トヨタの新型カムリにアメリカ人も驚愕!米国のベストセラー車を大変貌させた理由

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:桃田健史/トヨタ自動車
トヨタの新型カムリにアメリカ人も驚愕!米国のベストセラー車を大変貌させた理由
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15年間、米国の販売トップに君臨してきたカムリ

トヨタ 新型カムリ(北米仕様)

「おお、カッコいいじゃないか!」。

トヨタの豊田章男社長がじきじきに紹介し、ステージ上に登場した新型「カムリ」。会場内にいる大勢のアメリカ人たちから声が上がった。

北米仕様のボディサイズは、全長4859mm×全幅1839mm×全高1440mm、ホイールベースが2826mm。前モデルと比べると、少し小さく見えるほどボディの凝縮感が強い。

過去15年間に渡り、アメリカの乗用車販売トップに君臨してきた「カムリ」。ミッドサイズセダンの王道であるがゆえに、デザインで大きな賭けをしたことはなかった。それが、今回は一気にスポーティセダンへと変貌したのだから、会場につめかけたメディアが実車を見て驚くのも当然だ。

>>日本でもこの夏デビュー、大変貌を遂げた新型カムリを写真で見る(画像34枚)

TNGAを採用した新型カムリは今年の夏、日本でもデビュー

トヨタ 新型カムリ(北米仕様)

変貌の源は、トヨタが世界市場向けの新プラットフォーム、ワールドアーキテクチャーとして開発したTNGAだ。

TNGAを基盤とした、ドライビングダイナミクスを追及した結果、前モデルと比較するとルーフ部分で約2.5cm、ボンネット部分で約4cmも低くなった。車全体の重心が下がり、ボディ全体がズッシリとしたスポーティ性が芽生えたのだ。乗員のヒップポイントで見ても、前モデル比では、前席で約2.5cm、後席で約3cm低くなった。

そして、インテリアもスポーティな雰囲気がムンムン。特に、センターコンソールのデザインカットラインが特徴的だ。そのなかにカーナビなどタッチパネルが組み込まれている。また、フルカラーで10インチのヘッドアップディスプレイも採用した。

ハンドリングもスポーティ性にこだわったセッティングを進めてきたという。

>>日本でもこの夏デビュー、大変貌を遂げた新型カムリを写真で見る(画像34枚)

エンジンは北米仕様では3タイプ。標準車には2.5リッター直4には8速AT、さら3.5リッターV6と、新型THS-IIによるハイブリッドが加わる。

カッコいいスポーティセダンへの生まれ変わった、新型「カムリ」。日本仕様は今年夏頃、カローラ店、トヨペット店、ネッツ店、さらに東京地区では東京トヨタで発売予定だ。

[Text:桃田健史]

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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