アウディS4/S4アバント 発表会速報
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S4発表/A4 2.0 TFSIクワトロ 追加
アウディ ジャパンは25日、A4シリーズのトップエンドモデルである新型S4を投入し、さらにA4に 2.0 TFSIクワトロを追加したと発表した。
まず3代目となる新型S4は、スーパーチャージャー付きV型6気筒3.0Lエンジンを搭載。333ps/440Nm(0-100㎞/h加速5.3秒:セダン)というパワーエンジンを制御するのは、縦置き型エンジン用に新開発された7速Sトロニックだ。燃費は先代S4(V8 4.2L)より18%も向上の、リッター8.6㎞を実現。従って環境にも寄与したハイパフォーマンスカーだという点をアピールする形となった。さらに足回りでは、アウディが市販モデルにおいて初採用となる後輪左右駆動力を可変配分する“リヤスポーツディファレンシャル”を標準で装備している。
S4専用パーツ類ではLEDテールランプや、左右2本出しのエギゾーストパイプをはじめ、シルクナッパレザーの電動Sスポーツシートやカーデコラティブパネルなどが装着される。
一方、A4 2.0 TFSIクワトロは1.8Lと3.2Lの間を担うモデルで、新型直4 2Lエンジン(211ps/350Nm)+7速Sトロニックを搭載する。燃費では同セグメント内でダントツの12.0㎞/Lをマークするなど、従来比で13%の向上を達成している。新型A4発表時より、この2Lモデルの投入を望む声は多く、待ちに待ったモデルとも言える。
S4はセダンが¥7,850,000、アバントが¥8,030,000、続いてA4 2.0 TFSIクワトロ セダンが¥4,950,000、アバントが¥5,130,000。発売日はS4が5月1日より、A4 2.0 TFSIクワトロが3月25日からとなる。
A4はアウディの中で最も販売台数の多い主力モデルであるだけに、今後の販売状況も気になってくるところだ。
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