
トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)試乗レポート/渡辺陽一郎

プリウスPHVは“プリウス本来の姿”とも言える

トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)と渡辺陽一郎氏
トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)ロゴトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)充電の様子

今やプリウスは、“日本国民の誰もが知っている”と表現してもオーバーではないほど人気抜群のハイブリッドカーだ。

プリウスでは、ガソリンエンジンのほかにモーター、専用電池、制御機能、発電機を備え、走行状況に応じてエンジンとモーターの駆動を使い分ける。そして、従来型のガソリン車では不可能な優れた燃費性能を達成した。プリウスはいわば、ガソリンエンジン車と電気自動車の合体版なのだ。

1997年に初代プリウスが投入された時は、「どうやって充電するの?」という問い合わせがメーカーに数多く寄せられたという。当時は笑い話だったが、予備知識を抜きにすれば、むしろ当たり前の反応だろう。

一般に身近な電池といえば、乾電池以外は大半がコンセントによる充電式だ。減速エネルギーを使った回生による充電などは、説明されなければ、まず思いつかない。

その意味では、外部からの充電も可能なプリウスPHV(プラグイン・ハイブリッド)こそ、本来の姿といえるかも知れない。

トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)フロントトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)リアトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)フロントトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)リアトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)サイド

カタログの記載は、PHVのメリットと大きく矛盾している?

プリウスPHVでは、ニッケル水素電池をリチウムイオンに変更し、蓄えられるエネルギー密度を高めて充電も可能にした。

満充電でEV走行が可能な距離は、売れ筋のSグレードとGグレードが「26.4km(※JC08モード走行)」。普通に運転すれば、およそ20km前後だろう。

電気自動車に比べればかなり短いが、基本はハイブリッド車だから、充電した電気を使い切っても走行不能には陥らないのがメリットだ。普通のプリウスとして走り続けられる。

トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)充電リッドトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)充電口トヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)フューエルリッドトヨタ プリウスPHV(プラグインハイブリッド)ガソリン給油口

ならば充電の目的は何かといえば、「近距離の移動」だ。

午前中に近所へ買い物に出かけ、帰宅したら充電。午後に子供を塾へ送り届け、戻ったら充電…。このような使い方なら、エンジンを作動させずモーター駆動だけで走れるだろう。

また、マンションなどに住んでいるためにEVの充電設備が無いような方でも、プリウスPHVなら所有できる。通常はハイブリッド車として使い、勤務先など充電設備のある場所で充電を行っても良いからだ。

充電設備が不可欠な電気自動車に比べると、ユーザーの幅も広がる。だからプリウスPHVのカタログに、「充電設備のご案内」という冊子が差し込まれていて、「駐車場に充電設備が必要です」と書かれているのは矛盾している。

「自宅に充電設備がなくても、プリウスPHVなら所有できます」と書くべきではないのか?

「充電設備が必要です」では、電気自動車と同じになってしまう。

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