「アクセラ」から順次搭載!マツダの新技術“G-ベクタリング コントロール”とは?

「アクセラ」から順次搭載

G-ベクタリング コントロール制御車両のターンイン
G-ベクタリング コントロール概念図マツダ アクセラスポーツ 22XD PROACTIVE(2016年改良モデル)

マツダは、新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」を発表し、その第一弾として「G-ベクタリング コントロール(G-Vectoring Control、以下GVC)」を開発した。

7月14日より日本市場にて発売する大幅改良された「アクセラ」から順次、「GVC」をすべての新世代商品に搭載する予定としている。

「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」は、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」のひとつ。エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーなどのSKYACTIV技術の個々のユニットを統合的に制御することで、マツダの提供価値の根幹である「人馬一体」の走行性能を高める新世代車両運動制御技術の総称である。

>>「アクセラ」・2016年改良モデルを写真で見る(102枚)

「G-ベクタリング コントロール」とは

G-ベクタリング コントロール作動イメージ

「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾である「GVC」は、「エンジンでシャシー性能を高める」という発想と、人間中心の開発哲学に基づいて開発された。ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、これまで別々に制御されていた車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、四輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の制御技術である。

G-ベクタリング コントロール 荷重のかかるイメージ

タイヤの接地荷重状態の最適化により車両がよりドライバーの意図通りに動くようになり、無意識のものも含めたハンドルの修正操作が減少。抜群の接地性による運転の楽しさや安心感が向上する。また、乗員にかかる加速度(G)の変化がよりスムーズになるため、体の揺れが減り、乗り心地も改善。さらに、雨の日や雪道などの滑りやすい路面での車両の操縦性と安定性も高まる。

「GVC」は、ドライバーの運転技量によらず、低速からの日常走行、高速走行、ワインディング走行や緊急回避時など、幅広い走行シーンで一貫した効果を発揮。また、緻密に駆動トルクをコントロールできるSKYACTIVエンジンと、理想的な車両挙動を実現できるSKYACTIVシャシーの搭載モデルであれば、駆動方式やセグメントによらず様々なモデルに展開することが可能な汎用性の高い技術である。

関連記事:運転への自信が高まる!?マツダが誇る「SKYACTIV技術」が更に進化

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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