【ジュネーブショー2013】ロールス・ロイス、「レイス」を初公開
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ロールス・ロイスは、3月5日より開催されている第83回ジュネーブ国際モーターショーにて「レイス」を世界初公開した。
「レイス」の搭載するV型12気筒エンジンは、「ゴースト」の最高出力420kW(563bhp)を上回る、最高出力465kW(624bhp)を発揮し、8段のZF製オートマチックトランスミッションが組みあわせられいる。0-60mph加速は4.4秒で、時速100kmには4.6秒で到達。
エクステリアは、特徴的なファストバックデザインを採用。ルーフラインはテールにかけて、なだらかな曲線が描かれている。グリルは従来モデルに比べ、深く窪んだデザインとなっている。
インテリアは、「キャナデル・パネリング」と呼ばれるU字ウッドパネルが、キャビン全体を包み込むようなデザインを採用。天井には「ゴースト」等にも採用されている「スターライト ヘッドライナー」が施され、レイスでは1,340個のランプがルーフに星空を演出する。
サスペンションは、ボディロールを抑えたチューニングが施され、高速コーナリング時には重めに、低速コーナリング時にはやや軽めに、ステアリングフィールをフィードバックする調整している。
さらにGPSを介して目的地の地形データを取得し、ドライバーの運転スタイルから、最適のギアを予測するとともに、事前に自動設定する「サテライト・エイデッド・トランスミッション」を初採用している。
「レイス」の欧州価格は245,000ユーロ(約3000万)で、納車時期は2013年の第4四半期を予定している。
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