マツダ 新型ロードスター「THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントレポート/マリオ高野(2/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:マリオ高野
先代モデルからの流用パーツはあるの?
Q:輸出仕様のサスペンションは国内仕様と異なる?
A:シャシーセッティングについては世界ですべて同じ仕様です。気持ちよさはグローバル。どの国の人が乗っても気持ちよいと思ってもらえるクルマに仕上げました。
Q:クロスメンバーの形が変わっていますね。三角形がモチーフでオシャレな雰囲気です。
A:この三角形は、車重1000kgを切るための軽量化と剛性確保のため、徹底して〝トラス〟を突き詰めた結果生まれたものです。三角形は構造物を安定させる効果が高く、軽く、強くすることができます。Vの字をしたクロスメンバーもこの考えによるものです。優れた技術は形が美しくなるものなんですね。
新型の幌の手入れはどうすれば良い?
Q:ボディカラーは4色が公表されていますが、残り3色はどんな色なのでしょうか?
A:せっかくなので、今はまだナイショにしておきましょう(笑)デビュー直後にはなかった色も、そのうち限定車などで登場する可能性もあります。ロードスターは10年ぐらい長い期間にわたって売るクルマなので、そういう楽しみ方もあるといえるのではないでしょうか。
Q:これまでのモデルは鳥のフンなどで幌が痛むことが多かったのですが、新型では幌の手入れはどうすれば良いのでしょう?
A:10年は保つよう、基本的な耐久性は高めていますが、意外にオススメなのが、洗車機での洗車です。最近の洗車機はボディを傷つけることはありませんし、ワックス成分が出るメニューで洗車をすると幌も軽くコーティングされるので、手入れが楽になりますよ。新品のうちはコーティング成分がよく染み込みますから、新車のうちから洗車機で洗うと良いかもしれません。
さらに、新型では幌の開閉操作が軽く済むようになっています。女性でも車内に居たまま幌の開け閉めが出来るようにしました。
Q:サイドミラーは全車とも、ボディ同色ではない?
A:ロードスターはオープンカーなので、クローズにしたときに黒い幌との一体感を出すため、Aピラーやホイールを黒くしています。海外仕様にはボディ同色のミラーやシルバー塗装のホイールもあります。
Q:見た感じ、地上高が少し上がっているように見えますが。
A:人が乗っていない状態では、地上高は少し上がっています。重要の大きなクルマはサスペンションストロークが必要なので、人が乗り降りした程度では車体が沈み込んだりしませんが、軽いクルマは人間が一人乗っただけでも車体が沈みます。ロードスターは2名乗車のガソリン満タン状態で本来の性能が出るように設計しています。
Q:サイドガラスの三角窓はなぜ必要なのでしょうか?サイドガラスの三角窓はなぜ必要なのでしょうか?
A:本当は、三角窓はないほうが少しでも軽くなります。 しかし、これがないと風の流れが悪くなるので、オープン時の風の巻き込み対策の意味もあり新型でも採用しました。 また、車内の風の中でも、肩や胸に当たる風はオープン時の心地よさに繋がるのである程度は残し、不快に感じる頭や顔に当たる風はなくすなどの工夫を追求しています。
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