autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 近いのに全然知らない「韓国」クルマ事情 vol.2/清水草一 2ページ目

自動車評論家コラム 2010/4/1 10:00

近いのに全然知らない「韓国」クルマ事情 vol.2/清水草一(2/2)

Text: 清水 草一 Photo: 清水草一
近いのに全然知らない「韓国」クルマ事情 vol.2/清水草一

競争が激化している高速道路のレッカー車事情

北朝鮮国境に近い路線では、フェンスの向こうに鉄条網。渋滞がないのでレッカー車もいない

この16年で韓国の自動車社会は長足の進歩を遂げ、道路網もクルマの性能も交通マナーもすべて日本並みになりましたが、まだあのレッカー車だけは生き残っていたんですね。

レッカー車の待機場所は、見事なほど「サグ」に集中していました。

下り坂からゆるい上り坂に変わって、自然渋滞が発生する場所=追突事故多発ポイントです。

そういう所に、多いところでは3~4台のレッカー車が、ハイエナのように待ち伏せしています。場所取り合戦もあるようで、まだ渋滞が始まっていないサグにも、しっかりと待機しています。

この16年間で、事故はかなり減ったはず。つまり客の取り合いは激化しているはず。

自走できそうなのに乗ったままレッカーされるメルセデス

レッカー車が猛スピードで路肩を爆走している先には、しっかり事故現場がありました。

厳しい生存競争です。ハイエナに食われた?メルセデスを目撃しましたが、前がちょっと潰れただけで、まったく問題なく自走できそうなのに、乗員はクルマに乗ったまま、なぜかレッカーされていました。

ちょっとでもオカマを掘っちまったら、レッカー車に引いてもらわないと雰囲気的に許されないんでしょうか?そこんところは謎です。

日本では、事故でJAFを呼んでも、到着まで数時間かかることもあります。

その点ソウル近郊の高速道路では、呼ばなくても勝手にすっ飛んできてくれるので、便利と言えば便利ですが、やっぱアレに食われるのはイヤだなぁ・・・。

近いのに全然知らない「韓国」クルマ事情 バックナンバー

「韓国」クルマ事情 vol.1

筆者: 清水 草一
オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!