マツダ 新型ロードスター「THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントレポート/マリオ高野(3/3)

マツダ 新型ロードスター「THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントレポート/マリオ高野
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燃料タンクの容量は?

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:そこまで軽量を突き詰めたクルマだと燃料の量が気になりますが、燃料タンクの容量は?

A:詳細なスペックは適切な時期に公開しますが、だいたい45リットルです(笑)2名乗車の燃料満タンを基準に設計していますが、燃料が半分ぐらい減るとそれだけでも軽快感が増しますので、軽さを味わい尽くしたい時は燃料半分ぐらいで走ってみてください。新型は燃費が良くなっているので、燃料は少なめでも十分楽しめます。

Q:格納式のルーフは検討されたのでしょうか?

A:格納式のルーフを持つには、格納する場所が必要ですよね? 新型はルーフを格納する場所がありません(笑) Aピラーを旧型比70mm後ろにしたことでルーフが短くなり、キャビンも短くなりました。人間でいうと頭の部分が小さくなったので、運動性能の向上に寄与しています。

マツダ車のデザインが良くなった理由は?

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:最近のマツダ車は全体的にデザインがグッと良くなったと感じますが、マツダ車のデザインが良くなった理由はどこにありますか?

A:まず、経営者のデザインに対する理解の深さが挙げられると思います。昔からマツダは「走りとデザインの良さが生きる道」と信じてやってきたという歴史があるので、デザインを重視する社風があるのです。

あとは、生産する工場側もデザインに対する意識が高いので、「普通なら曲げられないモノでも気合いで曲げてみせる!」みたいな気概を持っているのです(笑)

自動車のデザインを良くするには、実は工場からの理解と協力を得ることも非常に重要なのです。本来は工場の人にはあまり見せないようにして開発するのですが、新型ロードスターでは早い段階から工場の人たちにも見せるようにして、「作ってみたくなる」という意欲を持ってもらうようにしました。

Q:新型は、初代NA型でも感じられる〝格好良いけど可愛いデザイン〟だと思いますが、デザインが上手くいったポイントは何ですか?

A:「原理原則」を突き詰めることができたからだと思います。「原理原則」は時が経っても古くさくなりません。NA型と同世代のクルマを並べてみるとそれがよく実感できますよ。FD型のRX-7でもそれがいえますね。

新型では、「ここまで原理原則を突き詰めたクルマはそうない!」と言い切れるクルマなので、NA型を超えるタイムレスなデザインが出来たと思っています。

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:内装色は黒のみ?

A:海外仕様にはタンなど他の色もあります。雑誌の記事の予想によると、そのうち日本仕様にも設定されるのではないかと書かれていました(笑)

Q:エアロダイナミクスの工夫は?

A:新型ロードスターは世界最高のCd値を実現しました。さらに、ただCd値が良いだけではなくリフトバランスも徹底追及しています。

あと、たとえばフロントエアダムの穴はタイヤディレクターに風が良く当たるためのもので、仮にこの穴を埋めてしまうと特性が変わってしまいます。何を付けるにしても、すべて明確な理由があって採用しているので、カスタムを施す際にはその点を注意していただきたいですね。

「THANKS DAY in JAPAN 2nd」参加ユーザーのコメント

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

昔はNA型を所有し、今はNC型に乗っていますが、今回初めて新型の運転席に座ってみて、すごく自然な感じなのが気に入りました。

ファーストインプレッションとしてはとても良い感じです。ステアリングやシフトなどの位置関係も良かったのですが、特にステアリングホイールの硬さと細さが自分の好みだったのが嬉しいです。この感触はNA/NC型よりも良いですね。実際に走ってみないと本当のところはわかりませんが、かなり期待はもてます。家族と共用の実用車は他にあるので、新型に乗ってみて本当に良かったら乗り換える可能性が高いです。

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

(旦那さん)今は夫婦でアクセラに乗っていますが、昔はRX-7やNA型などに乗っていました。新型はスタイリングが素晴らしいですね。正直、NB/NC型のデザインははイマイチだと思っていましたが、新型は、かつてFDのRX-7を初めて観た時と同じ感動が得られました。

妻はアクセラが初めてのマツダ車ですが、すっかり運転の楽しさに目覚めたようです(笑)

(奥さん)主人から話を聞いて新型ロードスターに興味を持ちました。今回拝見して、すべてが予想を超えていたという印象です。デザインを観ているだけでも楽しいし、運転席に座っても楽しい。これなら走っても絶対に期待を裏切られないと革新しました。

購入する予定ですが、ボディカラー選びに悩んでいます。最初に設定される7色すべてを早く知りたいですね。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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