スズキ ソリオ試乗レポート/マリオ二等兵(1/4)
- 筆者: マリオ 二等兵
- カメラマン:茂呂幸正/オートックワン編集部
スズキの本気度が伝わってくる新型ソリオ!
当サイトの影響か(言い過ぎましたスミマセン)、新車のテレビCMにアイドルが起用される頻度が高まってきましたね。
スズキは新型ソリオに「KAT-TUN」を起用。友達5人で楽しくドライブレジャーにでかけるイメージが訴求されております。
これにより、「KAT-TUNが宣伝してるから!」という理由だけでソリオを買う健気なユーザーは少なくないと推察しますが、実はそれで大正解。新型ソリオは、スズキが渾身の力を込めて勝負に出た力作だからであります。
これまでのソリオはワゴンRのエンジン拡大版に過ぎませんでしたが、今度の新型はさにあらず。なんと新設計のプラットフォームを採用!これは節約志向まっしぐらな今の時代にあってビックリ仰天の事実です。
てっきりパレットかスイフトの流用派生車種とばかり思っておりましたが、まさかの専用プラットフォームの採用とは!(ボディシェルのサイド部分の一部はパレットの物を使っているようですが)しかも、国内市場専用と聞いてなおさら驚きました。
スズキの「本気度」がヒシヒシと伝わってきます!両側スライドドアの2ボックス5人乗りコンパクトカーということで、パッと見は、パレットのエンジン&ボディ拡大版という雰囲気です。
しかし、実際に並べて見るとまったくの別モノ。パレットよりもボディ全長で315ミリ、全幅で145ミリ、全高では30ミリも大きく、中級グレード以上にはエアロダイナミクスに優れたエアロパーツが装着されているなど、エクステリアはなかなかたくましい佇まい。
KAT-TUNのメンバーも「コレなら積極的にCMに出たい」と本気で思ったのではないでしょうか。
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