トヨタレンタリース長崎、プリウスPHVのレンタカー貸出を開始
トヨタは、トヨタレンタリース長崎を通じ、4日よりトヨタレンタリース長崎 福江店において、プリウス プラグインハイブリッド(以下、プリウスPHV)のレンタカーとしての貸し出しを開始する。
長崎県は現在、経済産業省のモデル事業である『長崎県EV・PHVタウン』の主要プロジェクトとして、 世界遺産候補を有する五島地域においてEV(電気自動車)等とITS(高度道路交通システム)が連動した 未来型のドライブ観光システム『長崎EV&ITS(エビッツ)』を進めている。トヨタはこのプロジェクトに2台のプリウスPHVを提供し、多くのお客様に実際にプリウスPHVを体感していただくため、トヨタレンタリース長崎 福江店に配備する。同店は、一般のお客様が通常のレンタカーとしてプリウスPHVを運転することができる、国内唯一の店舗となる。
プリウスPHVは、家庭用電源からの充電ができ、電池容量を大幅に増やすことにより、満充電状態で23.4km) のEV走行が可能となっている。近距離ではEVとして走行し、電気を使い切った後は、従来のハイブリッド車と同じくエンジンを併用して走行できるため、レジャーや遠出などには、電池の残存量や 充電インフラの整備状況にかかわらず使用することができる。すなわちプリウスPHVは、ハイブリッドシステムを備えた、EVとしても安心して使えるクルマ、ということができる。
トヨタは2009年12月にプリウスPHVを市場導入した。2010年にかけて日・米・欧の官公庁、自治体、電力会社等の特定顧客を中心に約600台を順次納入する(日本:約230台、米国:150台、欧州:200台、その他:約20台)。トヨタは、エネルギー多様化への対応のひとつとして、自動車エネルギーへの電気 利用の促進においては、現時点ではPHVが本格的な普及に適したエコカーであると考えており、様々な使用状況からのフィードバックを踏まえ、PHVの早期普及を図るため、2012年初めまでに市販を予定している。
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