レンジローバースポーツ/レンジローバーヴォーグ 試乗レポート(3/3)

レンジローバースポーツ/レンジローバーヴォーグ 試乗レポート
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高級SUVブランドながらオフロード性能の高さを改めて実感

レンジローバーヴォーグ
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途中でレンジローバーヴォークに乗り換えた。

与えられている電子デバイスは基本的に同じ。路面状況に応じて、ロータリースイッチを回し、オンロード/草・砂利・雪/泥・轍/砂地/岩場の5モードを選ぶことで、エンジンマネージメントシステム、ギアボックス、エアサスペンション、トラコン、そうした電子デバイスを走行状況に応じて、複合的に機能させることができるランドローバー独自の「テレインレスポンス」の効果も大きい。

前日の雨で、上から見ると底なし沼のようになっている路面(実際には泥が軟化しているのは上面から数十cmほど)に出くわしても、すかさず「泥・轍」モードに切り替えて、いとも簡単に走りきることができた。

おそらく「オンロード」や「草・砂利・雪」モードでも苦労すれば通過できたはずだが、「泥・轍」モードではまったく苦労することなく、イージーに通過できた。

4×4インフォメーション画面

走行時は、ふたつに分かれたモニター画面に、ドライブトレイン、フロントホイールの向きなど、作動状況に関する情報をリアルタイムで表示させることができる「4×4インフォメーション」が、より適切で安全な判断ができるようアシストしてくれる。

さらに、5台のデジタルカメラによる、周囲ほぼ360度の状況のカラー映像を表示する「サラウンドカメラシステム」のおかげで、極悪路をゆっくり進むようなシチュエーションで、段差や轍の深さなど周囲の状況を把握しながら走れるというのも心強い。

トラクションコントロールは、タイヤが15度空転すると介入する。

レンジローバーヴォーグレンジローバーヴォーグ

また、いまやオフローダーの一般的装備となりつつある「ヒルディセントコントロール」をいちはやく導入したのもランドローバーだったが、これをバックでも作動させることができるのはランドローバーのみだ。

直線の砂利道でABSの効きを試したときには、わざとステアリングホイールを緩く持っていたのだが、あまり左右に振られることもなく、スムーズに減速することを体感。

また極悪路では、一瞬で90度ほどステアリングが取られて回ってしまうことも少なくないのだが、キックバックがよく抑えられていることに感心。

どんな路面でも乗り心地がよく、凸凹の激しい路面で、もっとガツンと来てもおかしくないような場面でも、衝撃のカドが上手く丸められ、快適性が高く保たれていることも印象的だった。

さらに、上り坂でも下り坂でも、ABSと連動し、ブレーキペダルから足を離しても3秒間ブレーキ保持状態を維持してゆるやかにリリースするという「グラディエントリリースコントロール」という機能も備えている。これがあると、坂の途中で何かアクションを起こしたいときに、大急ぎでペダルを踏みかえる必要もなくなるので助かる。

レンジローバーヴォーグ

ランドローバーはいうまでもなく高級SUVブランドではあるが、本質はあくまで「オフロード」にあるとあらためて認識した。

筆者にとっても、こうしてCCV(クロスカントリー車)で悪路走破性を試す機会というのはたびたびあるのだが、そのたびに思うことは、まあ走り切れること自体は想像がつくものの、そこにある「感覚」というのは、車種によってけっこう違うということだ。

ランドローバーの場合、運転のしやすさ、キャビンの快適性、上質感などが、同カテゴリーのライバル車とはレベルが違うのだ。

テクノロジーの進化は、かつての「夢」を次々に現実のものとしてきたが、そこに適切なノウハウが加われば、より良いものが生まれる。ランドローバーには、その歴史が裏付ける実績があり、誰にも負けないノウハウの蓄積と、それを活かす術を持っている。

ゆえにオフを知り尽くしたランドローバーは、こうしてオフに連れてきてこそ、よりいっそう輝きを増すのだと思う。

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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