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試乗レポート 2014/5/5 07:00

【試乗】日産 エクストレイル ~岡崎五朗のクルマでいきたい~(ahead)

タフなキャラから 洗練されたオトナへ

日産 エクストレイル

水洗いできる荷室や撥水加工シート、本格的4WDシステムなど、アウトドアユースを強く意識したSUVとして2000年にデビューした初代エクストレイル。2007年に登場した2代目もその進化形であり、基本コンセプトに変化はなかった。高級とか上質さではなく、海や山といった遊びのシーンでガンガン使い倒せること。多少傷がついたって気にならない四角くてシンプルでタフな奴。そんなキャラは多くの人に支持された。

それに対し、新型エクストレイルはずいぶんと洗練された。ディテールにはエクストレイルらしさを残している部分があるものの、丸みを帯びたフォルムからは乗用車的なイメージが強く漂っているし、インテリアもかなり上質になった。それはそれで歓迎すべきことなのだが、エクステリアデザインを含め、エクストレイルらしさが薄れてしまったと感じる人もいるだろう。乗用車テイストの強いSUVであるデュアリスをカタログから落とし、エクストレイルに統合するというモデル戦略は、結果として新型エクストレイルの個性をやや分かりにくくしたように思える。

とはいえ、撥水シートや水洗いできるラゲッジボード、使いやすい荷室など、機能面ではエクストレイルらしさをしっかりと継承。4WDシステムもさらに進化した。

日産 エクストレイル

エンジンは2Lのみ。先代にあったディーゼルエンジンが用意されていないのは惜しいところだが、出来のいいCVTは2Lエンジンの能力を巧みに引き出し、一般道はもちろん、高速道路や山岳路でもストレスのない走りをもたらしてくれる。キビキビ感を抑え、穏やかで扱いやすい性格に仕上げたフットワークにも好感がもてた。ただし、荒れた路面で伝わってくるガツンという角の立ったショックは今後の課題だ。

個性が薄れたのか、それとも一皮むけて大人になったのか。そのあたりが新型エクストレイルに対する評価の分かれ目になりそうだ。

日産エクストレイル

使い倒せる道具としての力強さを継承・進化させながら、安全装備や環境性能も高めた新型エクストレイル。新しい電子制御技術である「アクティブライド・コントロール」「アクティブ・エンジンブレーキ」を採用、より安定性に優れた走りが得られるほか、燃費性能もアップさせた。年内にハイブリッド車モデルも投入される。

日産 エクストレイル 20X /4WD・3列車 主要諸元

車両本体価格:2,519,640円/全長× 全幅× 全高(mm):4,640×1,820×1,715 /車両重量:1,570kg/定員:7人 /エンジン:DOHC 筒内直接燃料噴射直列 4気筒/総排気量:1,997cc/最高出力:108kW(147ps)/6,000rpm/最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4,400rpm/JC08 モード燃費:15.6km/L/駆動方式:4輪駆動

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