アグレッシブなデザインになった新型ヴェルファイアの存在感がスゴイ!新旧モデルを画像で比較

トヨタの上級ミニバン「ヴェルファイア」が、兄弟車のアルファードとともに2018年1月にマイナーチェンジします。

豪華な内外装が人気のアルファード/ヴェルファイアですが、2015年1月のフルモデルチェンジではデザインを大幅に変更し、売れ筋モデルは500万円台という高額車でありながら、他の上級ミニバンを圧倒してトップセールスを誇っています。

新型ヴェルファイアは、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が第二世代に進化して、昼間の自転車の運転者や夜間の歩行者の検知機能を追加した「プリクラッシュセーフティ」や道路標識を読み取ってディスプレイに表示させる「ロードサインアシスト(RSA)」などを搭載します。

なお、トヨタは2018年より、全てのトヨタ車・レクサス車に「Toyota Safety Sense(第2世代)」を導入していく予定です。

関連記事:トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」がさらに進化!2018年より順次導入

今回マイナーチェンジを行う新型ヴェルファイアは、安全性能の面だけでなく、デザインもより存在感のあるものに変更されています。

そんなヴェルファイアの新旧モデルを画像で比較してみます。

>>新型ヴェルファイアと先代ヴェルファイアを画像で比較する(106枚)

ヴェルファイアの新旧比較/エクステリア(外装)

フロントビュー

新型ヴェルファイアでは、最上級グレードのエグゼクティブラウンジにエアロ仕様のエグゼクティブラウンジZが新たに追加されました。

エアロ仕様のフロントフェイスは、バンパー左右の装飾がより大型化して、さらにアグレッシブに進化。Mクラスミニバン ヴォクシーのデザインと同様の逆三角形のモチーフを採用しています。

関連記事:ヴェルファイア顔になってバカ売れ!トヨタ ヴォクシーの新旧モデルを徹底比較!

この左右のデザインと、台形のフロントグリル下部との組み合わせで、より踏ん張り感のあるフロントフェイスとなりました。

さらに2段構えの3眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプは、これまでよりシャープな印象に。LEDクリアランスランプにはデイライト機能と流れるように点灯するシーケンシャルターンランプも導入されて、先進的な演出を施しています。

▼新型ヴェルファイア/外装デザイン

▼先代ヴェルファイア/外装デザイン

リアビュー

新型ヴェルファイアのリアビューでは、LEDリアコンビネーションランプが意匠変更され、ブロック状のランプが連なるようなデザインになりました。

また、メッキのバックドアガーニッシュの形状も変わり、ボディ幅いっぱいに延長されています。

▼新型ヴェルファイア/外装デザイン

▼先代ヴェルファイア/外装デザイン

ヴェルファイアの新旧比較/インテリア(内装)

インテリアのデザインは大きな変更はありませんが、最上級グレードのエグゼクティブラウンジのエアロ仕様(エグゼクティブラウンジZ)では、専用インテリアとしてブラック&ホワイトの内装色を採用しました。

シルバー木目調の専用加飾や防汚処理加工を施したホワイト色のプレミアムナッパ本革シートとともに、先進的でモダンな室内空間が広がっています。

▼新型ヴェルファイア/内装デザイン

▼先代ヴェルファイア/内装デザイン

ヴェルファイアの新旧比較/走行性能

走行性能では、トヨタブランドとして国内初となるV6 3.5リッターエンジン(2GR-FKS)を搭載し、燃費性能を高めながら力強いパフォーマンスを発揮します。加えて、こちらもトヨタ国内初となるDirect Shift-8ATを採用し、ダイレクト感あふれる走りが楽しめます。

また、構造用接着剤の適応範囲拡大や高剛性ガラス接着剤の使用などにより、ボディ剛性を高め、優れた操縦安定性と乗り心地を実現しました。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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