三菱 スターキャンプ 2014 イベントレポート[2014/08/02-03・朝霧ジャンボリーオートキャンプ場](1/3)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:和田清志
250組の三菱車ユーザーたちが静岡・朝霧高原のオートキャンプ場へ大集結!
8月2日、3日の週末、静岡県朝霧高原の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場にて、三菱自動車が長年開催している「スターキャンプ」が開催された。
このイベントは三菱車ユーザーを主な対象にオーナーのクルマでテント泊を含んだキャンプやアウトドアを楽しんでもらうというもので、今年は250組の参加者が集まった。
メインとなるのは当然参加者各々で行うキャンプやアウトドアになる訳だが、会場のイベント広場では参加者全員が楽しめるプログラムも満載であった。今回はイベント広場でのプログラム、参加者へのインタビューを中心に「スターキャンプ」の模様をレポートする。
[イベント広場]4WDキット体感同乗体験会
数あるイベント広場でのプログラムで一番の注目を集めていたのが「4WDキット体感同乗体験会」だ。三菱車が登場するイベントで目にする機会も多いこのプログラムは、パジェロとデリカD:5のクリーンディーゼルを使って20度、30度、45度と傾斜が大きくなる超急な登坂をメインに、鉄骨で作られたモーグル路、キャンバー路、階段の走行に同乗し、2台のポテンシャルの高さを体験するというもの。
ドライバーはダカールラリーでパジェロを駆り日本人初となる2連覇を遂げ、今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムではMiEVエボリューションⅢで電気自動車改造クラス2位に入り、同クラスでの三菱の1-2フィニッシュに貢献した増岡弘さんだ。
パジェロでの走行をお願いし、同乗走行開始直後にあの登坂が始まる。急坂を上るパジェロと増岡さんは涼しい顔をしているが、傾斜が30度になると前に見えるのは本当に空だけ! 45度の急坂になると「後転するんじゃないか」という不安も覚えるが、増岡さんとパジェロのコンビは何事もなく45度の急坂を登り切ってくれた。
実はパジェロはバックでも45度の急坂を登ることが可能で、こちらもデモンストレーションをお願いすると、意外にも迫力があったのはバックの方だった。なぜかというと、急坂を登り切り下る際の光景は立っている状態で足元を見るような断崖絶壁だからだ。助手席では床に足を力一杯踏ん張り、アシストグリップを握りしめながらであったが、超急な下り勾配も難なく降りることができた。
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