日本版コンシューマレポート-スズキ MRワゴン ユーザー試乗レビュー-(1/4)

日本版コンシューマレポート-スズキ MRワゴン ユーザー試乗レビュー-
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「ママ系の軽」→「TOUCH NEW DAYS」

一気にイメチェンした「MRワゴン」。その転換、吉と出たか?凶と出たか?

「MRワゴン」は、「ワゴンR」の派生車だ。「ワゴンR」は軽自動車分野の「ど真ん中」。どの世代でも、男女どちらでも、どういった使い方でも対応するべく開発されている。

対して、「MRワゴン」。先代は特に、徹底的に女性層にターゲットを絞った。スズキの開発陣がスーパーマーケットの駐車場に長時間張り込み、買い物する主婦層の軽自動車との付き合い方を徹底調査したのだ。先代「MRワゴン」のキーワードは、「若い主婦ウケ」だった。

それが今回の新型「MRワゴン」では、テレビCMやカタログでも一目瞭然、ガラリとイメチェンされた。

「TOUCH NEW DAYS」のTOUCH(タッチ)とは、車内のタッチパネルオーディオを強調するワードだ。

そのタッチパネルの商品イメージから、「若者向け」「アーバン」「ファッショナブル」など、先代の「ママ系」との対比を狙った。

そうした「一気に飛んだ新型MRワゴン」と「軽自動車業界ど真ん中のワゴンR」との違いを、ユーザーはどう見ているのか?

次のような問いをしてみた。その結果、ユーザー側の興味がほど良く分散している。

ワゴンRではなく、MRワゴンを試乗した(購入しようと思った)理由は何ですか?

○エンジン

・新しくなったエンジンに興味があったから (はるさん 福岡県)

 ・R06Aエンジンが最初に搭載されたモデルであることから、MRワゴンに試乗してみたいと思いました。タッチパネルのオーディオにも興味がありましたが、画面表示をナビゲーションに切り替えることはできないと聞き、がっかりしました (pontaさん 奈良県)

・初代MRワゴンのスタイルが気に入っていたが2代目がいまいちだったので、どう変わったか気になっていた。またコマーシャルではあまり取り上げられていないが新型エンジンも気になった (cordiaさん 静岡県)

 ・ワゴンRも試乗済みです。MRワゴンを試乗した理由は新エンジンの評判が良かったから。結果は体感できるほどの違いは感じられませんでした (koroさん 大分県)

・エンジン音とデザインの良さ (meguさん 佐賀県)

○デザイン/インテリア/機能

・ショールームの前を通り、気になったから (バンさん 埼玉県)

・タッチパネルのオーディオなど、若者の感性に訴えてくるものを感じたかったため (ヒガシタニさん 福井県)

・バックモニター付のタッチパネル式オーディオに興味がありました (ヒロムさん 愛知県)

・アイドリング ストップが付いて環境にやさしい (ヤマグチさん 大阪府)

・インテリアのデザイン (アーバンヒルズさん 静岡県)

・スマートな感じでインテリアもお洒落な印象を受けたので、一度乗ってみたいと思いました (ちびっこさん 神奈川県)

・広いので、乗ってみたいと思った (ベスさん 奈良県)

・試乗キャンペーン中と云うのもあったし、ワゴンRより女性が乗るには向いていると感じたのと、軽四でのアイドリングストップ機能にも興味があったので (chouzinさん 岡山県)

○珍しさ

・新しいから (スズキさん 埼玉県)

・新しいから、よりいいと思ったから (スズキさん 高知県)

・MRワゴンには一度も乗った事がなかったので気になり乗りました (イシトさん 千葉県)

・ワゴンRは近所で乗っている人がいるから (ヒサナガさん 福岡県)

・乗ってる人が少ない車に乗ってみたかったので (ナカジマさん 北海道)

・元来変わった車が好きで、大衆車化しよく乗られている車にはあまり興味がないから (シモムラさん 福井県)

○乗り換え検討/比較

・妻が乗り換えを検討 (bnaobさん 大阪府)

 ・ワゴンRとの差異がどこにあるのか確認したかったため (GONTAさん 兵庫県)

 ・ワゴンRは以前に試乗したことが有るので (さたでいさん 愛知県)

・ワゴンRはすでに試乗したことがあったので、今回はMRワゴンを試乗してみた (カタオカさん 福井県)

・以前MRワゴンを乗っていたので次に乗り換える車種に検討をしていたから (ワカバヤシさん 千葉県)

○その他

・CMを見て (レオゴンさん 大阪府)

・子供の送り迎えようとして良いかなと思ったので (テルさん 東京都)

・特にはないけどたまたま (孤独なドラマーさん 岡山県)

・顔は好みではなかったが、連れ合いのリクエストで・・・女性には好かれる顔なのか? (ナナさん 山形県)

・やはりこの車種から登場した、ナビ(タッチパネル)これはアイフォンと同様でやすいですね。カメラがついていましたが、後方が見やすいので、一様っていう感じですね。目視確認が大切です (ハヤマさん 静岡県)

・最初、日産モコと比較が対象でしたので、ワゴンRは外しておりました。ほとんど、同じでしたので、後はサポートでの評価となりそうです。車としての完成度は高くいいと思いました。あとは、金額ですね (rhgfgさん 静岡県)

また、エクステリア、インテリア、走りの各項目について、いつものように次ページからご紹介するが、それらの結果をまず以下にお見せしたい。

スズキ MRワゴン エクステリア

エクステリアの結果

先代の分かり易い「ママ系の軽」からの脱却に対して、賛否があった。

特にフロントのデザイン評価が2.9点と低い(サイド3.2点、リア3.3点)。

スズキ MRワゴン インテリア

インテリアの結果

各項目の点数を見る限り「ほどほど」といった印象。

「ワゴンR」との差異、「ムーヴ」など他社モデルとの徹底的な違いがないためか。

スズキ MRワゴン ドライビング

ドライビングの結果

設問「試乗前後でクルマの印象が変わったか?」で、「はい」が43%。

その「印象が変わった」内容については、ポジティブな意見が多かった。

・メーカー月間販売目標・販売台数

[ 4月 ](目標)3,000台/(販売)1,559台

[ 5月 ](目標)3,000台/(販売)2,222台

[ 6月 ](目標)3,000台/(販売)2,642台

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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